- 締切済み
月6万で扶養内か、月13万で貯蓄か…。困っています。
こんにちは。 来年から就職予定の大学生女です。 今は授業もなく、時間のある日々を過ごしています。 奨学金(どちらも学生支援機構で、第2種有利子300万ほど、第1種無利子200万ほど)があり、その返済が来年10月からです。 今のうちにアルバイトをして貯めておくか、悩んでいます。 有利子のほうから貯まった分を一気に返していきたいと思っています。 アルバイトをして社会経験もしておこうと思っています。 (1)103万までの扶養内で済ますなら、今までのアルバイトや収入などから、8月からの収入は6万ほどに抑えなければなりません。 (どちらにせよ、来年からは扶養を外れます。) 来年からの税金は少し抑えられますが、貯金はできません。 (2)月13~14万になる、フルタイムのアルバイトをするか迷っています。 内容は電話応対です。(話すのが苦手なので克服にもなるのかなと思っています。) 103万は超えますが、さまざまな計算によると卒業までに70万ほどは貯金ができます。(おおよその支出、家賃4万、光熱費1万5千円、食費1万、雑費2~3万です。) (そのうち、50万を有利子の方の返済に充てようと思っています。) (1)と(2)の来年からの税金の差はどのくらいでしょうか? どちらがいいと思いますか? 返済に関してや効率のよい貯金方法に関してアドバイスやご意見、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- jfk26
- ベストアンサー率68% (3287/4771)
まず親の負担はと言うと 質問者の方が23歳未満のようですので。 所得税の扶養控除(特定扶養親族)が63万、親の税率は親の所得によって異なりますが一応標準的に10%として 630000(円)×10(%)=63000(円)・・・今年の親の所得税の増額 住民税の扶養控除(特定扶養親族)が45万、親の税率は10%なので(住民税は前年課税なので来年の支払に影響する) 450000(円)×10(%)=45000(円)・・・来年の親の住民税の増額 ということで今年の所得税と来年の住民税の合計で 63000(円)+45000(円)=108000(円) ということで親は108000円の増額になります。 また以下に出てくる勤労学生控除は親の負担には関係しません。 一方質問者の方と言うと 所得税については給与所得控除(65万)と基礎控除(38万)を合わせて 65万+38万=103万 ということで103万までは課税されません。 さらに学生ですと勤労学生控除(27万)があるのでこれを加えて 103万+27万=130万 130万までは課税されません。 次に住民税ですがこれはより複雑です。 住民税は均等割と所得割のふたつの部分から成り立ちます。 均等割には非課税の限度額がありますが、自治体によって差があります90万~100万ぐらいです、つまりこれ以下なら課税されません。 一方所得割は全国一律で100万までなら課税されません。 さらに住民税にも勤労学生控除(26万)があります。 ただこの勤労学生控除は均等割には影響しません、あくまでも影響があるのは所得割のほうです。 住民税(所得割)については給与所得控除(65万)と基礎控除(33万)を合わせて 65万+33万=98万 勤労学生控除(26万)があるのでこれを加えて 98万+26万=124万 ということで124万まで課税されないと言うことです。 ただし未成年であった場合は204.4万円未満ならば均等割も所得割もかかりません。 まとめると 親の負担 所得税 63000(円)・・・今年の親の所得税の増額 住民税 45000(円)・・・来年の親の住民税の増額 合計 108000(円)・・・親の今年の所得税と来年の住民税の増額 質問者の方は 所得税に関しては今年、住民税(所得割)に関しては来年勤労学生控除を受けたとして 所得税 給与所得控除(65万)+基礎控除(38万)+勤労学生控除(27万)=130万・・・この金額まで課税されない 住民税 均等割 90万~100万(この金額まで課税されない、自治体によって異なる、勤労学生控除の影響を受けない) 所得割 給与所得控除(65万)+基礎控除(33万)+勤労学生控除(26万)=124万・・・この金額まで課税されない ただし未成年であった場合は204.4万円未満ならば均等割も所得割もかかりません。 つまり 『(90万~100万)以下』 今年の所得税なし、来年の住民税の均等割も所得割もなし 『(90万~100万)から124万まで』 今年の所得税なし、来年の住民税の均等割あり(未成年でない)/なし(未成年である)、所得割なし 『124万から130万まで』 今年の所得税なし、来年の住民税の均等割も所得割もあり(未成年でない)/なし(未成年である) 『130万から204.4万未満』 今年の所得税あり、来年の住民税の均等割も所得割もあり(未成年でない)/なし(未成年である) 『204.4万以上』 今年の所得税あり、来年の住民税の均等割も所得割もあり となります。 それから勤労学生控除を受けるためには、下記をご覧下さい。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1175.htm 「勤労学生控除を受けるための手続について」の中に『勤労学生控除に関する事項を記載した確定申告書を提出して確定申告をする』か『給与所得者の場合は、給与の支払者に勤労学生であることを記載した「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出する必要があります。』ということです。 それから親が会社から質問者の方に対する扶養手当のようなものをもらっていれば、質問者の方が扶養から外れるとなくなるかもしれません。 これは会社独自で出すものなので、もらえる条件及び金額等は会社に聞かなければなりません。 それから社会保険の問題があります。 たとえパートやアルバイトでも法律上は下記の条件に当てはまれば、会社は社会保険(健康保険・厚生年金)に加入させる義務があります。 1.常用な使用関係にあると認められる 2.所定労働時間が通常の労働者の4分の3以上であること 3.1月の勤務日数が通常の労働者の4分の3以上であること 親の会社の健康保険で扶養になっていれば保険料は言ってみればタダということですが、それが質問者の方自身がアルバイト先で社会保険に入るとなるとドカンと保険料が発生して手取りの収入が減ってしまうということです。 ですからそうならないように日数や時間数を調整することです。 >(1)と(2)の来年からの税金の差はどのくらいでしょうか? >どちらがいいと思いますか? これだけでは判りません。 親の負担はどうするのですか? 親の負担もトータルで考えるのか、それとも親はどうでも良いというのか? またそうでないとしたら、健康保険はどうするのか? そもそも現在は健康保険はどうしているのか? 親の扶養手当はどうなっているのか? 様々な問題があります。 つまり肝心なことは本当にどれがいいかを判断する為には、色々な要素を平行して考えていかなければいけないということです。 ひとつの要素だけを考えてしまっては大きな失敗をしてしまうということです。 一番よくあるのが税金のことだけを考えてしまうと言うパターンです、税金のことだけ考えて「健康保険の扶養」や「扶養手当」のことを考えないと、確かに税金では若干プラスになるが「健康保険の扶養」や「扶養手当」で大きくマイナスになり、トータルではマイナスとなってこんなはずではなかったということが結構多いのです。
- komo7220
- ベストアンサー率55% (721/1294)
ご卒業予定&就職内定おめでとうございます。 (1)の 扶養内をお薦め致します。 理由は二つの側面からです。 一つは単純に、事務手続きの煩雑さです。 扶養というのは、税金のみではありません。 フルタイムでしたら、労働時間の長さの関係で、収入制限の前に、厚生年金・雇用保険・社会保険などの加入手続きが必要になるでしょう。 「社会保険(健康保険および厚生年金保険)」は、1日の所定労働時間または1ヶ月の所定労働日数が一定の基準を満たしている場合、本人が希望するしないに関わらず「被保険者」とならなければならないからです。 今は、保護者の方の健康保険に加入なさっていると思いますが、それを抜けて、アルバイト先の社会保険に加入することになります。 その後、3月末まではアルバイトを継続することはできませんから、保護者の方の社会保険に戻るか、あるいは国民健康保険&国民年金に短期間だけ自分で加入し、さらに、4月にはご自分の勤務先の保険に加入し直しです。 しかも、転居が伴うことでしょう。 事務手続きが煩雑でミスの元になりやすいですし、ただでさえ卒業・就職・引っ越しと気ぜわしい時期にこれらの手続きを踏む事になります。 無保険の期間に事故にあったり、病気になったら大変面倒ですから、絶対に手続きミスは避けたい部分です。 次に、全く別の「時間の価値」からの理由というかお願いです。 お若いので、あまり感じていらっしゃらないのだと思いますが、今持っていらっしゃる「自由時間」は、今後老年期になるまで二度と得られない可能性のある貴重な時間です。 是非、語学研修や、貧乏旅行、あるいは読書三昧、様々なボランティア経験等、「学生という身分」と、「最低限の生活費」が保証されている間でなければできない経験を積んで下さい。 あるいは、就職後に役に立ちそうなビジネスマナー、経理・法学・労務などの勉強に励むのも良いかもしれません。 知識や体験を身につけることが、インフレに負けない一番有効な貯蓄だという考え方もあります。 働く時間を適度に抑えて、残りの時間を「大学生らしく」まとまった時間がないとできないことに使ったほうが良いと思います。