- ベストアンサー
バブル経済は何故崩壊するのでしょうか?
チューリップ狂事件、南海泡沫事件、ローのシステムの破綻 このようにバブルは必ず崩壊していきますよね 何故バブルは崩壊するのでしょうか? また、日本のバブル経済は何故崩壊したのでしょうか? 様々な理由があった事は多少解るのですがトドメになった あるいは崩壊を招いた一番の要因等がありましたら教えてください
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
認識が逆になっているのでは「ないでしょうか。 崩壊してパンクする=泡(=バブル)がつぶれるから、バブル経済です。 崩壊しないのを、実体経済の成長と言います。 バブル経済発生の基本には、多くの場合「借金できる社会状況」があります。 日本のバブル経済発生・崩壊の過程は 1.日本の経済が成長し(=好景気)、アメリカ経済に対して強くなったので、円高になった。 2、円高で日本の好景気に影がさしたので、日銀が金利を下げた。(本当は、もっと我慢して金利を下げるペースを下げ、幅も少なくすべきだった。) 3、金利が下がったので、好景気が持続した。株・土地が好景気で値上がりするので、安い金利を利用して借金し、それで株・土地を買った。 4、株・土地などがますます上がったので、借金をして土地・株を買うの者がますます増えた。 5、大きな財政赤字を出していた政府は、行財政改革をしないといけない状況だったが、株・土地の値上がりで、商品の売買も増え、企業も好業績となって、税収が激増したので喜んだ。大蔵省出身の日銀総裁が、政府の意をくんで、低金利のままにした。 6、土地の値上がり・株の上昇があまりにも激しくなり、実体経済に悪影響を及ぼし始めた。(土地の値段が高くなりすぎて、新規工場を建設する用地が確保できないなど。) 7、ようやく日銀が公定歩合を上げ始めたが、中々土地の値段が下がらないので、どんどん金利を上げた。 8、金利が相当上がって、借金で土地や株を買っていた人が儲からなくなり、土地や株を売って借金を返し始め、土地・株が下がり始めた。 9、値上がりするからと、土地や株を借金をして勝った人が、損をするのでみんな売ろうとし始めた。 10、土地や株を売りたい人ばかりになって、買う人がいなくなり、一気に値段が下がり、借金が返せなくなり、お金を借りた人も、貸した銀行も大損した。 結局、日銀の金利政策の失敗が原因です。
その他の回答 (4)
- tanpopotanpopo
- ベストアンサー率28% (226/800)
バブルかぁー、あの頃は良かったなぁ~。と、当時を思い出しました。 あくまでも私の考えですが--- 当時の日本は、銀行が(プラザ合意)低金利にせざるを得なくなっていました。銀行は融資は低金利だから、株や土地などの投機じゃないと儲からないようになっていたんです。 投資から投機に変わって行ったんですね。個人も不動産業もこれに乗じて投機に参加しました。仮に100坪1億円の土地があったとします。隣の土地も更地にして、合計200坪にすると、 まとまった土地だから2.5億円で売れる→0.5億円儲かる。というのが当時の経済でした。 でも、土地をまとめるのも限界があるし、200坪になったとしても生産量が2倍以上に伸びるわけでもありません。ある日、不動産融資取引規制法の施行により、ひとつにまとめて高額で売ることが出来なくなりました。 2.5億円で購入した200坪が売れないんですから、2.5億円の損失です。これが崩壊ですね。 物の価値は、極端に大きく変わることがありません。なのに、勘違いした事が、本当の理由と思います。
お礼
回答ありがとうございます とてもわかりやすかったです
- moconyan99
- ベストアンサー率17% (44/248)
本当はちいさな バブルで緩やかな右肩上がりが延々と続くのが穏やかで一番理想ですが、自転車が全くハンドルを動かさないでまっすぐ走ることがありえないように本当は左へ右へ、小さくふらふらしながらまっすぐ前にむかっていくのに似ています。 ジグザグ上がり下がりしながら、緩やかな右肩上がりを形成します。 日本のバブル崩壊の原因は、なんと言っても金利の過剰な引き上げ、と大蔵通達の総量規制でつぶされました。 参考・記述があります。
- Baltic
- ベストアンサー率15% (61/405)
年が明けてすぐ、日経平均の先物市場に 大量の売りがでたのがきっかけで、 下がり始めたと記憶しております。 あれで株が下がりはじめたのが全ての始まり だったように思います。人によっては それ以前に予兆を感じてたと思いますが。
- globef
- ベストアンサー率17% (1306/7306)
>日本のバブル経済は何故崩壊したのでしょうか? 実態の無い経済活動だから
お礼
ありがとうございます とてもわかりやすい説明でした