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参議院議員と衆議院議員の違い(舛添大臣を例に教えてください)

舛添さんは参議院議員でありながら、厚生労働大臣に就きました。 そのため今回衆議院選挙に出ていませんが、参議院議員になったら衆議院議員になるには参議院を辞任して空白の時間をすごしてから衆議院議員になるのでしょうか? 全体的に衆議院議員の方が大臣になる確立は高いと思っていますが、なぜ参議院議員に立候補したのでしょうか? 舛添さんが厚生大臣になる確立は低いですが、インフルエンザや薬害エイズについて努力してきたことが、民主党になって全く反転してしまうことはありますか?

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  • KKBKTS
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回答No.3

>>舛添さんは参議院議員でありながら、厚生労働大臣に就きました。 自民党の内閣には参議院枠は2つあり、参議院のドンの青木幹雄氏の(事実上の)推薦で大臣ポストが決まります。 舛添大臣は直前まで自民党参議院政審会長という要職にありました。 よって大臣になったと思います。 >>衆議院議員になるには参議院を辞任して空白の時間をすごしてから衆議院議員になるのでしょうか? その通りです。 参議院議員を辞職して衆議院議員に立候補します。もし落選したらただの人になります。 今回の選挙では民主党の浅尾慶一郎氏が参議院を辞職して、みんなの党公認で衆議院に立候補、当選しました。 浅尾氏の辞職した参議院神奈川選挙区は来月に補選があります。 もし舛添氏が立候補していたら、彼は比例選出だったので欠員は名簿順に繰り上げ当選になります。 >>全体的に衆議院議員の方が大臣になる確立は高いと思っていますが、なぜ参議院議員に立候補したのでしょうか? 先に述べたように大臣ポストは参議院枠が2つあります。 舛添議員は圧倒的な知名度で自民党の比例票の上積みを目標にして参議院比例区で立候補しました。予想通り(確か)全国最多得票だったと思います。 舛添議員は東京都知事狙いと噂されています。 10月に東京五輪招致に失敗したら石原知事が辞任するのではという憶測があります。 民主党の菅直人氏が東京都知事に意欲を見せていましたが政権交代で内閣に入りますので、民主党には有力な候補がいません。 現副知事の猪瀬直樹氏は敵が多いのでどうでしょうか? となると、今自民党総裁になっても政権奪還の見込みはないため、舛添議員を東京都知事にと水面下で動いているわけです。 。

aspick001
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回答No.4

舛添議員のことについて回答します。 舛添氏は2001年の参議院選挙で比例代表(全国区)で当選し、2007年の選挙で当選し現在2期目です。 http://www.sponichi.co.jp/society/special/2009politics/KFullNormal20090817058.html 本人は今回の選挙の鞍替え出馬を否定しております。 そもそも参議院の全国区とは、衆議院選挙のように比例代表をブロックに分けるのではなく、全有権者の投票から選ばれます。ですので2007年の丸山氏(自民)、横峯氏(民主) 2004年の竹中氏(自民) 2001年の舛添氏(自民) 大橋氏(民主)などメディアなどで知名度があるいわゆる「タレント議員」のような人物が当選しやすくなっております。 逆に衆議院だと小選挙区との重複立候補との兼ね合いもあり、比例単独1位(もしくは当選圏内の比例上位)での立候補はしにくいのが実情です。 http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/mai/kaihyo/hirei_seitouk.php?bid=05&sid=001 たとえば今回の選挙、自民党の比例東京ブロックは重複立候補者を1位(22名)にして、単独立候補者をその下(23位~28位)に置きました。いくら知名度があるからって必ず当選する比例代表の当選圏内に鞍替えで出馬するのは得策ではないでしょう。 >舛添さんが厚生大臣になる確立は低いですが 自民党は次期政権に閣内協力はしないわけですから自民党員である以上舛添氏が入閣することはないでしょう。比例選出の議員のため自民党を離党してまで議員で居ることも非難の対象になりますし、そもそも議員を辞職して民間からの招聘として民主党に協力するか?と言われたら、舛添氏にメリットがないのでその可能性も低いでしょう。

aspick001
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  • tyr134
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回答No.2

まずは、衆議院と参議院の違いから。 日本は議会制民主主義を導入しており、その議会を二つ設ける「二院制」という体制をとっています。 この体制を整えたのは、明治時代(1890年)に成立しました。 イギリスの貴族院と庶民院を参考に、日本でも貴族院と衆議院が作られました。 名前からも分かるように、貴族院というのは、貴族の身分を持っていないと議員になることはできません。 一方、衆議院の場合は25歳以上の男子からならる選挙を経て議員となれます。 この二つの議会で国会を構成しました。 二院政(両院制とも)を取る理由は、建前としては「違う選出方法で選ばれた議員で構成されるので、一院政よりもより深い議論ができ民主制が強化される。」というモノです。 現実としては、「民主化運動」の過程で、民衆側がが勝ち取ったのが衆議院という議会です。 しかし、民衆は時に間違った選択をする場合があるので、そのチェック機能として「貴族院」がおかれることになりました。(まぁ、もちろん上流階級の庶民への抵抗という面もありましたけど。) 衆議院は任期は4年、貴族院は原則として7年で、天皇に選ばれた勅選議員は終身制でした。 そして、戦後になるとGHQの指導のもとに「身分制の廃止」が決まりました。 また、GHQ側は、衆議院だけの一院制にしようとしていましたが、日本側の強い要望のもと有権者の投票で議員が決まる公選制を条件に二院制を認めました。 第二院は参議院と命名され、任期6年で3年ごとに半分の議席を改選し、解散されない方式となりました。(衆議院は総理大臣が解散できるが、参議院ではできない) これは、6年という長期間議員の身分が保証されるので、ある程度世論に左右されずに政策・法案を審査できるようになります。 上段でも述べましたが、世論が絶対正しいという事は無く、たまに民衆は間違った判断をするものです。 また、任期4年で解散される事がある、という比較的短く不安定な身分となるため、いきおい民衆に媚びを売る連中も出てきます。 そういったことも含め、身分が安定した議員がチェックをする必要があるわけです。(というのが、二院制賛成派の意見) 一方で、衆議院も参議院も自民党が長く過半数を握っていたため、参議院ではろくに審議もせずに法案可決なんて事が横行しました。 これを揶揄して「参議院は衆議院のカーボンコピーだ」なんて批判されることもあります。 因みに、イギリスは貴族制は残っており、貴族院はその貴族のみで構成されています。 また、貴族という特権階級なので給料は無料です。 ただ、権限はさほど大きくはなく、庶民院の出した法案をチェックし、意見を述べる位です。 しかし、その意見がしばしば優れたアドバイスとなり、庶民院の法案の再考を促す機関として、国民も必要性を認めているようです。 >そのため今回衆議院選挙に出ていませんが、参議院議員になったら衆議院議員になるには参議院を辞任して空白の時間をすごしてから衆議院議員になるのでしょうか? 「日本国憲法第48条 何人も、同時に両議院の議員たることはできない。」 とありますので、衆議院と参議院を同時に兼ねる事はできません。 今回の選挙でも、田中康夫氏参議院を辞し、鞍替え選挙に出て衆議院に選ばれました。 そのため、8月18日、参議院議員は自動失職となりました。 なんで当然、衆議院に当選しなければ「ただの国民の一人」として、次回の参議院選か衆議院選まで暮らさなければなりません。 >全体的に衆議院議員の方が大臣になる確立は高いと思っていますが、なぜ参議院議員に立候補したのでしょうか? この理由は、本人に聞くしかないでしょうけど。 因みに、上記で述べたように衆議院と参議院とでは目的が違います。 衆議院は直近の選挙で選ばれ、任期も4年なので良くも悪くも民意を反映した議員で構成されます。 そのため、「直近の民意を得た」という正当性でもって、「衆議院の優越」などの大きな権限が与えられ、それでもって法案を審議・可決します。 一方、参議院は行き過ぎた世論で謝った方向に衆議院が向かわないようチェックするのが目的です。 そのため、「民意を代表している」という意味では参議院議員よりも衆議院議員のほうが上位にきます。 そのこともあって、衆議院から大臣を選ぶという事が慣習化したモノと思われます。 法律的には、内閣総理大臣であれ、各大臣であれ参議院議員から選ぶことは可能です。 と、少し話がズレましたが、やはり舛添さんが「なぜ、参議院に立候補したのか?」は、本人のみぞ知る、でしょうかね。 単に、6年間は地位が安寧だからともいえますし、たまたま参議院選が近かったからともいえますので、、、。 >舛添さんが厚生大臣になる確立は低いですが、インフルエンザや薬害エイズについて努力してきたことが、民主党になって全く反転してしまうことはありますか? おそらく、「ミスター年金」こと長妻昭氏がもいますし、当時厚生大臣として官僚が無いと言い張った薬害エイズに関する資料を、特命チームで洗い出し、「薬害エイズ被害」を初めて行政の一大臣として謝罪した実績もあります。 なので、厚労省関係では個人的に期待しています。

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  • fc3s_kk
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>全体的に衆議院議員の方が大臣になる確立は高いと思っていますが、なぜ参議院議員に立候補したのでしょうか? 参議院は「良識の府」と言われてるように、 慎重な政策を期し、より幅広い民意を反映するために、 衆議院とは異なる任期期間・選挙区制度で選出されます。 その重要性を鑑み、桝添先生が衆議院よりも参議院を選ばれたのでしょうから、衆議院のほうがよいとか、衆議院のほうが大臣の選ばれやすいというのは大きな問題ではないと思います。 >舛添さんは参議院議員でありながら、厚生労働大臣に就きました。 大臣を選ぶ際には「大臣の半分以上が議員であること」という憲法による定めがあるだけで、衆参どちらの議員でもよいわけです。 参議院でも一般人でも大臣になることは不思議なことではなく、 衆議院の優位性は特にありません。 もう少し言うと、参議院議員でも総理大臣になることは可能です。 >そのため今回衆議院選挙に出ていませんが、参議院議員になったら衆 議院議員になるには参議院を辞任して空白の時間をすごしてから衆議院議員になるのでしょうか? 参議院議員が衆議院議員になるためには、当然参議院議員の職を辞し、衆議院議員選挙で当選しなければなりません。 >舛添さんが厚生大臣になる確立は低いですが、 桝添議員が厚生労働大臣になること可能性はほぼ皆無であると思います。 >インフルエンザや薬害エイズについて努力してきたことが、民主党になって全く反転してしまうことはありますか? う~ん、具体的にどのような政策のことを言っておられるのかわかりませんが、当然大臣が変わることによって、行政の方向性が変わるということは考えられます。

aspick001
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