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オンディレイ回路について
スイッチが入った後、数秒遅れてモーターを作動させる回路を作ろうとしています。 http://lightz.info/circuit/data/11_11_1.png 検索して見つけた上記のオンディレイ回路を参考に組んだのですが、しばらくモーターを回した後、スイッチを切って再度入れると、遅延せずにすぐにリレーが作動してしまいます。 しばらく置いておくと、また正常に作動するので、コンデンサの放電が出来てないのかなとあたりをつけてはいますが、解決方法が判りません。 考えられる原因と解決方法を教えていただけないでしょうか? ちなみに、現状組んだ回路は電源電圧を6V、コンデンサは4.7μF、VRの部分は10kΩの抵抗に変更しています。
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ANo.2の回路でモータを動かしてみたらちゃんと動作ました。R3 = 1MΩのとき4秒のディレイで、スイッチOFFの後、すぐにONしてもディレイ時間は同じでした。 電源電圧は5Vとし、モータは4V/400mAのものを使いましたが、Q3を2SC1815とした場合、コレクタ-エミッタ間の飽和電圧が大きいためにモータの回転数が遅く、トランジスタがかなり発熱します(2SC1815の最大コレクタ電流は150mA、最大コレクタ損失は400mW)。Q3を2SD2012に変えると発熱もなくなり(コレクタ-エミッタ間の電圧は0.2V)、モータの回転数も正常になりました。 ANo.2の「 R1 を大きくしているために」 は 「 R3 を大きくしているために」 の間違いです。R3は1MΩより大きくしないでください(充分なベース電流が流れなくなってモータの回転数が落ちます)。2SC1815と2SD2012はリード線の配置が違うので注意してください。 2SD2012 価格(40円) http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02510/ データシート http://www.semicon.toshiba.co.jp/docs/datasheet/ja/Transistor/2SD2012_ja_datasheet_070607.pdf
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- oneone101
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- inara1
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ANo.2です。間違いあありました。 【誤】 R1 = 100kΩで 0.4秒、R1 = 220kΩで 1秒、R1 = 470kΩで 2秒、R1 = 1MΩで 4秒になります。 【正】 R3 = 100kΩで 0.4秒、R3 = 220kΩで 1秒、R3 = 470kΩで 2秒、R3 = 1MΩで 4秒になります。
- inara1
- ベストアンサー率78% (652/834)
原因はANo.1さんの通りです。 添付回路のようにすれば、スイッチ(S1)をOFFにしたとき、コンデンサ(C1)の電荷がダイオード(D1)と抵抗(R2)を通じて速やかに放電されるので、OFFの後すぐにONにしてもちゃんとディレイ動作します。 ディレイ時間は R3*C1 の大きさで決まります。C1 = 4.7μFの場合、R1 = 100kΩで 0.4秒、R1 = 220kΩで 1秒、R1 = 470kΩで 2秒、R1 = 1MΩで 4秒になります。C1 を 47μFにすればその10倍の時間になります。トランジスタを3個使ってますが、これはディレイ時間を長くするために R1 を大きくしているために、Q1のベース電流がかなり小さいからです(トランジスタ1個だけでは大きなコレクタ電流を流せない)。Q3は2SC2012という大きな電流を流せるものにしていますが、モータ電流が100mA未満なら 2SC1815でも構いません。
- foobar
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ご質問で書かれているように、コンデンサが放電されないのが理由かと思います。 もし、スイッチのb接点(や補助リレーみたいなの)が使えるなら、b接点でスイッチを切ったときにコンデンサを放電する回路をつける(コンデンサと並列にb接点と100オームくらいの直列回路をいれる)、というのも手かと思います。
お礼
お礼が遅くなってすみません。 やはり放電不足が理由だったんですね。 放電回路を追加してみたら解消されました。 ありがとうございます。
お礼
お礼が遅くなってすみません。 分かりやすい解説と共に、実践までしていただいてありがとうございます。 皆さんの回答を参考にして、目的の回路を完成させることが出来ました。 本当にありがとうございます。