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熱力学(圧力と体積が比例して体積膨張)

いつもお世話になっています。 熱力学を独学で勉強していて、勝手に自分で考えているものなのですが、 初期温度・体積をそれぞれT、VとしてVを2Vへ体積膨張させます。 条件はタイトルの通り、圧力∝体積です。 変化後の温度、吸収した熱、仕事、内部エネルギーを考えています。 温度は簡単で、4Tと出ました。 仕事はpV=nRTより、仕事=4nRTと出ました。 問題は熱と内部エネルギーで、どうやって出せばいいのか分かりません。等温変化や断熱変化と違って、W=Qや、Q=0のような条件がないので、機械的にやろうとすると手が止まってしまいました。 分かる方教えていただけないでしょうか。 お願い致します。

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  • htms42
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回答No.6

#5です。 #5で「経路が示されていない」とかきましたが誤りです。 申し訳ありません。 2p、2Vにばかり目が行っていました。 p=kVで経路が指定されています。 p-Vグラフで直線になります。 W=∫[V→V']pdV=∫kVdV=(1/2)k[V'^2-V^2]        =(1/2)(P'V'-PV)  ※p-Vグラフを書いて台形の面積を求めても構いません。 もしP’=2P,V’=2Vであれば W=(3/2)PV=(3/2)nRTです。(仕事は4nRTではありません。) 温度が4Tになりますから△U=nCv(3T)です。 この値を求める時にkの値は必要ありません。 初期状態が決まれば 圧力は体積に比例しているということと温度変化だけでQは決まります。 kの値は温度と体積の初期値から決まります。これは#3の御回答の中で示されている通りです。

shin-mind
質問者

お礼

非常によくわかりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • htms42
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回答No.5

#3です。 >QやWを用いて書けないですよねということでした。 問題は「QやWを求めよ」というものではないですか。 外部から系に与えなければいけない熱量は Q=△U+W △U:内部エネルギーの増加 W:系が外部にする仕事 です。 △Uは温度変化が決まれば出てきます。 Wは経路によって変わってきます。 従って必要な熱量Qは経路によって変化します。 この問題では経路が指定されていませんのでQは決まりません。 >仰った比熱の値を書いておくべきでした。 比熱の値が必要なのではなくて経路の指定が必要なのです。 体積を2倍、圧力を2倍にすれば温度は4倍です。4Tになります。 (P,V,T)→(2P,V,2T)→(2P,2V,4T) (P,V,T)→(P,2V,2T)→(2P,2V,4T) のどちらであるかによって必要な仕事が変わることを確めてください。 可能な経路の取り方はいくらでもあります。 (P,V,T)→(4P、V,4T)→(2P,2V,4T) (P,V,T)→(P,4V,4T)→(2P,2V,4T) これだと最後の変化が等温変化です。 途中に断熱変化を入れることも可能です。 定積比熱,定圧比熱というのは定積変化、定圧変化であると経路が指定された時に必要な熱量を与えるものです。 モル定積比熱Cvとモル定圧比熱の間にはCp=Cv+Rの関係あります。このRは気体のする仕事から出てきたものです。

  • rnakamra
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回答No.4

#2のものです。 補足に対する回答。 >いまさらなのですが、この質問は定圧比熱や定積比熱の値も >用意しておかないと記述できないでしょうか。 内部エネルギーを温度の関数として求めるには定積比熱が必要です。 U=∫[0→T]CvdT' となります。 >仰った仕事の話はよくわかったのですが、kが問題です。 >私が最初にかいた条件だけでは定まらないものでしょうか。 状態方程式がわかっていればkを求めることが出来ます。 理想気体であり、初期状態が(V0,p0,T0)であるなら p0*V0=nRT0 ですね。 これから、 p0=nRT0/V0 となります。 後はこの式をp0=kV0に代入すると nRT0/V0=kV0 k=nRT0/(V0)^2 となります。 (変数としてのVと混同しないように添え字をつけました。実際の問題では変数としてのV,pに別の文字(例えばp',V'等)を使うほうが良いかもしれません)

shin-mind
質問者

お礼

なるほどそう考えるのですね。 御丁寧にありがとうございました。

  • htms42
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回答No.3

温度一定であれば体積は圧力に反比例します。圧力一定であれば体積は温度に比例します。 圧力を2倍にしているにも関わらず体積が2倍になったというのであれば温度をものすごく高くしなければいけないはずです。 なぜ等温変化や断熱変化と関係づけようとするのでしょう。どちらも使うことが出来ないのは歴然としているはずです。 理想気体の範囲であれば状態方程式で温度が決まります。 内部エネルギーの変化は温度が決まれば出てきます。 必要な熱量は比熱を使えば出てきます。 定圧変化でも定積変化でもありません。必要な熱量は変化の道筋によって変わります。

shin-mind
質問者

補足

回答ありがとうございます。 はい、仰っている通りでした。 >等温変化や断熱変化と関係づけようとするのでしょう 関連づけようとしたのではなく、それらと今回とは違って QやWを用いて書けないですよねということでした。 仰った比熱の値を書いておくべきでした。

  • rnakamra
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回答No.2

pV=nRTですから、この気体は理想気体と考えてよいのですね。 それなら内部エネルギーは温度に比例します。その比例定数が何であるかは外部から全く仕事を受けない過程、つまり定積過程を考えればわかります。 次に熱ですが、これは仕事と内部エネルギーの変化から計算します。 気になるのは、 >仕事はpV=nRTより、仕事=4nRTと出ました。 どのようにして、この値を導出しましたか?どのように考えてもこの値にならないのですが。 仕事は単に W=-∫[V0→V1]pdV から求められます。圧力は体積に比例するような過程とのことですからpをVで表現することができます。(p=kV,後はkを求めるだけ)

shin-mind
質問者

補足

おくれてすみません。回答ありがとうございます。 いまさらなのですが、この質問は定圧比熱や定積比熱の値も 用意しておかないと記述できないでしょうか。 >仕事はpV=nRTより、仕事=4nRTと出ました。 どのようにして、この値を導出しましたか?どのように考えてもこの値にならないのですが。 Δp×ΔVが仕事だと思ったので単純に入れてしまいました。 pが一定でないのにありえないですよね。すみません。 仰った仕事の話はよくわかったのですが、kが問題です。 私が最初にかいた条件だけでは定まらないものでしょうか。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>pV=nRT nを一定のままp→2p、V→2Vなら、左辺が四倍になりますからTが四倍になれば良いだけ。もちろんケルビンで測ってですよ。

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