- 締切済み
高血圧と薬
albert8様、高血圧のことで教えてください。私は57才男性です。50才位から下が100位で 上が130位になり、ニューロタン25mgを1日1回服用しています。塩分は控えめにして、高血圧に良いということで毎日柿の葉茶を飲んでいます。それ以降下が80、上が130位です。ところで、albert8様のお話では、生活習慣を変えて、薬は服用しなくてもよいということが言われていますが、素人考えだと、高血圧の原因の動脈の硬化はそれ以上悪くならないようにはできても、 もとには戻らないような気がするのですが。私もできれば薬を服用しないようにできればと思っているのですが。それは可能でしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- albert8
- ベストアンサー率61% (1658/2703)
一過性でも慢性的でも血圧が上がるには必ず原因があります。 ニューロタンは強力な血管収縮力を発揮するレニン-アンジオテンシン系の作用を抑制して血管収縮を防ぐARBです。 これが効いてるのならば、腎臓の循環障害が原因となって必要以上にレニンが分泌されてることになります。この背景には慢性的な交感神経の過緊張があってこの系が活性化してるわけです。 交感神経の緊張の原因には老化もありますが、心や体のストレスも原因となります。でも血圧が上がるのはストレスや老化に対する必要な反応です。交感神経が緊張すると血行が悪くなってきますが、血圧を上げてその血流不足を解消しようとする体の反応で、それを乗り切るために必要なのです。 ただ、余りにもストレスが強すぎると血圧もどんどん上昇します。たとえば200を超えるような状態が続くとさすがに生体が対応できなくなり、色々症状が出てきますので、一旦薬で抑えるなどの処置も必要だと思います。 質問者さんの場合、130-100ぐらいになったとき、なにか異変がおきたのでしょうか。症状が出れば、生体の適応力を超えてる可能性がありますので、なんらかの手を打たないといけなくなります。 ARBは副交感神経を刺激する薬ですので、副作用は少ないのですが、やはり体にとっては異物です。いつまでも続けてると薬でしか体が反応しなくなります。 するといつしか自前の治癒力が働かなくなって薬を飲み続け、交感神経の緊張という原因をそのままにしておけば現在のニューロタンでは思うような効果が得られず、より降圧効果の高い薬を使うようになる可能性があります。 体が高い血圧を必要とないようにしてやれば血圧は下がります。お仕事をされているのでしょうか。年齢さらにはストレス(長時間労働など過重労働、頑張り過ぎ、人間関係、抑圧、不安など、また薬の服用)が増えると交感神経が緊張して血圧も上昇します。多くはこれが原因だと思います。 生活上、今のストレスはどうにもならない、となれば仕方ありません。しかしこの見直しをしないと根本治療にはならないでしょう。 自分ではどうしようもないのであれば、当面は鍼治療、漢方など代替医療も行う医者、あるいは専門の治療家に相談されると良いと思います。レニン依存性であってもストレスによる高血圧であっても血管を拡張する副交感神経を刺激する方法を心得てるからです。また、レニンを減らす食品はたくさんあります。生活習慣、食事の見直しで改善できます。 高血圧など慢性疾患は自分で治すしかありません。上記のような専門家のアドバイスを参考にされると良いでしょう。
お礼
albert8様 こんばんわ。早速のご回答ありがとうございます。 やはり原因は自律神経のようですね。 最初、市の定期健診で高血圧で要医療と指摘され、それから病院へ掛かるようになりました。それに関する異変は現在に至るまで何もありません。レニンについては、抑制されると余計に分泌される様になることを知って驚きました。でも考えるとそうですよね。albert8様のご意見を参考にして薬に頼らないようにしてみたいと思います。 ちなみに仕事は自営で小さくやっております、肉体的には楽ですが経営的に厳しいです。 この度はご丁寧に教えて頂きありがとうございました。