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輪廻について(長文です)

輪廻のことで分からないことがあります。 輪廻というのは、人の魂が肉体から抜けて、そしてまた新しい肉体を得て現世に生まれ変わる、ということですよね? 魂が肉体を得て現世に生まれ変わるのなら、なぜ「墓参り」というものがあるのでしょうか。墓に向かって手を合わせても、その墓の中の人の魂は生まれ変わっている、もしくはその準備(?)で忙しいだろうに、何に手を合わるのでしょうか。 それだけでなく、お盆に帰ってくるというご先祖様の霊は、なぜ輪廻しないのでしょうか。 仏教に文句をつけているわけではなく、単純に知りたいだけです。どなたか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.2

>>なぜ「墓参り」というものがあるのでしょうか。 これは中国の先祖供養の影響ですね。釈尊の時代にはなかったことですが、先祖を供養したいという残されたものがすることですからそれはそれでよいんじゃないでしょうか。 >>その墓の中の人の魂は生まれ変わっている、もしくはその準備(?)で忙しいだろうに、何に手を合わるのでしょうか。 死んで墓を死後の家と勘違いして座っている人もたくさんいますから、なんともいいようがないですね。 >>それだけでなく、お盆に帰ってくるというご先祖様の霊は、なぜ輪廻しないのでしょうか。 死後、あの世に帰るのがまず条件の一つですね。それから数百年あの世で生活して再びこの世に生まれるのが普通の転生ですね。あの世のご先祖も忙しくしているのですが年に2回の彼岸とお盆ぐらいは子孫がどのようにしているか観に来ても良いというだけですよ。 直近の先祖がこの世でさ迷わないように、教えるのが子孫の供養でしょうね。直近のご先祖が迷いなくあの世に帰ることですね。 葬式やお墓というのは、もう死んでますよということを教える役目はしてますが、ご本人があの世に旅立つための前向きな供養にはなってませんね。 転生輪廻のシステムもかなり複雑なので、そこまでわかる坊主が少ないのでわけがわからないことも多いですが、形式だけは残っているということだけですね。

noname#115719
質問者

お礼

なるほど、死んでから生まれ変わるまで数百年かかるのですか… 謎が全て解けました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.1

仏教の元になったバラモン教、ヒンズー教においては、輪廻転生の考え方をします。 しかし大乗仏教が生まれた地区(現在のパキスタン北部~アフガニスタン南部)では、ゾロアスター教の影響が強く、そこで仏教文化とゾロアスター教文化が交じり合い、大乗仏教が生まれました。 そのため、死後感も、仏教の影響による輪廻転生の考え方と、ゾロアスター教による死後の世界(極楽浄土)の考え方が混じって大乗仏教としてうまれてしまいました。 その混乱が、質問者のような疑問になるのです。 阿弥陀系(法華経や日蓮系、浄土系など)の仏教では、輪廻転生の考え方はほとんど残っていませんが、密教系、禅宗系では、両者の考え方が混合しています。

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