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建設業のヒエラルキー

建設業界は設計事務所が図面を書いて、工事はゼネコンがトップで下にサブコンがいて、その下に計装や電気施工会社とかいると思います。 完全に縦社会とか言いますが、本当にそうなのでしょうか? ゼネコンはサブコンを怒鳴って、サブコンは下請けの会社を怒鳴っていると聞きます。 計装の山武とかより、サブコンの高砂熱学工業、それより鹿島や竹中工務店に入社したほうが良いということでしょうか? 素人なので教えてください。

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  • sirousagi1
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回答No.2

元ゼネコンの現場監督です。 一番は【お施主様】です。役所も同じですかね。 設計事務所とは、基本的には「イーブン」です。 元請けは協力会社(一次下請け)に、そして、二次は三次に責任を負う立場です。 契約においては、いづれも対等ですが、お金を支払うところが立場上では上に来ます。消費体系からすればどこでも同じです。 「怒鳴る」とはどういった事で起きていると聞いたのでしょう? 場内で、ちょっと遠いと「大きな声」で呼んだりはしますけどね。 また、指示は書面です。管理責任上で証拠を残します。 これをやらないのは、地方の地場ゼネコンから中堅の下位クラスまでと思います。 そうなると、言った言わないの論争になるかもしれませんね。 私は、一社、JVの親、JVの子などを経験しました。当然、竹中や大成、清水などから中堅とのJVも経験がありますが、 元請から協力会社(下請け)に対して「怒鳴る(ケンカごし?)」といったことはありません。 そりゃ、職人同士は知る由もありません。 また、上司と部下となれば、元請けも協力会社もその会社内では起こる事は考えられます。新人なら怒られるのも仕事のうちです。 大成建設などの大手には現場に「職長会」があって工事管理もほぼ自主管理の体制ができています。 元請職員は、職長と打ち合わせや指示を出して、職人は職長に従います。元請け職員といえど職人には勝手に仕事の指示はできません。 安全面での注意は別です。この場合でも口頭の他、書面にも残します。 質問者さんは、高砂や山武を考えたということは、ゼネコンでも設備方面を希望しているようですね。 大手ゼネコンといえど、設備担当は建築・土木の職員に比べてはるかに人が少ないので、一人でいくつかの物件を受け持つようだと思います。 ゼネコンで、施工について計画と監理にやりがいを追うか、 協力会社で、計画の実施と管理に達成感を追うか、 大学か院を卒業してからでしょうけど、どちらも大変な作業です。 出来栄えが竣工後の維持管理を大きく左右します。 どちらがいいかは、何とも回答しにくいのですが、私なら大きく関われるゼネコンを希望します。 PS 躯体作業(鉄筋組や型枠)で、電気・設備業者はよく躯体業者に怒られます。 きれいに鉄筋を組んでも、勝手にそこをバラして配管やボックスを入れるんですね。 型枠を返した後で、「スリーブを忘れたので一度解体してほしい」とか を平気で言うんです。(仲を取り持つに苦労します) 最悪にも、後で「梁をコアで抜く」なんてことも言いだします。それは、構造上ひじょ~うにマズイ。 そりゃ、怒られます。 設備業者は段取りが悪いのは慣習かと思うくらいです。 設備会社の職長が躯体業者の職長にビール券を渡しているのをよく見かけました。 これで、回答となったでしょうか?

noname#89030
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 知り合いには建設業の人が多いのですが、ゼネコンの現場監督やサブコンの現場監督は終礼とかで、 「お前らが仕事が遅いから施主から怒られたじゃねーか。ザコどもが!」とか毎日言ってるらしいです。 鹿島なんか施主にも態度がでかいことで有名ですよね。 建設業に進むのをためらってます。

その他の回答 (1)

  • nikilauda
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回答No.1

鹿島や竹中に入社した方が良いのかはわかりませんが、縦社会ではあると思います。 それは建設業界に限らず、そして資本主義に限らず、どの業界・どの世界でも共通しているのではないでしょうか。 競争のある世界ではすべてがピラミット型のヒエラルキーを擁しているのだと思いますよ。 質問者さんの質問の主旨が今ひとつ掴めませんが、「どちらの側に入社した方が最善か」あるいは文面そのままに「ゼネコンに入社した方が良いのか」という事ですか? 縦社会である以上、トップに居ることは待遇面等の有利な部分や、あるいはその誇りから来るやりがい等もあるでしょうが、必ずしもゼネコンが最善ではないと思いますよ。 とうぜん本人の性格や好み、人それぞれやりがいを持てる分野は違いますし、得意な分野・不得意な分野があります。 単純な上下関係、ブルジョアジーとプロレタリアートという観点でみても、余剰価値を労働者側が生産してくれれば資本家はさらに富を得ますが、もちろん逆もありえます。 プロレタリアートから買った労働力が商品を売った金額を上回ることもあるわけです。 現代より厳しい奴隷制度の時代ではないのですし、それはあり得ることでピラミットのトップ自体の手腕及び、そのトップの中での底辺にいる社員の手腕にもよるわけで、余剰価値の生産力を生み出せない社員はリストラの対象になります。 また、特に不況の建設業界では、トップの企業自体が十分な生産力を生み出せず潰れてしまうことも考えられます。 今現在、単価を叩きまくり、プロレタリアートから信じられないほどの安価で労働力を買っているにもかかわらず、商品自体が不況で価値を上げられず、中間マージンの多さも相変わらずで余剰価値を生み出せないでいます。 どちらが良いかはもちろん判りません。どちらも一長一短。本人の生き方考え方次第ではないでしょうか。