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ベクトルが3次元実ベクトル空間を動くとき
以下の行列Aについて、すべての問いに答えなさい。 |1 4 0 | A = |1 0 2 | |0 2 -2 | (1) 行列Aの固有値を求めなさい。 (2) 行列Aの各列をベクトルa1,a2,a3で以下のように表す。 A=(a1,a2,a3) これらの3個のベクトルの従属関係を式で示しなさい。 (3) ベクトルxが3次元実ベクトル空間(線型空間)V全体を動くとき、これによってつくられる点の集合を W1={Ax|x∈V} とする。この集合がつくる実ベクトル空間の次元を求めなさい。 (4) ベクトルpをp=t(1,2,1)とする。ベクトルxがx・p=0となるような3次元実ベクトル空間Vを動くとき、xがどのような図形を描くか答えなさい。なお、t()は転置を表し、x・pはxとpの内積を表す。 (5) (4)のようにxが動くとき、集合 W2={Ax|x∈V,x・a=0} がつくる実ベクトル空間の次元を求めなさい。 という問題があるのですが、 (1):λ1=3, λ2=0, λ3=-3 (2):略 (1),(2)は合ってる自信があります。 (3) |1 4 0 | |1 4 0 | A = |1 0 2 | = |0 -4 2 | |0 2 -2 | |0 0 0 | これはrank=2となり、xをかけてもrankは変わらないので、 次元は2 (3)は次元は合ってる気がするのですが、答え方が間違ってるような気がします。 (4),(5)の解き方が分かりません。 (4)はx・p=0なので直交することは分かるのですが、これをどう使うかが分かりません。 (5)は(4)が解けないと解けないのですが、(4)が解けたとしてもaというよく分からないの出てきてて、解けなくなってしまいそうです。 どなたか(3),(4),(5)を解いて下さる方いらっしゃいませんか?
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|1 4 0 | A = |1 0 2 | |0 2 -1 | のとき |A-λI| =|(1-λ) 4 0| |1 (0-λ) 2| |0 2 (-1-λ)| これより λ(λ^2-9)=0がでてくる。 よって λ1=+3 λ2=-3 λ3=0
- arrysthmia
- ベストアンサー率38% (442/1154)
あ、本当だ。 det A = 4 ≠ 0 の誤記でした。 例によって陳謝訂正。 問題の A が書き間違いで、 実は det A = 0 だった というのなら、(5) は、 Aa = 0 かどうかで場合分け すればよいのです。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
dim A じゃなくて det A ですね>#1. さておき, 蛇足ですが「行列式はすべての固有値の積に一致する」ので, 行列式が 0 ではないということは 0 が固有値になることはないということも意味します. というわけで, 残念ながら (1) は間違っている (略されてるけどそのあおりを受けてたぶん (2) も間違っている) ことが分かります. ... あぁ, トレースを見るだけでその固有値は間違っていることがわかるんだ....
- settheory
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面倒なので、ベクトルは横のままで書きます。 x=(x_1,x_2,x_3) と成分表示すると、 Ax=x_1a_1 +x_2a_2 + x_3a_3 となります。 なので、a_1 a_2 a_3 で張られる空間の次元を求めるということですから、この三つのうち、何個まで線型独立になるかを求めれば良いのです。(それが行列の階数に一致します。そういう定理があります。) (4)(1,2,1)・(x,y,z)=0 を満たすような点(x,y.z)全体がどうなっているかを求めればよいのです。鉛筆や棒を机に立てると、棒と机の面が直交してるように見えると思います。(1,2,1)を棒と思って、それが垂直に立つような平面を考えてみてください。 (5)確かにaが不明です。aではなくてpなのではないでしょうか? W2={Ax|x∈V,x・p=0} であれば、xの範囲を(4)で求めたところに限ることになります。つまり、W_2は(4)で求めた図形をAで写したもので、それの次元を求めよ、という問題ではないでしょうか。 aに関して見落としているところがなければ、上のような問題と思うしかないでしょう。
- arrysthmia
- ベストアンサー率38% (442/1154)
(3) 略解の書き方は何だかオカシイが、 方針はそれでよいと思います。 dim W1 = dim Span A = rank A です。 ただし、rank の計算が違います。 dim A = 4 ≠ 0 なので、 rank A = 3 です。 (4) 問題文からしてヘンなのですが… 「ベクトルxがx・p=0となるように3次元実ベクトル空間Vを動くとき」 のミスプリではありませんか? x・p=0 の式を成分で表示してみましょう。 この小問は、中学生の範囲です。 (5) 小問 (4) と関連があるとすれば、 W2 = { Ax | x∈V, x・p=0 } のミスプリかもしれませんが、 a を 0 でない任意のベクトルと考えても 結果は変わりません。 小問 (3) で見たように、A は正則ですから、 W2 の次元は、(4) の答えと同じです。 …という訳で、小問 (1) も違っていますね。
補足
ごめんなさい。私の写し間違いでしたm(_ _)m |1 4 0 | A = |1 0 2 | |0 2 -2 | ではなく、 |1 4 0 | A = |1 0 2 | |0 2 -1 | でした。 これだと(1),(2),(3)はどうでしょうか? (4)はarrysthmiaさんの言う通り「ベクトルxがx・p=0となるように3次元実ベクトル空間Vを動くとき」の間違いでした。 x・p=(x,y,z)・(1,2,1)=x+2y+z=0 としたはいいものの、ここからどうすればいいか分からなくなってしまいました。この式が原点を通る平面ということは分かります。 (5)は(4)の答えと同じとありますが、(3)の間違いでしょうか?(4)では次元を答えていませんし…。