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中小企業経理部から東証一部上場企業財務経理部への転職
中小企業(従業員300人規模)の経理部に正社員として3年程勤務しています。将来的に、東証一部上場企業の財務経理部にキャリアアップしたいと考えています。 しかし、中小企業のため、連結決算等の実務経験を積むことができません。そこで、その実務経験不足を資格で補おうと思ったのですが、補えるとすればどのような資格があるでしょうか。 個人的には、税理士試験の簿記論、財務諸表論、法人税法の3科目の科目合格か、簿記2級と中小企業診断士の2資格の取得のどちらかと考えているのですが。 大卒で簿記2級、TOEIC800点を取得しています。 稚拙な質問で申し訳ありませんが、回答をお願いします。
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>税理士試験の簿記論、財務諸表論、法人税法の3科目の科目合格か、 >簿記2級と中小企業診断士の2資格の取得のどちらかと考えているのですが。 もしできれば、日商簿記1級もあるとさらによいでしょう。 税理士の簿記論や財務諸表論では、工業簿記・原価計算が試験範囲ではないので抜けています。 製造業じゃないから工業簿記・原価計算が不要だと思っている人が多いのですが、それは大きな誤解です。 ある程度大きい規模の会社では、部門別・製品別原価計算や直接原価計算といった知識を応用し、事業部門別あるいは本支店別の比較損益計算書を作っています。 おそらく、現在の会社でもそれと同じようなことをやっているとは思いますが、そういうことを専門的に学ぶ事は非常に有益です。 また、新規事業への投資をする・しない、といった判断をするための意思決定会計というのも、将来の事業計画を企画・立案していくためには必要です。 こういう分野は税理士試験科目ではカバーしていないので、日商簿記一級で勉強するのが早道です。 上場会社ともなれば、連結会計も非常に重要です。 まずは日商一級の商業簿記で連結会計の基礎を固めて、税理士の簿財、法人税と勉強するのがいいでしょう。 最終的に法人税の「連結納税」まで押さえれば、上場会社ではかなり重宝されることと思います。 上場会社の子会社の経理部門でも、連結ができる人というのは有利だと思います。 私のみた限りではありますが、同じ新人でも日商一級を持ってる人は、事業部門別、本支店別の業績比較用の損益計算書などの作り方を教えると、そうでない人よりも非常に飲み込みが早いですね。 また、新規事業の計画案を作らせても、やはりコツを多少教えるだけでそれなりに見栄えのするものを作ってしまいますので、なかなかいいですよ。 頑張ってうまくキャリアアップできるといいですね。頑張ってください。
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- minosennin
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急成長中で上場間近の会社ならチャンスが多いのではないでしょうか。 監査法人や監査法人系のコンサルティング会社に当たれば情報があるかも知れません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 常識的に考えると転職は厳しいかなと感じていました。情報収集を徹底して行いたいと思います。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。大変勉強になりました。 日商簿記1級も非常に難易度が高いと聞いています。ただ、財務経理の転職は実務経験が重視されるので、その穴を埋めるには、圧倒的な知識で対抗するしかないかなと感じていました。 道のりは険しいですが(笑)、頑張りたいと思います。