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字源・字義 「菫」

(上記の文字は、字体が正しく表現されていないので、正字をご確認ください) Q1.先ず、下側のツクリについてですが、「勤」や「難」に似ていると思ったのですが、  詳細観察すると縦棒が上に突き抜けています。  「勤」や「難」とは異なった字源を持つものでしょうか? Q2.草カンムリの下に横一棒があるのも「勤」や「難」と違います。  なぜ横一棒が必要なのでしょうか?  これはどんな意味を持つのでしょうか?

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  • c2662fly
  • ベストアンサー率54% (45/83)
回答No.3

1.縦棒が突き抜けていることについて 「菫」「勤」「難」はそれぞれ共通の文字に「くさかんむり」「ちから」「ふるとり」を組み合わせたものです。 共通の文字なのに字形が違うのは、常用漢字表に入れるときに省略字形を使ったためです。本来「勤」も「難」も、「くさかんむり」ではなく「廿」で、縦棒も突き抜けた字形です。 そして共通の文字とは、「黄」と「土」とが合わさった"キン"と読む字(JISに登録されていない。「僅」の右側の字形)です。字義は、ねんど、まこと、つつしむ(謹)、わずか(僅)、ぬる、です。 2.「菫」の横棒について この横棒は"キン"という字の「廿」の部分が変化したものと考えられます。 以上、手持ちの漢字辞典(大修館書店『新漢語林』)を引いて書きました。 漢字の字形は、PCでは表示できないものもあるので、辞書を開いて見ることをおすすめしたいです。

soramist
質問者

お礼

草かんむりではなかったのですね。 「本来、草かんむりではないのに、常用漢字表に取り入れるときに、草かんむりのように なってしまった文字がある」ということは知っていましたが、これがそれだったのですね。 勉強になりました。 有難うございました。

その他の回答 (2)

  • kitasan2
  • ベストアンサー率41% (67/160)
回答No.2

 「勤」「謹」「僅」がいずれも「きん」とよみ、それらの字の部首(力・言・イ)以外の部分が「きん」と読むことを表す「音符」といいます。「菫」の字は、その音符に「草かんむり」がついたもののようで、音符の「草かんむり」のように見える部分が、「菫」の字の場合は横一棒に省略されているようです。漢和辞典で旧字体を確認されると、新字体で横一棒になった部分が確認されると思います。「勤」「謹」「僅」の「音符」の「草かんむり」のように見える部分は、旧字体では「草かんむり」ではないことがわかります。ただ、その部分が表す意味というのは何なのかわかりません(黄色の意味かも)。

soramist
質問者

お礼

ご回答有難うございました。

  • migimonza
  • ベストアンサー率26% (44/166)
回答No.1

音:【キン】 訓:【すみれ】です 木偏をつけると、韓国の国花【むくげ】に成ります。

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