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「せいぜい」の使い方

佐藤さんが友人の木村さんに頼みごとをしています。 佐藤さん:「木村さんの車、しばらく貸してもらえませんか。できれば1週間くらい」 これに対して木村さんは、次のような4つの返事を考えました。 (ア)「1週間は無理ですよ。せいぜい二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど」 (イ)「1週間は無理ですよ。貸しても、せいぜい二三日ね」 (ウ)「1週間は無理ですよ。貸せないこともないけど、せいぜい二三日ね」 (エ)「1週間は無理ですよ。貸せないこともないけど、せいぜい二三日がいいとこね」 この返事について、皆さんが自然に感じられる順に並べていただけないでしょうか。  

質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
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回答No.2

またお会いしましたね。 ^^ アは誤りです。 イ、ウ、エは、どれがいちばん自然かということはないです。 最も自然なのは、オです。 (オ)「1週間は無理ですよ。[貸すと/貸せると]しても、せいぜい二三日です。」 ご参考になりましたら幸いです。

hakobulu
質問者

お礼

度々のご回答で、どうも恐縮です。 >アは誤りです。 :そうですか。 実はこの点が一番知りたかったことなのです。 誤りである理由としては、これは、 「せいぜい二、三日だ」 「せいぜい二、三日だと思う」 「せいぜし二、三日だろう」 などのように、文末に掛かるべき言葉だ、ということでよろしいでしょうか。 >「1週間は無理ですよ。[貸すと/貸せると]しても、せいぜい二三日です。」 :おっしゃるとおりです。 「(仮に)~するとしても」「(仮に)~できるとしても」という定型句がありましたね。 (イ)に似ていますが「貸しても」よりは、 「貸すとしても/貸せるとしても」のほうが丁寧で品格のある表現だと思います。 大変参考になりました。  

その他の回答 (4)

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.5

「せめて」の方がすでに締め切られておりましたので、こちらに割り込ませていただきます。 最初はかなり長文でしたが、結局論旨を一点に絞った以下の回答になりました。 「1週間は無理ですよ。せめて二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど」 この例文が自然か不自然かと言われれば、私は「不自然」と答えるでしょう。 「せめて」は、「それで満足というわけではないが、最小限これだけでもという話し手の気持ちを表す」わけですが、ご質問の例の「二三日ぐらい貸せる」というのは話し手である木村さんの「それで満足というわけではないが、最小限これだけでも」という気持ちに当てはまるでしょうか。むしろ、木村さんの気持ちは「どんなに頑張っても最大限この程度しか」ではないでしょうか。 こんなことを考えると、私は「不自然」と答えざるをえません。他のご質問との関連でいえば、何らかの形で「せいぜい」が使えるところでしょう。 ところで「せめて」を「少なくとも」に置き換えることはだいたい可能ですが、「少なくとも」が「せめて」に置き換えられるとはかぎりません。 少なくとも出席者の一部からは賛同が得られた。 →せめて出席者の一部からは賛同が得られた。× これはほんの一例ですが、「せめて」と「少なくとも」とは、一部重なる点があるとしても、意味・用法が異なりますから、まあ当然と言えば当然です(ここで具体的にどう違うかは面倒なので言及しません)。したがって、 「1週間は無理ですよ。少なくとも二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど」が不自然だから という点は判断基準にはならない思われます。 ちなみに「せいぜい」についての各例文は私にとっては皆許容範囲内の表現です。順位をつける必要も感じません。 以上です。失礼しました

hakobulu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >木村さんの気持ちは「どんなに頑張っても最大限この程度しか」ではないでしょうか。 :私の最初の懸念もそこでした。 例文のままでは、木村さんは四,五日貸すほうが満足することになってしまいますよね。 ただ、あちらの質問で教えていただいたのですが、広辞苑によると、「少なくとも」という意味以外に(単に)【十分ではないが】という意味も付与されているようです。 そうすると、 「【これでも私の希望に十分副うわけではないが】二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど」 という解釈ができるように思います。 【私の期待に十分副うわけではないが】の中身は『本当はもっと短くしたいが』となります。 また、 「せめて、(日数を縮めて)二、三日にしてくれたら、貸せないこともないけど」 であれば自然ではないか、という見解を示してくださった方もいらっしゃいました。 「せめて」は「して(=縮めて)くれたら」に掛かるという解釈です。 この場合は、「少なくとも」という意味がそのまま適用できます。 そこで、当初の例文である、 「せめて二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど」 についても、無意識的に、 「せめて二三日ぐらい(縮めてくれるの)だったら、貸せないこともないけど」 という意味に捉えることはできないだろうか、と考えました。 ・「(貸す日数を)縮めてもらう」として、縮めた結果は決して私の希望に十分副う短さではないが、二、三日であれば貸してやってもいいよ。 といったような解釈にしたい、ということですが、 「(縮めてくれるの)という句が暗黙的に挿入されている」 と判断が許容できるか否かということが、 この表現が正しいか否かの分かれ目になるのかもしれません。    

  • kentaulus
  • ベストアンサー率60% (1064/1746)
回答No.4

> 「せいぜい」は、文末に掛かるべき言葉ではないだろうか、 そうでしょうか? 私は「せいぜい」は「二、三日」にかかっていると思います。 ですので文末でも文頭でも、位置は関係無しだと思います。 > 『ほんの二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど』 という表現も可能ですよね。 そうですね。 「せいぜい」と「ほんの」はニュアンスが違いますが、 この文でも違和感は無いと思います。

hakobulu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >私は「せいぜい」は「二、三日」にかかっていると思います。 :そうですね。 どこに掛かっているかと言えば、おっしゃるとおり「二,三日」ということは間違いありません。 「掛かる」の適切な使い方ではなかったと思います。 「文末に掛かる」というより、 「せいぜい二、三日」の対象となっている動詞(「(車を)貸す」)が、構文上「せいぜい」の後にくると不自然になるような気がするのです。 「貸しても、せいぜい二、三日だ」は良いが、 「せいぜい二、三日なら貸そう」は不自然。 という感覚があるわけです。 後者の「せいぜい二,三日」は「貸そう」に掛かっていますが、 前者の「せいぜい二,三日」は文末に・・・、という意図でした。 いずれにせよ誤解を与える不適切な表現だったと思います。 すみません。 もうひとつ例をあげてみますが、 「値引きしてもせいぜい500円までです」 は可ですが、 「せいぜい500円までなら値引きします」 などは不可。 といった感じです。 どうなんですかねえ・・・。 まだ迷っています。^^; >『ほんの二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど』 :のほうは、違和感が無いと伺って安心しました。  

  • kentaulus
  • ベストアンサー率60% (1064/1746)
回答No.3

個人的意見ですが。  ア-ウ-エ-イ ですね。 アが一番自然です。

hakobulu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >アが一番自然です。 :そうですか。 イ・ウ・エに関しては極端な違いはありませんが、アの扱いについてはみなさん少しお考えが異なるようですね。 「せいぜい」は、 「せいぜい二、三日だ」 「せいぜい二、三時間しか眠れない」 「せいぜい二、三日しか遊べない」 などのように、文末に掛かるべき言葉ではないだろうか、という感覚があったので質問させていただいたのですが、どうなのでしょう。 今思いついたのですが、 『ほんの二三日ぐらいだったら、貸せないこともないけど』 という表現も可能ですよね。  

回答No.1

エ→イ→ウ→ア ですね ウは「せいぜい」より「いいとこ」がベター アは「せいぜい」より「せめて」がいいでしょう。

hakobulu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 私の予想順とほぼ同じでした。 大変参考になりました。  

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