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フランス共和国臨時政府
フランス共和国臨時政府に憲法はありましたか? 無かったとしたらヴィシー憲法か第3共和憲法を引き継いでいたのですか? 出典URL(できればWikipedia以外で)を載せてくれるとありがたいです。
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- chuchuo
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回答No.1
政府があって憲法があるではなく 憲法があって政府があると言うことを 先に申し上げねばなりません。 フランス共和国臨時政府は当時の憲法(ヴィシー憲法)にのっとって出来た 政府ではありませんでした。 レジスタンス組織であった「自由フランス」がナチス傀儡政権のペタン政権にかわって フランス共和国を戦勝国とするために置かれた臨時政府だからです。 その当時憲法はありましたか?という質問であればヴィシー憲法があったといえます。 曲がりなりにも国民投票で第3共和憲法を破棄して制定されたものだからです。 フランス共和国臨時政府が1944年9月にでき、第4共和憲法は46年10月に制定されました。 ただ、 政治史的には、第4共和憲法はフランス共和国臨時政府が出来た1944年9月となっています。 これは、フランス共和国臨時政府の国家としての正当性を後からつけたということでしょう。 ゆえに 現実時間上(憲法史)では、フランス共和国臨時政府はヴィシー憲法下に存在した。 政治史上では、フランス共和国臨時政府は第4共和憲法下に存在した ということになるのでしょうか?