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積分区間と積分するもの、具体的な計算
F=∫x dx (0~2まで積分) があったとします。 これを F=∫lnx d(lnx)としたとき積分範囲は(0~2)のままなのでしょうか? また、この2式は同じこと(どちらも値がF)を表しているようなのですが、なぜそうなるのでしょうか? 次に具体的な計算について質問ですが F=[1/{√(2π)*ln2}] *∫(積分区間0~x) exp[-(lnx-ln1)^2/2*(ln2)^2] d(lnx) この計算はどうするのでしょうか? 積分区間0~xについては、x=0.4で計算お願いします。 ちなみに上の式は、元の式で与えられてる値は代入したもので、もとの式の形をわかって頂くために、あえて値を代入しただけで計算してまとめておりません。
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- stomachman
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> F=∫lnx d(lnx)としたとき積分範囲は(0~2)のままなのでしょうか? ままなのです。 定積分なので、変数をxからtに書き換えても同じです。 F=∫lnt d(lnt) (積分範囲はlnt=0~2) ( t=0~2ではないことに注意!おそらくここで混乱なさってるんでしょう。)そして改めて x = lnt とおけば F=∫x dx (積分範囲はx=0~2) となる。元通りですね。 > ∫(積分区間0~x) exp[-(lnx-ln1)^2/2*(ln2)^2] d(lnx) これは式そのものが駄目です。積分区間の上限xが積分変数lnxに出てくるxと同じだから、これでは定積分になってません。 ∫ exp[-(lnx-ln1)^2/2*(ln2)^2] d(lnx) (積分範囲はlnx=0~a) というのなら問題なしで、変数をxからtに書き換えて ∫exp[-(lnt-ln1)^2/2*(ln2)^2] d(lnt) (積分範囲はlnt=0~a) ここで改めて、 x = lnt と定義すれば ∫ exp[-(x-ln1)^2/2*(ln2)^2] dx (積分範囲はx=0~a) となります。ちなみにこの積分はどうやっても初等関数では表せませんで、せいぜい 「正規確率積分」Φ(y) = (1/(√(2π)))∫exp(-(x^2)/2)dx (積分範囲はx=-∞~y) = (1/2)+(y/(√(2π)))(1-(y^2)/(3×2×1!)+(y^4)/(5×(2^2)×2!)-(y^6)/(7×(2^3)×3!)+....) あるいは 「誤差関数」Erfc(y)=∫exp(-x^2)dx (積分範囲はx=y~∞) = (√π)(1-Φ((√2)y)) などの特殊関数を使って表すしかありません。 ですが、ご質問では特定のyにおける値を知りたいだけなのだから、正規確率積分(すなわち正規分布の累積度数)の値を確率統計の教科書になら大抵載っている「正規分布表」という数表で調べることもできますし、Excelにもこの値を返す関数があります。