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音大進学

今年の春に、高校一年生になった者です。 私は今、普通の四年制の大学に進学するか、音大に進学するか迷っています。 小さい頃からピアノを習っていて、音楽が大好きなので音大の進学を希望しています。 でも音大は就職できないとよく聞くし、実際音大に行った兄もそうでした。 就職するなら、今から本気で勉強して、少しでもいい大学に行った方がいいと思います。 でも、それを中学の先生話すと絶対に音大へ行ったほうがいいと言います。 好きな事のために音大に行くか、将来を考えて普通の大学に行くか本当に迷っています。

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  • dqpq05
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回答No.2

質問者様と他の音大進学を迷っている人との決定的に異なる点は、家族に音大進学者がいて、音大の本当の姿を知ることが出来るということです。これは本当に大きな違いですよ。 お兄さんから音大の話をたくさん聞いて、それでも音大に行きたいと思ったのなら、音大に進学すれば良いと思います。 以下は私の個人的な意見です。 ■音大に行くのであっても、卒業後のことを考えておいた方がよいですよ。音大卒でも演奏家以外に職が無い訳ではありません。学校の音楽の先生、音楽教室の先生、音楽に関係する会社の社員、音楽に関係するお店の店員、音楽に関係の無い正社員等々、「絶対に新卒で就職するんだ」という決意さえあれば、選択肢は色々あります。 ■そもそも、なぜ音大に行くのかということを考えてみても良いかもしれません。好きなことを一生懸命やるのであれば、普通の仕事のかたわら、個人的に習うことも出来ます。ですが、やはり時間の制約も大きく、とことん打ち込めるというのとは程遠いことになるのが現実だと思います。その点、音大に進学すれば数年間は徹底的に音楽に打ち込めます。また、演奏家にはならないとしても、音楽関係の仕事への道は一般の大学に比べれば開けます。演奏家を目指すことまでは考えないとしても、音大へ行く意味としてこのようなものがあるかもしれません。 ■>それを中学の先生話すと絶対に音大へ行ったほうがいいと言います。 とありますが、その先生は音大進学の実情について具体的に何か分かっている人ですか?そうならよいのですが、もしも「好きなことがあるならばそれをやった方が良いヨ!」程度の認識で言っているのだとしたら、真に受けると人生が狂うかもしれませんよ(^^; もし今後もその先生に何か相談するのだとしたら、音大についてどの程度理解があるのか、要確認です。 ■音大という特殊性や、特殊な世界だけに一般にはイメージだけが先行してしまいがちなこと、ドラマや小説、漫画などで偏ったイメージが世間に存在していることなどが原因だと思うのですが、音大に入ることが目的になってしまう人が結構います。音大というのは、目的を実現させるための手段です。この点を間違うのはマズいです。入ってから精神的に苦労します。 音大入学までの道のりは、大変な人には結構大変だし、特殊なことをやっているだけに「あたし頑張ってる」感が結構あります。なので、入学までは頑張れるんです。入ることが目的になっちゃってるから。で、入ってみて初めて現実的に音大という所を直視して、何のために音大に来たんだろう・・・・。となる訳です。こうなってやめてく人もいますよ。なので、音大進学を決める前に音大に何をしに行くのか決めてください。 ■音大には入試準備の為の講習会というものがあります。ちょうど夏期講習の直前で、音大進学を決めるのにいい機会です。たいていの音大で開催していますので、申し込んで行ってみると良いです。どんな人達が音大へ行くのか、現実を知ることが出来ます。 一つ上の項目の中で、「音大入学までの道のりは、大変な人には結構大変」と書きました。音大へ入るのが楽勝の人もいるんです。楽典やソルフェージュはいつも通りやれば万点かほぼ満点で、実技はいつもの本番の通り緊張しながらもきっちり弾けば普通に合格、という人達です。こういう人達は僅かではないです。確実にこういう人達の層が存在します。で、音大を手段と考えているのはこういう人達です。こういう人達から演奏家が出ます。 ■音大の入試というのは本当に基礎的なことを見るんです。実技のレベルも楽典やソルフェージュも、18歳の段階でこれが出来ないと演奏家なんて絶対無理だし、音楽を人に教えるのなんてもってのほかですよ、というレベルの入試課題です。なので、楽勝の人には楽勝なんです。 今年の夏に講習会を受講することで、高3の1月までに自分をどのレベルまで上げる必要があるのか、もしくはもう今のままでも行けるのか、そういうことが見えてきます。同時に自分が将来どのような方向に行きたいのか、行けるのか、どのような選択肢があるのかが見えてくると思います。 ■音大は、本来は演奏家を育てる場所です。 ですが、最近はそうでない人にも大きく門戸を開いています。で、これを利用することも出来ます。 演奏家だろうが演奏家は無理だろうが、絶対に音楽に関係する世界で生きていきたい!!という人には大きなチャンスです。演奏家以外にも音楽、クラシック音楽の世界で生きていく道はあります。 ■最後に、繰り返しになりますが質問者様の強みは家族です。お兄さんは音大とはどういうところなのかを知っているし、音大生の就職事情も知っています。ご両親は音大生のお金のかかり方を知っています。自分が将来どんな仕事をしたいのか、音大に行く必要はあるのか、音大で何をしたいのか等々よく考えてみてください。 で、自分で見て自分で知るために、今年の夏の講習会に行ってください。 ご参考まで。

816abc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 兄が音大を卒業してから3年ほど経ちますが、今もまだフリーターです。 そんな兄を見ているのでもともと音大に行く気は無かったのですが、高校に入学してすぐの進路相談の時に、やっぱり自分は音楽が好きだしお金の問題とか就職の問題だけで音大を諦めたりしたら後悔すると思いました。 将来は学校の音楽の先生になろうと思っています。

その他の回答 (1)

回答No.1

音大というところは音楽を専門に勉強してプロになる場所です。 卒業してプロとして活動する(指導者など)くらい、音楽が好きでしょうか? どれだけ生活が苦しくなってもピアノと共に生きていく。っていうことを考えていますか? もし、将来普通の会社への就職を希望しているのであれば普通の大学に行くことをお勧めします。資格や専門知識を学んだ方が就職には有利になり、それでも趣味として「楽しい」音楽を続けていくことができます。 音楽を職業にすると「楽しい」や「好き」だけでは音楽をやっていけなくなるときが必ずあります。 それでも質問者さまが音楽を探求していき、自分を磨き、一生音楽と共に生きていくことができると思うなら勉強よりも練習に集中し、悔いのない音楽人生を歩んでいくことをお勧めします。 このような言い方は好きではないのですが、質問者さまは男性ですか?女性ですか? 男性であれば、将来家族ができたときのことも考えなければなりません。女性は考えなく良いという意味ではありませんが、特に男性は責任を持って生きていかなればならないことが多いです。 後悔のない人生が歩めますように、参考になれば幸いです。 どちらの道も非常に険しいと思いますが、夢は大きく持って頑張ってください! 応援しています。

816abc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私は女性です。 親は、女なんだし良い大学に入っても有名企業に就職しても結婚したらそんなの関係ないという考え方なので・・・ プロになろうとは思っていません。 ただ、もし運良くチャンスに恵まれたら考えが変わるかもしれませんが まずそんなことは無いと思うので。 音楽関係の仕事に就職出来たらいいですが、それがムリなら一般の企業でもいいと思っています。

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