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データリンク層のプロトコルは何で決める?
TCP/IPはOSに入っていて、アプリケーションによって、例えば、TCPが使われるとかUDPが使われるとか決まると思います。 調べてみると、データリンク層はイーサネットとかPPPとか種類があるとあったのですが、これらは何が要素となって決まるのでしょう?(ケーブル?ネットワーク機器?) よろしくお願いします。
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失礼ながら #3のご説明はOSI参照モデルの話で、 「データリンク層はどのように決定されるか?」 のご質問に対して的を得ていないでしょう OSI参照モデルの理論からすれば、データリンク層がなんであれかまいませんが、 現実にはデータリンク層はコンピュータに装着している、データリンク層を担うハードウェアによって決定されます よってOSが 「ブラウザでの通信はネットワーク層=IP、データリンク層=Ethernet」 「ネットゲームはネットワーク層=IP、データリンク層=FDDI」 「ファイル転送はネットワーク層=IP、データリンク層=トークンリング」 のように気の向くままデータリンク層を変更していくなんてことはできませんよ Ethernetのハードウェアしか装着していないのであれば、FDDI、トークンリングを利用することはできません よって、OSI参照モデルでは、 「ネットワーク層のプロトコル数×データリンク層のプロトコル数」 が、組み合わせで存在しえますが 現実的には、 「OSが利用可能なネットワーク層のプロトコル数×装着しているデータリンク層のハードウェア」 ですね つまり、データリンク層はソフトウエア部分(OS)のみでは決まらず、ハードウエアによって決定されるので、 #2の回答とさせていただきました よって >何が要素となって決まるのでしょう は、「装着しているデータリンク層のハードウェアで決まる」です ではなぜこのハードウェアに決定された(このハードウエアが装着されているのか?)のかと疑問をお持ちになると思いますが、 これは「ネットワーク設計者(ハードウエア設計者)の思想や、このネットワークを取り巻く環境に左右されて決定がなされた」です 身近なものでいえば、100MbpsのLANボード(Ethernet)ですが、なぜこれかと考えますと、「一番普及している」がネットワークを取り巻く環境要因でしょう 「回線速度が必要十分である、コストが安い」が「ネットワーク設計者(ハードウエア設計者)側の要因でしょう もし、FDDIが選択されたならば「Ethernetよりスループットがよい」などが理由で上がるでしょう。もちろん現在のPCで利用されていないのは、デメリットのほうが大きいからです
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#3をちょっと訂正 >・上位層、下位層は自由に選べる ・どの上位層にもカプセリングを提供できる ・どの下位層のカプセリングも利用できる
もう一度整理してみましょうか アプリケーション層:FTP、HTTP セッション層:TCP、UDP ネットワーク層:IP、IPX、aplletalk データリンク層:Ether、PPP、トークンリング ルールは2つ ・同じ層の通信は同じプロトコルが必要 ・上位層、下位層は自由に選べる なので例えば 1.ネットワーク層ではIPノードからIPノードなど同じプロトコルでしか通信できない 2.IPノードはパケットのカプセリングに好きなデータリンク層を選べる これはほかの層、プロトコルでも同じです(ただし、アプリケーション層はプログラムとして固定してしまっている場合が多いです。) なので、ネットワーク層からみれば用意されているデータリンク層をどれでも利用できます。 どのデータリンク層を用意できるからは、お金・設計思想・運用性など次第になります。
使用するネットワークのハードウェアによって決定されます データリンク層は例えばLANボード等のハードウェア内部のプロトコルですので、 アプリケーションやOSが”選ぶ”のではなくて、ネットワークの利用体系に合わせてネットワーク設計者(管理者等)があらかじめハードウェアを選定して決まることになります たとえば、PCからルータ間であればEthernetを選択する設計者が多いでしょうし、 遠隔地のPCに直接接続するならばアナログモデムのPPPを選択することも多いでしょう 結局、利用するネットワーク機器で決定されるということになりますね
「決まる」と書くから意味不明になります。 「選ぶ」のです ftpの設計者はTCPを「選び」、SNMPの設計者はUDPを「選んだ」のです データリンク層は、 IPアドレスを設定する人がどのデータリンク層を使うか選ぶのです。