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なぜあれほどの人が行政書士を受験するのですか?
行政書士は受験者数が多いことで有名ですが、あんな試験を、なぜあれほど多くの人が受験するのですか? 確かに、行政書士の中には年収数百万円を稼いでいる人は一部にいます。しかし大半の行政書士は年収が数十万円から百数十万円。中小企業の正社員以下か、あるいはフリーター以下です。事務所を開業して2~3年で廃業している人が圧倒的多数というのが現状です。 なのに、近年はあれほど多くの人が行政書士を受験している。その人たちは、一体何を目指しているのですか? 行政書士受験者は、どのような属性の人なのですか?
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わたしも受験した一人です。 わたしは外国人専門に帰化やビザの仕事をやろうと思って40代の頃、受験したのですが、不合格でした。 優秀な学生が箔をつけるために資格を取るのでとても難しい試験になっています。合格しても行政書士の仕事をするのではなく、就職で有利になるとか、会社での評価を高めるためとかそういった目的の人が多いようです。日本人ってほんとに凄いよ。日本は安泰です。こんなに努力家が多い国は日本だけです。
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- TanakaHiro
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> 行政書士受験者は、どのような属性の人なのですか? 推測ですが、多い順に、だいたい次のような感じかなと思います。 1) ただ受けるだけの、何となく受験者 2) 職場評価の向上を狙うとともに、リストラ後の保険にしようとする、サラリーマン受験者 3) うまく受かれば法律系の仕事に就けるかもと期待している、学生又は無職の受験者 4) うまく受かれば行政書士業で独立開業を考えてみようかなという、夢見心地な開業志望者 5) 他の法律職の夢見心地な開業志望者が、試験入門として受験しようという、とりあえず的受験者 6) 法律系資格を一つは取らなきゃという、大学の法学部学生受験者 7) 既に他士業で開業していて、業務拡大を図る士業者 8) 親の事業をつぐために、どうしても合格しなければならない、二代目受験者 9) 行政書士業又はその資格を要する業務を事業の核とした起業を図る起業家受験者 ちなみに私、10年ほど前に受験して合格しましたが、「何となく受験者」でして、登録することもなく、全く資格を活用してません(笑)
- tomson1991
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「あんな試験」とおっしゃいますが、資格の価値は実際に受験し、合格 した人にしか分からない気がしますが。それに、資格=所得ではないで よ。例えば、より難易度の高い司法書士や司法試験のステップアップと して、形の残る途中の目標にする方、受験科目の重なる公務員試験を受 ける前に力試しで受け、自信を付ける方、もちろん開業したい方も多く 受けていると思います。あと、所得が低いとの見解ですが、それはこの 資格だからではなく、色々な要素も絡んでいることです。確かに努力な くては食っていくのも難しい決定力を持たない資格かもしれませんが、 それは弁護士や税理士でも「営業しなければ」同じことです。逆に、営 業努力を怠らなければ、ニッチ的な分野を探す努力や自分の得意分野( 例えば語学を生かして、外国人就労者向けの仕事をする等)を生かす努 力などをすれば、十分生活の糧を得ることも決して不可能ではありませ ん。
お礼
なるほど。最終目標が弁護士、あるいは「行政書士+司法書士」の開業なら、行政書士試験を受ける必要がありますね。もしくは「行政書士+ビジネスレベルの英会話力」「行政書士+ビジネスレベルの中国語会話力」なら年収数百万も夢ではないでしょうね。 ただ、格差が開いているといわれる昨今の日本社会で、ニートやフリーター、病人や障がい者が、「一発逆転」を考えて受験しているような気もいたします。だからこそ、「受験者の属性を知りたい」という投稿になったのですが…。その辺はどうお考えですか?
- ookiniera
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答えは『男のロマンを求めている』です。 40年前なら『喫茶店、ラーメン屋でもしようか』でしょう。 いずれも、独立が可能なことでしょうか。 でも家賃とか、人件費、改装費とかの初期費用が莫大にかかり、 とてもじゃないけど、回収できません。 そこで、小さな事務所(家でも可だし、へんぴな所でも可)でいけるし なんといっても、今の世の中、提出書類が多く、仕事も多いです。 弁護士ほど難しくなく、そこそこ勉強したら、取得出来る。 廃業が多いのは、やり方の問題です。 文化系の男なら、憧れる職業でしょう。
お礼
>答えは『男のロマンを求めている』です。 その通りでしょうね。まさに行政書士の開業をし、普通のサラリーマン並みに食っていければ、ものすごくカッコいいですよね。同じ年収300万円なら、私は間違いなく、会社員より行政書士を選びます。ただ、 >今の世の中、提出書類が多く、仕事も多いです。 これはどうでしょうか? 確かに、資格情報誌などを見れば、「行政書士が扱える書類は1万種類以上」とありますが、その中には死亡届けや履歴書など、誰でも書けるものも含まれているようです。事実上、行政書士の業務内容はかなり制限されていると思いますが…。
お礼
実は、私も平成15年度、16年度に受験し、不合格となった者です。行政書士試験はまさに平成15年度以降、難問化が進みましたからねえ。当時は行政書士で食っていけるのだとばかり思っていました。 会社での評価を高めたり、就職で有利になると考えている方もおおいのでしょうね。 >日本人ってほんとに凄いよ。日本は安泰です。こんなに努力家が多い国は日本だけです。 その通りだと思います。TOEICにかんしても、確かに平均点は低いですが、それは受験者数が圧倒的に多いからです。真剣に勉強している日本人のスコアは高いですね。ただ、頑張りすぎてうつ病になる人も多い。もっと「合理的に頑張れる国民」になれば、日本はとてつもない国になると思います。