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高齢の父 入院 手術後、痴呆の症状が・・対策を教えて下さい
- 72歳の父が胸部大動脈溜の手術を受け、意識が戻らない状態が続いています。
- 手術前は行動的で元気だった父ですが、手術後はぼんやりとして会話もぼやけています。
- 父のぼけ防止の方法ややる気を起こさせるアドバイスをお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
72歳になります私の母も8年程前にCCUに入った際に睡眠剤の抜けが悪く予定よりも4,5日オーバーしてから意識が覚醒しました。 その後一般病棟に移るまで2週間近く掛ったのですが、それまでの間に何やらおかしな発言があったり、日時の記憶が曖昧になったりしたので看護師さんに尋ねると、「おそらく集中治療室症候群なのでは・・・」との説明を受けました。これは痴呆とは違い一過性の痴呆に似た症状であり大概一般病棟に移ると元に戻るとの事だったのですが、結局戻らずにそのままの症状が続いております。最終的な医師の診断として本来ならば数年後に発症するであろう痴呆が集中治療室症候群が引き金となり早い段階で発症してしまった・・・、現在の状態としてはノーマルでも無く、アブノーマルでも無く、サブノーマル状態にあると思われるという事でした。 そもそも集中治療室症候群とは無機質な真白は空間に医療機器が並ぶ集中治療室特有の空間に長期入院する事により発症する可能性があるそうで、その対策として看護師による頻繁な声掛けや、TVやラジカセなどをつけたり、時計やカレンダーを患者の視界に入るところに設置したりして脳に刺激を与えるようにするそうです。 退院後には少しでも脳を活性化させようと小学生が用いるような百マス計算ドリルや大人の塗り絵、またカラオケなどもやっていたのですが思うような変化は得られず、最終的には老人医療センター内の“もの忘れ外来”なるところで処方されたアディセプト(痴呆の進行速度を遅らせる薬剤)というお薬を服用するようになりました。 痴呆にとって良くないとされる“独りでボ~っとする”時間を作らないように周囲が配慮しTVや音楽だけでなく対話する事が大切なように私は感じています。TVや音楽は観る、そして聴くといった具合にあくまで受動的です。そうではなく会話をしながら散歩をしたり、何か日曜大工だったり料理だったり自身が頭と身体を使い他者と会話しながら作業が出来るような環境作りをするのが望ましいように思います。(なかなか難しい事かもしれませんが。) 質問者さんが求められている回答とは程遠い回答である事御許しください。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます! 同様の体験をお話し頂きとても参考になりました。 回復を望みつつ、受動的な事だけではなくアドバイス頂いたような 環境作りを考えて行きたいと思います。 本当にありがとうございました。