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二酸化窒素の構造
化学Iで、二酸化窒素の電子構造について質問です。 参考書だと、N原子は一方のO原子とは二重結合、もう一方とは配位結合をして、 不対電子をひとつ持つらしいのですが、、 これだとN原子の最外殻電子の数を8個にはできないような気がします。 実際二酸化窒素の電子構造はどうなってるんでしょうか。 どなたか教えていただけたら嬉しいです。
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その参考書の名前は「新研究」と言いませんか? 新研究は高校の参考書としては最高レベルですが、 残念なことに無機の分子性物質の構造式がおかしいのが残念なところです。 N原子上に不対電子を持つのは変わりありませんが次のような構造をしています。 . O=N^+-O^- N―Oの結合は一方が二重結合、もう一方は単結合(配位結合)です。 この配位結合の時、結合の電子2個をNとOに等分すると、酸素の電子が7個となり本来持っている6個より1個多いため、O原子は形式的に1-の電荷を、同様にN原子は1+の電荷を持っています。 また、この二重結合と単結合は絶えず入れ替わり、区別のつかない状態になっていると考えられます。
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noname#160321
回答No.1
>N原子の最外殻電子の数を8個にはできない はい、出来ません。 二酸化窒素は不対電子を持っています。オクテット則に当てはまらない分子です。 そのため四酸化二窒素N2O4と平衡にあります。 2NO2 ⇔ N2O4
質問者
お礼
最外殻電子が8個にならないのもあるんですね、、 例外な分子、ということですね。 回答ありがとうございました。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 参考になりました。 結合が常に変わっていくということもあるんですね。