- 締切済み
株の値段
株安の流れが加速してますね。 株を保有している立場から見れば、値が上下するとそれぞれ「含み益」「含み損」がでますよね。これはある意味わかりやすいですね。 一方、株を発行している企業や、この場合その他大勢の立場になる国民にはどんな影響があるんでしょうか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 100Gold
- ベストアンサー率27% (284/1018)
再度回答します。 PERやPBRは投資指標ですから株価が下がると改善します。 PERは株価利益率、PBRは株価資産倍率です。 PERは20倍が目安です。今は知りませんが、かつては日本の平均は40倍でアメリカが20倍だから日本の方が割高だと言われていました。株価が下がると倍率が低下して指標としては改善します。PBRは1倍以上だと株価より一株当たりの資産価値の方が高いということです。当然簿価で評価されるので日本ではあまりあてにならず、1倍をこえる企業が続出しています。 御存じだとは思いますが、念のため。 先ほどは書きませんでしたが、ちょっと前は社内規定で株価が100円を割ると融資してくれない銀行がありました。これだけ増えればそんなアホな規定はなくなっていると思います。いや思いたい。まっとうな金融機関は格付けで判断します。格付けが一定以上でないと事業会社でも取り引きしてくれないところがあります。
- come2
- ベストアンサー率32% (594/1811)
はじめまして yopparさん まあまあそんなに回答してくれた方に一言一言返されてもねえ、 ここは掲示板ではなく、質問した方に回答する形式を採用しております。 議論したいのであれば、ヤフー掲示板なり2chで質問された方がよいと 思いますよ。 で、私なりの回答ですが、 >株安の流れが加速して >株を保有している立場から見れば、値が上下すると >それぞれ「含み益」「含み損」がでますよね。 >これはある意味わかりやすいですね。 そうですね、わかりやすいです。 >一方、株を発行している企業や、 >この場合その他大勢の立場になる国民にはどんな影響があるんでしょうか? 話を整理するために、まず個別株に関して考えてみてみましょう。 例えば、ソニーの株が下落したとしましょう。 ソニーと言う会社にとって、どういう影響があるか? 1.増資に影響がある →頻繁かどうかが問題ではなくて、影響があるということです やろうと思ったタイミングでできない等の影響が出ます。 本当はやりたいのに、株価が低くてできないとかね 2.財務指標の悪化 会社の財務指標を図るデータとして、株価を利用したものが いくつかあります。PERとかPBRとか、株価が下がるとそういう指標が 悪化します。ただしそれを気にするのは、役員レベルです。これらの 数字で役員が首を切られるということは日本では稀だと思いますが、 まあ最近は海外投資家が株主総会で質問したりする時代ですから、 役員も数字には敏感でしょう。 3.信頼度が低下します 先の財務指標とも密接に関連しますが、そのような指標であったり、株価 そのもので会社の信頼度を測ろうとするケースが多々あります。 そういう信頼度を株価で測ることの是非は別にして、例えば 額面割れ銘柄ワースト50とかそういう切り口で雑誌で特集されたり します。それを見て、取引先がナーバスになって取引を控えるケース もあるでしょう。 4.買収の対象先になる 日本では可能性は低いですが、株価が低いと買収される可能性を 潜在的に有しますね。 5.ストックオプションが行使できない 6.転換社債の株価への転換が進まず、社債部分を返済する必要がある 7.間接的に格付け低下に結びついて、社債発行への影響 実は会社にとっては、6と7が死活問題かもしれません。 ソフトバンクの株価低迷ネタで良く出てくるのは6ですね。 などなど、たぶん考えればまだまだあると思いますが、 株価が低いというのは、その会社にとっては百害あって一利なし ぐらいのものだと思います。 >この場合その他大勢の立場になる国民にはどんな影響があるんでしょうか? で、じゃあソニーの株が下がったら、それを保有しない国民に影響があるか? ということですが、これに答える前に、まず議論の大前提と語る必要があります。 とりあえず株式市場全体の数字を表す数字として、ここでは日経平均を 利用しましょう。最近8000円割れしたとか騒いでいる数字ですね。 先ほど例にあげたソニーの株価低下ですが、ごく一般的に言って、 個別銘柄の株価上下変動の約8割程度は市場全体の影響を受けます。 ただし、ソニークラスになると、ソニー自体が市場全体に影響与えます。 一概には言えないですが...つまり市場を代表するような銘柄ですね 例えば、ソニー、NTT、ドコモ、トヨタ等々、ITバブル時のソフトバンク ですね。これは書けばきりが無い。 ソニーが下がったからと言って、直接その他国民に影響はありません。 知人親戚友人や取引先がその企業なら話は別ですが、 聞いたことのない銘柄なら、感じる痛みはないでしょう。 問題は、経済は循環しているということですね。周りめぐって 自分に返ってくるというか、知らないところで結ばれている。 例えば、ソニーやトヨタクラスの企業の業績が悪化して、株価が 下がると、その関係会社はもちろん影響を及ぼしますが、 日経平均に影響を及ぼします。 じゃあ、日経平均が下がると国民にどんな影響があるか?ですが、 株価というのは景気の先行指数と呼ばれます。 つまり今株価が下がるという事は、半年や一年先の様々な消費や需給が 悪化することを示唆します。そうなると多くのというか、国民全員が なんらかの経済活動を行っていますので、余波を受けます。 俺は関係ないよと思われるかもしれませんが、 例えば広く長い意味で言えば、現在、銀行に預けても利子がほとんど つかない低金利時代ですが、これも株価低迷が一つの原因です。 今すぐはありえないですが、半年後に景気がV字回復するとしましょう。 そうすると政府は金融引締めを検討し始めます。 すると銀行の利子があがります。これだけなら良い話ですが、 利子があがるということは、借りた場合の利子も増えます。 例えば、ローンでクルマやマンションを購入したりする場合に、 金利が上がります。 なんとなく文面から察するにお若い方だと思いますが、 バブル時代を経験した人はわかると思いますが、あの時は超株高だったわけです。 株が高くて、不動産がどんどん値上がりすると、関係ない(と思っている人) まで、金持ち気分だった時代だったりしました。 当然株が高かった影響を受けてます。先ほどの利子の話もそうです。 郵便局においておくだけで、利子がたんまり。逆に自動車ローンが激高 でも景気全体がよくて、ボーナスは多いし、リストラ不安もないし 結果として、みんな新車に買い換えてました。 逆に今は株価が低迷しているので、気分が滅入るような影響を暗に 受けてしまっていることもありますね。 等など、そろそろ疲れたので辞めますが、とまあ関係ないと思っている 個人も確実に影響ありますよ。 ただそれは、完全に株価に連動して感じることの痛みかというと そこまではないですね、じわじわ迫ってきているというのが怖いところです
株価が下がると、発行企業は自社の価値が下がり、増資などで資金の調達が難しくなり、株式会社を持っている人は資産が目減りして消費意欲が衰えます。 又、他社の株を持っている企業や金融機関も資産が目減りして利益が減少します。 その結果、国の税収が減り歳入が赤字となります。 企業が赤字になると、リストラや賃下げが進み、ますます景気が悪くなります。 このように、全てが悪循環していきます。
- 100Gold
- ベストアンサー率27% (284/1018)
国民の金融資産の内株の占める割合は9%ほどですので実は国民生活にはあまり影響はありません。 企業の業績が悪くなると、給料が下がる可能性があることぐらいです。 つまり株価対策は家計から企業への所得移転。 財界を牛耳る経営者を救済しているわけで、ここにも銀行救済と同じ構図があるわけです。 現在はお金がだぶついていて、直接金融可能なレベルの企業でしたら資金調達に困ることはありませんので、株を発行している企業にも影響はありません。保有していることによる影響は在りますけど。
お礼
ありがとうございました。 国民生活に密接した影響は少ないということでしょうか。
- tttt23
- ベストアンサー率25% (76/303)
株を発行している企業から見ると、自社の株価が下がれば、増資のため次に株を発行するときに有利な条件で発行できないというデメリットがあります。
お礼
ありがとうございました。 しかし増資はそんなに頻繁にやるものじゃないですよね。
- Singleman
- ベストアンサー率24% (143/576)
企業も自社株、他社株保有してますし、 株を持っている国民も多いですし結局資産の目減りですね 人間心理、財産が減れば財布の紐が硬くなります。 デフレ不況感が蔓延しますね。
お礼
ありがとうございました。 でも、この回答は「株を保有している側」の見方ですよね。
お礼
ありがとうございました。 増資に影響することは#1の回答にもありましたが、そんなに増資の機会って多いんでしょうか?