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税理士の海外勤務事情について教えて下さい。
はじめまして。半年前に結婚したものです(29歳)。税理士の夫が、将来転職活動をするにあたり、わからないことがあり書き込みします。 夫は32歳で、税理士です。一年半ほど前に試験に合格し、税理士登録しました。現在、老舗の比較的小規模の会計事務所で働いており、4年目です。 将来に向けて英語の勉強をしている夫は、「40歳頃に独立したいが、それまでに数年間、英語圏の海外に駐在して仕事をし、経験を積みたい」という目標を持っています。 夫の考えを以下にまとめます。 『現在は、今の事務所でもう少し経験を積みたいし、まだ英語力が不安なので、英語力を磨いてから3年後くらいに海外で仕事をしたい』 『しかし、40歳頃には独立したいので、35歳~40歳手前の間に数年間の海外勤務を経験したい』 『将来、どうすれば海外勤務ができるかを考えた結果、大手税理士法人に入れば、数年働いたのちに海外勤務のチャンスがあることは知っているが、日本でこれから別の事務所に転職するのは、今働いている事務所への恩や義理があり転職しづらい。よって、日本の大手税理士法人に入って数年勤務したのちに、海外に行く方法は却下。 また、日本のメーカー等に転職し、そこで税理士として海外赴任する方法もあるだろうが、40歳までには独立したいので、定年まで働くことを前提とされている会社に就職することは考えられない』 以上が夫の考えです。 お聞きしたいのは、「独立を考えている税理士が、数年間海外で勤務経験を積む方法」です。夫の場合で考えられる良い例などがあれば教えてください。 夫が漠然とイメージする希望のポジションとしては、独立する予定の40歳までの間に経験したいという条件があるので、例えば「3年契約の海外赴任」とか、「大手の税理士法人に転職して、すぐさま海外赴任できるポジション」、「外国の会計事務所の日本人税理士のポジション」などが良いなとイメージしているそうなのですが、そのようなお仕事は存在するのでしょうか?海外赴任時の年収は、700万程度を希望していますが、これは高いでしょうか、低いでしょうか? 税理士の海外勤務事情についてご存知の方、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。
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私は税理士ではありませんが、経営者であり、海外業務(買収)にも多く携わります。 率直なところ、税理士と海外勤務の関係がピンときません。 公認会計士や弁護士ならM&Aのエキスパートですが、税理士は個人商店の決算代行屋です。国内でさえ、いまや会計ソフトの隆盛により税理士資格一本で食っていくことは至難であり、税理士資格をもっていれば海外業務に通用すると考えるのは早計です。だからといって、税理士資格が無駄というわけではなく、税理士資格は二の次にお考えになられたほうがよいでしょう。 国のちがいで税法、商法、会計法は大きく変わりますから、日本の税理士資格をとって、海外で通用させるということに無理があります。 税理士であるなら日本の個人商店に特化せざるを得ません。そうなるとやはりいまの老舗税理士事務所で修行を積み、恩を返したら退職金代わりに顧問企業を何社か譲ってもらいます。またそれをすれば40歳までに海外勤務する夢とかけ離れます。 海外で業務を積むならキャリアチェンジをおすすめします。 独立の夢はさておき、M&Aアドバイザリースタッフやアカウンティングコンサルタントとしてコンサルティング会社に転職することです。独立は遠のくかも知れませんが、税理士事務所の独立に夢や希望はもてません。大きな会社をバックグラウンドに大きな合併を成し遂げられます。もちろん日本の税法の知識を役立たせることができます。 フルに税理士資格を活かそうとするからむずかしいのです。 税理士は日本国内、英語はグローバルです。相容れません。 グローバルに働きたいなら税理士資格よりもプログラマーです。 税理士にすがっているから答えが出てこないのでしょう。 もちろんあと10年くらい食べていくなら税理士資格一本で十分です。 ただし、書類書きをコツコツこなしていくだけで終わります。 さらに税理士が不要となる時代がすぐそこに来ています。 税理士から一歩抜け出さなくては答えは見つかりませんよ。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 夫のクライアントには、海外現地法人子会社や海外支店を有する法人があるため、そのような会社の顧問税理士を勤めるためには、語学および海外勤務の経験が必要と感じているようです。