- 締切済み
民主党が政権をとった場合
民主党政策の肝の一つは「ディスクロージャー」と聞いています。民主党が政権をとった場合、色々なことが情報公開されるということですが、公開することで問題が起きることはあるのでしょうか?自民党が公開してこなかったことは何か意味があるのでしょうか?予算や金の流れの情報など。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
サンプロでも、他でも度々言われていますが、国家予算200兆円のうち、130兆が借金に消えていっている、って話が流れていますよね。自民党は、だから、民主党には無駄遣いを削減する余地がないと言っています。しかし、この状態ってどうなんですか。かなりの異常事態になっていると思います。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
ついこの間、アメリカと日本の核持込密約の公文書がアメリカの資料開示よって、ほぼその存在が確実になったにもかかわらず、外務省はいまだに否定するだけでなく、関連文書を破棄しているようです(日本の情報公開法に基づく請求に文書はないと回答されています) 当時の情勢からみて密約が必要だったとして、冷戦が終わった今、国民が情報公開によって検証し、次の国家戦略につなげる機会を奪ったことは、非常に大きな罪だと考えます。 同様に、社会保険庁による年金のずさんな管理や無駄使いも関連文書が破棄または紛失している模様で、これから先によりより年金の在り方を調査し、改正するのに必要な資料もなくなったと考えていいと思います。 国家の主権者は国民である以上、情報公開をすることはむしろ当然の流れであり、それをチェックするのも国民の仕事といえます。唯一、外交・軍事はすぐに情報公開できなかったとしても、50年もたてば状況が変わることが多いですから、いずれ国民の審査を受ける意味でも必ず公開するほうが意義があります。 日本は情報公開をしなかったために、道を誤った過去があります。日露戦争の講和関係の件です。 当時の日本は戦費などがぎりぎりの状態で、海戦で一時的な大勝利を収めたとはいえ、国力に余裕のあるロシアと戦争を続けるのは難しい状態であり、講和を急いだとされています。しかし国民には(その後を含めて)状況をきちんと伝えなかったため、講和条約時の補償が少ないとして国民が怒ったということもあります。またその後、「日本は強い」と勘違いして、特に「国力の大きな国と戦争をするのはタイミングを間違うと講和できなくなる」ということを知らされかったために、太平洋戦争まで突き進んでしまった、国民もムードもイケイケに なってしまった。という反省もあります。 情報を公開するのは過去の反省も含めて、次の国の行きかたを考えるうえで、とても重要なのです。 特に今の日本の状態はむちゃくちゃです。たとえば税金の収支で一般予算とは別の特別会計がありますが、特別会計の総額の本当の所は情報公開されていないため、正確な数字が分かりません。 各省庁が出す細かい予算案などを集計して「このくらいだろう」と推定しているのに過ぎないのです。 こんなむちゃくちゃな税金の使いかたはありえません。 情報公開することで大きな衝撃と責任問題に発展することはありえますが、それでも公開しないことによる問題よりはよっぽどましだと思います。
国家の安全に関わる情報は、第三者の委員会や裁判官が公開するかどうか判断すれば問題ないです。もちろん第三者の委員会のメンバーには漏洩の罰則をつけます。 民主党も馬鹿じゃないですから、まずは税金関係を情報公開していくと思います。 >自民党が公開してこなかったことは何か意味があるのでしょうか? 国民もマスコミも評価してくれないからではないでしょうか。つまり、票にならないから。 ただ、自民党には公文書管理法を黙々と仕上げた元首相もいらっしゃいます。渋いですね。