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中受しない子の、算数参考書の活用法
高学年の子供がおりますが、中学受験はせず、公立トップ校を希望しています。 学校での算数は理解できているようで、家庭学習は、Z会などの通信講座を受講しています。 今から参考書での勉強という経験をさせた方が良いのかなと、シグマベストの日常学習から中学受験まで、くわしい算数という参考書を購入してみました。もとになる練習問題、進んだ問題、教科書の範囲を超えた問題、中学入試問題とあります。 とりあえずは、既習項目の説明を読んで練習問題に取り組み始めたところです。自分でノートにまとめる作業はさせていませんが、必要と思われますでしょうか。 どうぞ、アドバイスを頂きたくよろしくお願いいたします。
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>自分でノートにまとめる作業はさせていませんが、必要と思われますでしょうか。 本人に「まとめる」という作業が何を意味するか分かっているならやらせてみてもいいと思います。 テキストのまる写しは「まとめる」とはいいませんよね。「まとめる」のは、特定の問題を解くときに、自分にとって「どの考え方が必要か」を参考書なりの解説の中から「抜き出し」て「簡潔に」要点を書くことです。ですから、一般的な「まとめ」では意味がありません。あくまで、ある解けない問題があるときに、解くためにはどういった「知識」が必要か、が問題になります。 これを「まとめる」能力を養えば難問にも参考書とやる気で立ち向かえるようになります。 そして、その「まとめる能力」が次の展開に生かされるか、が次のステップとなります。 「ことばでまとめる」「分かりやすい図を描いてまとめる」「項目どうしの関連」を矢印などの指示記号や色分けによってさらに能率の良いものにできるか、ということです。 自分に取って問題点が見やすく分かりやすいノートは、知的レベルの目安になります。ここでベストセラーになった『東大生のノートは必ず美しい』という企画本を想起しますが、あの内容はある程度まで「正しい」ものです。ですから、ノートをうまくとる能力はあとで必ず役に立ちます。 >中学受験はせず、公立トップ校を希望しています とのことですから、中学入試問題解法で必要な「文字を使わないやりかた」が分からなくなったら、分かろうとする努力はせずに、学習内容の先取りをしていく方が「能率がいい」かもしれません。市販の「特進クラスの算数」といった参考書を眺めても、連立方程式などには文字を使った解法が堂々と記載されています。また、私立中学や一貫中高がかなり速い進度をとる現実がありますから、知的に余裕があれば、早めに小学レベルの算数を終了し正負の数と文字を導入する中学レベルにいかれる方が「無駄が少ない」かもしれません。これ以上はご質問の範囲を超えますからここまでとさせていただきます。 ノートの「まとめ」はかなり先を見通した指導が必要ですから、質問者さんも自分なりの「まとめ指導法」を研究してお子様と接するようになさってください。
お礼
アドバイスを頂戴し、感謝いたします。 回答者様の仰っているように、参考書で自学でき、難問にも立ち向かえる力をつけて欲しいと思っています。ですが、今までは、予習復習を含め問題集の問題を読み解答するという方式でしたので、自分にとっての必要事項を自分の言葉でわかりやすくノートにまとめることは、息子にとっては難しいように思います。お恥ずかしながら、私にも、それを指導する自信があまりありません。自分で研究し試行錯誤するしかないのかもしれませんが、ご助言を頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。