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空気中の一酸化炭素について
先日、ホテルの排気塔から室内への一酸化炭素漏れによる死亡事故がありました。この一酸化炭素は、車やボイラーの廃棄ガスに混じっていると思いますが、二酸化炭素だと植物が吸収してくれますが、一酸化炭素は吸収しませんね。となると、一酸化炭素は増え続けるということになるのですが、そのうち、二酸化炭素に変化するのかとも思うのですが、実際どうなのでしょうか。
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> そのうち、二酸化炭素に変化するのかとも思うのですが、実際どうなのでしょうか。 ご想像の通り、二酸化炭素になるそうです: http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/gakubu/geoph/aos/material.html (『■大気の物質循環』の第3段落に、「一酸化炭素が酸化反応により二酸化炭素に 変換されている」とあります) また、「大気中の一酸化炭素の寿命は、およそ数か月」とのことで、その反応相手は、 主にヒドロキシラジカル(・OH)だそうです: http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report/html/2_5.html (『◆地球環境問題に関する一酸化炭素の基礎知識』の、「一酸化炭素の放出源と 消滅源」の前半を参照) なお、この「寿命」の特定方法については、ごく簡単に検索を掛けてはみたのですが、 残念ながらそれを説明するサイトは見つけられませんでした。 (「初期濃度を規定して半減期を測定」という手段を採るのだろうとは推測できますが、 「半減期そのもの」を「寿命」とするのか、「ある濃度以下になるまでの時間」を 「寿命」とするのか、などがわからない、と)
お礼
わかりました。ありがとうございました。