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「カシミヤ混」のカシミヤって意味あるの?
ユニクロのコットンカシミヤ(カシミヤ10%コットン90%)というのを見つけ、 サイズやデザインは気に入ったのですが、 カシミヤ10%って何なの?意味あるの?ってちょっと疑問です。 http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/227668-03 お詳しい方がいらっしゃいましたら教えて頂けると助かります。 (サポートセンターに電話したら教えてくれるのかな?)
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再度の回答です。 昔から、季節の合間に着る服を「合物・・・あいもの」と言います。 肌寒い季節は、初秋と初春は似ていますよね。 朝晩は涼しいので、日中とは違う気温の頃です。 ですから、このカシミア10%のものを買われても、初春の頃にも着れますが、秋色カラーで夏物に近い綿の混率の高いものと春色カラーでウールの混率の高いものとして、アパレルは端境期に売るものを作るのです。 アパレルの勝手と言えば、そうなんでしょうね。 であれば、すぐに着なくても薄手の「ファインゲージ」と言われる、編み目の細かい薄手のウール100%のほうが着る時期は長いです。 このことから、端境期のものを着るのは服を沢山持っている「おしゃれな方」となります。 ほぼ、季節の前倒しで真っ先に買われる客は、上客となるわけです。 上代もそれなりにお高いです。 勿論、季節のしょっぱななので、デザインも凝ったものが多く、枚数もさほど多くないです。 時期に入ると「マス向け」に確実に売れるものをアパレルは、作ります。 ほぼ、皆が着だす頃のセーターなどですね。 それが過ぎると、セール時期になります。 買い控えて実充期にも買わない、もしくは来年度のために買うなどの計画買いの時期です。 枚数多く、デザインもさほど凝らないものです。 汎用性の高いものなら、薄手ウール100%をオススメします。 もうすぐ店頭に出てきます。 カシミア100%でもファインゲージなら、秋から春先まで着ることは出来ますよ。今はカットソー並の薄手のセーターでカシミアもあります。
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- Aoki Ken(@kenaoki)
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ニューヨークから失礼します。近年は、加工技術の進歩もあって 綿(植物繊維)とカシミア(動物繊維)等の異素材の混紡が随分と 増えてきました。 カシミアはウール(羊毛)の仲間ではなく、繊維上は全く別に ヘアーとして分類されます。カシミア山羊とは言っても、現在その ほとんどは内蒙古にて収穫され、つまり中国の管理下にあって、 ここ数十年中国の外貨獲得のための重要な原料のひとつであった のですが、この中国が管理している、というところにカシミアの 持つ宿命的なトリックのひとつがあり、現在カシミアは原料の段階で 6段階に分かれております。 つまりカシミアといってもピンキリなのであって、そのピンキリの 差は、全くの別物と言い切ってしまっていいほどで、最上級ホワイト カシミアについては、ロンドンに本拠を持つ、某シンジケートが ほぼ一手に入手、加工生産し、欧米の貴族上流階級専用のビジネス をいたしております。そして原料が5等級、6等級のものについては、一応同じカシミアという素材名こそ付けられはしますが、ここが 中国らしいところで、いい言葉ではありませんが、 contaminationという、はっきり言えば、単に原料のグレード が低いだけではなく、混ぜモノがされているケースが多いのです。 その証拠として、近年日本では、社会的認知度信用度が高い、 高級店とされている百貨店や専門店においてさえ、商品の検査結果 から、カシミヤ100%の表示ながら、実は全くカシミアが使用 されていなかったりetc.、といった不当表示が発覚し、相次ぐ 商品回収の騒ぎとなったことが何度もニュースとなりました。 御指摘のユニクロの商品については、多分米国市場に向けて開発 された、つまりニューヨーク店向けの商品だと思われますが、 カシミアがたとえ10%であっても混紡されていると肌触りも いくらかソフトになり、またluster、つまり素材自体に少々光沢感 (高級感)も出て発色もよりきれいさが増すので、こうした素材は 米国市場においては”一般消費者受け”がより好くなるものと されているのです。(人種的にも肌がデリケートな人が多く、 とにかく素材がソフトなものが好まれる傾向がある。) また洗濯についても、家庭で洗濯機にてなんとか洗えるという メリットが出てきます。洗濯機の水流については、米国の方が日本の ものより強くないという理由もこれにはあるのですが。)
お礼
たとえ10%でも違いが出るんですね。 肌にも優しくなるのなら有り難いです。 とても勉強になります。 回答を有り難うございました。
- carrotcake
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ユニクロではありませんが、似たような素材のニットを持っています。 コットンにカシミヤが10%入っただけで、コットンとは明らかに違う柔らかい手触りになります。 色合いもコットン100%のものより綺麗です。 ウール100%ほどの保温性はないので、秋の肌寒いときにはちょうどいいですよ。
お礼
経験者様とのことで、とても参考になります。 そうですか!質感が明らかに良くなるんですね! うーん、買ってみたくなりました。 回答を有り難う御座いました。
カシミア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%82%A2 しなやかさ、光沢感を出し、暖かく。。。 カシミア100%のものを着たなら、すぐ解ります。 ウール100%より、軽く暖かしなやかで肌ざわりは抜群です。 この季節、まだ寒いまで行かないので、少しだけ暖かい感覚を出すために初秋物として、混紡します。 綿100%より、しなやかでウォーム感がでます。 反対に初春ものとして、ウールの混率を上げ、綿を入れたり、麻を入れたりで季節感を出すんですよ。
お礼
回答を有り難う御座います。 カシミヤ100%のメリットは知っていたのですが・・・ 10%だけカシミヤってどんだけの意味があるのかな、と疑問に思いました。 10%でも仰るような「少しだけ暖かい感覚」「しなやかさ」って出るのでしょうか? また、逆にカシミヤ100%だと、暑すぎて期間限定でしか着られなくなるのでしょうか? どういったものを買えばいいのか迷っています。
お礼
度々恐れ入ります。 なるほど・・・ 非常に勉強になりました。 また、薄手ウール100%がお勧めとのことで、非常に参考になりました。 これから、薄手100%を手がかりに、探していこうと思います! 本当に有り難う御座いました。 モヤモヤがスッキリ致しました。