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ボサノバのソロについて(ジャズギター)
ジャズギターを修行中のものです。 先日、初めてセッションに参加してきました。見ず知らずの人とぶっつけでやるのは本当に初めてで、かなり緊張しました。 しかし曲目は比較的簡単な曲が多く、ホッとしました。 ただ、フライミーやブルーボッサなどボサノバの曲が多く、ちょっと難航しました。 演奏後、常連?の人に「ボサノバのソロはバップとはちょっと違うからね」と言われたのですが、僕はボサノバはどちらかというとあまり好きではなく、今までボサノバの練習というものはほとんどしていませんでした。 なのでこの時弾いたのも、バップフレーズをそのままボサのリズムに乗せた感じで、録音したものを聴いてもたしかにボサらしくありません。 他のサックスの人などは、息で大きく抑揚をつけたり、ロングトーンを使ったりしてうまくソロをとっていましたが、ギターだとそういうのもちょっと違うし、帰ってからスタンゲッツを聴いてみましたが、やはりバップ系の音楽とは全然節回しが違うように聴こえます。 それからというもの、スタンゲッツのソロのコピーをしてアナライズに励んでいるのですが、どうも特徴という特徴が見出せず、というかスタンゲッツのソロをギターでやると、どうもかんじが出ないというか変なのです。結局自分で考えてソロをやると相変わらずバップソロのままです。 教室(ジャズギター教室に通っています)の先生に質問してみると、「ボサノバは次の小節に入るとき、拍を食って入るのが特徴」と教えてくれました。 しかしそれはバップのソロでも言えることで、ボサノバだけの特長ともいえないのでは?と思うし、かといってボサノバ特有のスケールがあるわけでもなく、どうにも行き詰まっています。 ボサノバのソロの特徴って、具体的にバップとどのように違うのでしょうか? 本来なら自分でもっとアナライズをして、自分の力で違いや特徴を見出すのがベストなのでしょうが、できればヒントのようなものでもいただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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スケールとかというより,リズム割りでしょうかね. 八分三つというか付点四分というか,その辺のかたまり方を意識するとか. あえていえば,音選び的には,アウトさせずに,ブルーノートとかも意識するのを止めて,ダイアトニックな音,ただし,テンション感の高めの音を強調するとか. すこし,ジョビンあたりの曲の「テーマ」を弾き込んでみるとか.
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>このアルバムでしょうか? 鼻の整形後の録音のようですが これでも参考になると思います。 >ジャンル ジャンルは「感じるもの」だと思います。 ロック・ギタリストが ジャズを感じて弾く場合もあるでしょう。 ジャズ・ギタリストが ロックを感じて弾く場合もあるでしょう。 ちなみに ジョージ・ベンソンは ジャズ・ギタリストが ボサノバを感じて弾く場合と言えるでしょう。 >一貫してマルティーノそのままなんですよね 「感じているもの」が変わらないからでしょう。 B.B.キングが 「エリック・クラプトンがギターを弾けば全てブルースになる」 と言った話は有名です。 >コンテンポラリーでモーダルなプレイに近い あまり難しく考えずに 1つの曲をジャズとボサノバで テーマだけ弾き分けてみたらどうでしょうか・・。 ジャンル毎に テーマのメロディーを変えたりはしない筈です。 ハーモニーやリズムの重要性に気づくでしょう。 では♪
お礼
いろいろとアドバイスありがとうございます。 整形前の録音のものがあるのですね。探してみます。 ベンソンは昔は普通の黒人の顔だったのに、整形でだんだん妙な顔になっていきますね(とくに目が・・) >感じるもの ボサノバのリズムや感覚はしっかり感じているつもりです。 しかしソロをやるとなぜかバップ風な節回しなりどうにも変なので、それはなぜか、どこをどう改善すればいいか、ということをサポート的なの意味で方法論の面からも分析しようとしている・・・ というのが今回の質問の意図です。 しかしblues1964さん的には、「感じ方がたりない」ということになるのでしょうね。 ところで、 このQ&Aでは、音楽を感覚を重んじてやっていると書くと「もっとアナライズをやりなさい」、アナライズをしっかりやっていると書くと「音楽は感じるものだ」とのアドバイスを、他の質問でもときどき見かけることがあります。 僕は20年音楽をやっていますが(ジャズ以外の)、もともと感覚重視派で、理論や方法論は面倒なのであまり勉強していなかったのですが、それではいかんというので、ここ近年は意識してそれらの分析も積極的に取り入れているのです。 くれぐれも理論ばっかりの頭でっかちタイプではありませんので、誤解なきよう・・・
No.4です。 古いですが George Benson が Blue Bossa を 演奏しているアルバムがあります。 この頃の George Benson は バリバリにバップを演奏していた時期なので 参考になるかもしれません。 No.3の方もおっしゃていますが リズム(に特徴)を感じた方が良いと思います。 では♪
お礼
何度もすみません。このアルバムでしょうか? http://www.keepshop.jp/SHOP/JHW556.html ジャズギタリストの有名なボサノバプレイといえば、パットマルティーノがファーストアルバムでOnce I Lovedをやっていますよね。これを採譜してアナライズしていますが、この人は4ビートを弾いてもボサノバを弾いても変拍子を弾いても、一貫してマルティーノそのままなんですよね。でもすごく洗練されててかっこいい。 コピーしてみると、とくにボサノバだからという特徴も見出せません。これはマルティーノのスタイルが、バップよりもコンテンポラリーでモーダルなプレイに近いので、どんなジャンルにでもそのままでキマルんでしょうね。
軽音楽は聴いて感じるのが基本です。 感じた音を楽器で表現できないから 克服する為に努力が必要になります。 (努力は目的があってするのもです) したがって (演奏家が感じた音を楽器で表現する上で) 理論、コピー、アナライズ、高等テクニック等は 推奨はされても必須とは限りません。 実際、一流のプロ・ミュージシャンでも これらが苦手な人や出来ない人は結構います。 また 「最後は感情」ではなく 「最初に感情」です。 一番大切なコトなので 絶対に間違えないようにしましょう!! なお 好きでない音楽は 聴くのも好きでないでしょうから 弾くのはもっと好きでない筈です。 好きになれない音を出す位ならば 弾くのを止めた方が良いでしょう。 ただし 聴かず嫌いはいけません。 先ずは聴きましょう! 頭の中で音が鳴り出すまで聴きましょう!! (コピーではないので 1曲を聴き込まなくても良いです) では♪
お礼
ありがとうございます。 質問の書き方が至らなかったせいか少々誤解があるようです。ボサノバはあまり好きではないと書きましたが、パップ系のジャズと比べると「どちらかというと」というレベルで、べつに嫌いなわけではありません。CDもそれなりに持っています。 もちろんボサノバを弾くのが嫌いというわけでもなく、ジャズギターを練習する上で、まずオーソドックスな4ビートものを優先してやっているだけで、単にまだボサの練習に時間を割いていないということですね。 セッション後、ボサノバ研究にかなり没頭しています。もちろんボサの感覚を身体に染み込ませようと聴き込んでもいます。ただ、まだ聴き込みがやはり足りないのでしょうね。頭の中でフレーズが鳴ってきません。 パップ系のジャズとは、方法論は似てますが全く違う音楽のように思えます。いうなればポップスと演歌のような・・・ なのでその感覚がまだ掴めていないようです。もう少し頑張ってみます!
- -abc123-
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はじめまして。 実際に口で歌ってみるのが良いと思いますよ。 ジョアンなどCDと一緒に歌ったりと^^
お礼
ジョアン・ジルベルトですね。ジョアンはギターでソロ(ソロギターではなくて、アドリブソロ)をやっているのはあまり聴いたことがなく、ほとんどリズムを刻んでいますよね。 スタンゲッツのプレイは、コピーして口で歌いながら練習しています。 口で歌うのは教室の先生の勧めで、フレーズを弾くときは、指板をなぞってメロディにするのではなく、浮かんだフレーズを音としてギターで弾く、のだと教わりました。 そのためには、まず口で歌い、それをギターで追いかける(実際は口もギターも同時)つもりで弾きなさいと。 でも、ボサノバの曲に合わせて口で歌ってみても、そのフレーズがそもそもバップなんですよね・・・。 ジョアンのようなフニャフニャした音の感覚が、どうも自分の中に無いみたいで・・・
- shakataku
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ボサノバというよりラテンを少しやったらいかがかなと思います 例えば自分の場合にはラテン系の曲を弾く時に気が入ってくると 息を止める部分が多くなるのであごが上がってきます だらっと弾く部分とギュッと一気に弾く部分を分けてます 抽象的ですが参考になれば
お礼
ありがとうございます。ラテンですか。ボサノバもラテンの一種ですもんね。 だらっと弾く部分とぎゅっと弾く部分、つまりメリハリがより強いということなのでしょうか。 スタンゲッツのサックスを聴くと、パーカー系のプレイヤーと違い、ゆらゆらと揺れるように吹いてますよね。でも終始ゆらゆらではなくて、ところどころにシンコペーションを入れてメリハリをつけています。 一番大事なのは、この「ゆらゆら感」なのでしょうか。 僕はジャズギターを始めてから、ずっとパーカー系のパキパキした音楽しかやっていなかったので、どうしてもフレーズが縦ノリになってしまって・・
お礼
やはりリズムなのでしょうか。採譜した音符を見ると三連というか付点やタイが多いです。 また、音使いはテンションを強調ということで、あらためて譜面を見てみると、たしかに9thや13thが強調されているような気もします。 またドミナント感の強いフレーズは吹かない(弾かない)というのも、なんとなく感じます。ミクソな音使いを避けてオルタードでさらっとぼかして、次の小節をトニックの9thで食って戻る、という感じなのでしょうか・・・。このあたりはなんとなく気づいてはいたのですが、そこを意識して工夫したとしても、他の部分が思いっきりバップのままです(笑)そういえばブルーノートも使いませんね。