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指名打者制での打順編成

セ・リーグならば、いちばん打つ確率の低いピッチャーが9番打者です。 それならパはキャッチャーが9番になると考えるところですが、実際は半分以上のチームが野手を置いています。キャッチャーは(強打者を除き)セと同じ8番で、日ハムの金子誠選手などはほぼ3割の数字を残しながら9番です。 指名打者制での打順編成というのは、9人野球とは異質のものなのでしょうか。

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noname#119951
noname#119951
回答No.2

#1です。もう少し、他の回答者からレスポンスがあるかと思ったのですが、ないようなので再回答させていただきます(笑)。 出塁して走者になり、状況に応じて走塁する、というのはピッチャーにとって、かなり体力を消耗しますし、次の回のピッチングのリズムにも影響します。毎打席「打ち気満々のピッチャー」って、投手コーチからも注意されますよね。たかだかシングルヒットを打ち、それが得点につながる確率(メリット)より、出塁・走塁によりスタミナを消耗するデメリットの方を重視しているのだと思います。自身がホームランを打てば文句はないのでしょうけど(笑)。 また、プロにおけるピッチャーの打席というのは、「打力の弱い打者の打席」という単純なものではなく、両チームにとって微妙な意味合いがあります。たとえばインコースの厳しい球は投げない(ピッチャーの打席で、のけぞるようなコースへストレートを投げれば、かなり険悪なムードになりますよね)という慣習。両チームに「ピッチャーにケガをさせるような投球はしない」という「暗黙の掟」があるのは何となく理解できることと思います。重要な場面を除いて、ピッチャーの打席ではそういう「限定されたコース」で勝負が行われるので、たまたまヒットが出ると、守備側チームは唇を噛む気持ちでしょう。そういう軋轢を回避する意味でも「もっとも打席が回らない打順」に置くというのも理由の1つです。 さらに、打撃に重点をおく試合=負けている試合、なので、ピッチャーが交代している可能性も高いです。先発ピッチャーが打力があるからといって、そこそこの打順に組み入れても、投手交代し、弱い打力の後続投手がその打順に入っても打撃のつながりが分断されてしまいますし。 ですので「打率の1番弱い打者が9番」なのではなく、セでもパでも「打率の1番弱い打者は8番」であり、9番は、パではセオリー通り、セでは特別事情の打者、という解釈だと考えています。

noname#184965
質問者

お礼

好きなチームのピッチャーが打つと「え、能見が打ったんか」と予想外の喜びに沸き、逆だと「なにルイスに打たれとんねん」といっそうの悔しさを感じます。そんな一喜一憂も観戦の楽しみではありますが、言われてみると特殊な事情を持つ打者というのも納得できます。パを含めた9番打者の扱いについての疑問も解決しました。どうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#119951
noname#119951
回答No.1

理想的な打順を考えるのなら、9番→1番→2番 という繋がりを考えれば、9番には、そこそこ足の速いユーティリティプレイヤーを置くのが一般的でしょう。ですからパリーグではそういう編成になっています。V9時代の巨人もピッチャーを8番において、9番に野手を置いていましたし。 セリーグでピッチャーが9番なのは、単純に言えば「できるだけ打席には立たせたくない。投球に専念させたい。死球の危険性もあるし、もし出塁してしまえばスタミナを消耗するし、肩を冷やしたり、次の回のウォームアップもできない。」というような理由で、最も打席が回ってこない9番に置いているのです。

noname#184965
質問者

お礼

回答ありがとうございました。かつて少年野球で「9番というのは1番につなぐ大事な打順」と教わりましたが、それを実践していると言えるのですね。

noname#184965
質問者

補足

ピッチャーも9人目の打者として参加し、打って点につながれば自らの投球を楽にする効果があるはずです。その意味で少し消極的な考え方だと思うのですが、これが現実なんでしょうか。

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