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バッファ・ドライバ・トランシーバーの違い
ロジックICの種類で、BUFFER・DRIVER・TRANSCEIVERなどがありますが、違いがよくわかりません。 今、回路設計をしていて、ある信号の流れを制御しようとロジックICを選定していたのですが、メーカーのデータシートを見ても、何を選定してよいかわからなくなってしまいました。 基本的なことで申し訳ありませんがどなたか教えてください。
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バッファはファン・アウトを増やしたり、レベルの違う回路とのインターフェースに使います。ファン・アウトはわかりますか?そのICの出力に、他のICの入力をいくつまでつなげられるかという数で、つながるICが増えるほど出力電流が増えるので、いくつでもつないでよいというわけではありません。 一般のゲートICより出力電流がたくさん流れるように、出力段を強化してあったり、レベルの異なる回路と接続するために出力がオープン・コレクタになっているものが多いです。 ドライバはいろいろ種類がありますが、通常のゲートICでは一般にはバッファ/ドライバと称して同じものとして扱っています。 また特にライン・ドライバと呼ばれるものは、バッファより多くの出力電流が必要な場合や、平衡伝送のような特殊な伝送路の出力に使います。その機器から外部の機器へ信号を送る場合など、50Ωとか75Ωの伝送路だと一般のロジックICでは出力電流が取れないのでライン・ドライバを使います。受ける機器側ではライン・レシーバというICを使うのが一般的です。 トランシーバは方向ピンのレベル(0/1)によってピンが入力になったり出力になったりします。信号の流れが一方向で、どれかのICの出力を、どれかのICの入力につなぐだけなら話は簡単ですが、コンピュータのデータ・バスやアドレス・バスなどのように、他のICに対して信号をバスに送り出したら、次にそのICからの反応を同じバスから読み取らなくてはいけない(双方向)ような場合は、同じピンが入力と出力に切り替わるICがあると便利です。これがないといくつかの汎用ゲートで組まなくてはなりません。
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- ymmasayan
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BUFFERとDRIVERはどちらも増幅器みたいなものですが、違いはパワー出力です。 設備(LEDなど)を駆動するような大パワーを取り出す目的で使うのがDRIVERです。 TRANSCEIVERは双方向の信号のやり取りができます。 荒っぽくいえば、出力側から入力側への信号の流れも許されるということです。 バスとのやり取りなどに使われます。 TRANSCEIVER(だけではありませんが)ではバスとの切り離しの必要なときがあるので、 回路オープンの機能が付いているのが普通です。
お礼
早速の回答有難うございます。
お礼
丁寧な、わかりやすい回答有難うございます。 理解できました。