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溶接部のガス抜きについて

ガス溶接を施した際、 必ずガス抜き穴を設けるのが常識だと聞きました。 ガス抜き穴は、 ・溶接時に使用するシールドガスを抜くため のものですが、その他にも理由があったら教えてください。 そのシールドガスを抜かないといけない理由は、 ・内部のガスの圧力でクレータ部を貫通してガスが  噴出するのを防ぐため。 この理由では、溶接終了直前にガスを止めれば、ガス抜き穴を設けなくても問題ないとありました。 ※ガス抜き穴を設ける理由と、  ガスを抜かなければいけない理由を  教えてください。

みんなの回答

  • cedia678
  • ベストアンサー率27% (56/203)
回答No.2

#1です。確かに試験用のテキストには載ってなかったです。 パレットとか架台とかほとんどの品物はフル溶接かTAP溶接でガス抜き部は設けていません。 プラント会社のようなミルシートを提出しろだとか溶接条件を書面で提出しろとか、 何かとうるさいところの図面にはガス抜きの指示が図面に記載されているものもあります。 例えばタンクに重ねて溶接する吊ピースのプレート部とか。 図面に指示がなければ言い訳もできると思いますが、 「溶接のプロなら事前に言ってもらわないと困る。私は素人なのだから。」と設計担当者に開き直られたこともありましたね。 ウチでは指示がなければ事前に問い合わせをするようにしています(某会社の該当品のみ)。

poko0723
質問者

補足

cedia678さんは、溶接担当の方でしたか? 私は設計担当なのですが、 今回の件は、ガス抜き穴の事は知らずに全周溶接指示を出したところ、ガス抜き穴は設けられていませんでした。 従来の図面を見ても、とくにガス抜き穴に対する指示は出されていなかったので、今後は記載すべきなのか溶接する側の(図面を見る側)的に考えて確認したかったのです。 そうすると、ガス抜き穴を設ける必要があるときは、図面に記載する必要があるということですね。

  • cedia678
  • ベストアンサー率27% (56/203)
回答No.1

poko0723さんがおっしゃっている通りだと思いますよ。 内部のガスの圧力によりブローホール等の欠陥ができやすくなります。 ブローホール部からの腐食による欠陥を防ぐ為にもガス抜き部を設けます。 終了直前のクレーター処理で完全にガスを止めるのは案外難しいものだと思いますよ。 無難にガス抜き部を設けようというのが業界の慣例じゃないでしょうか? 溶接部のチェックは浸透探傷試験が比較的簡単でウチでも行っていますが、 完全には不良個所をチェックできませんからね。

poko0723
質問者

補足

有難うございます。 普通に考えれば、 面積の広いものを全周溶接する場合は、ガス抜き穴を設ける というのは当たり前の事だとは思いますが、 ウチの会社では、以前は全周溶接の際にガス抜き穴を必ず設けるということはしていなかったようです。 あるプラント会社から、常識だと言われそれから、そうすることになったようなのですが、 今回は、今までの溶接者とは違う者が施工したので、ガス抜き穴が設けられていなかったのです。 溶接者として、常識ではなく、テキスト等にも載っていないとすれば 図面に指示を出すべきですが、その辺がわからないのです。 私の調べた溶接関係の本には、ガス抜き穴に関しては載っていないようでした。また、ベテランの溶接者に聞いても見たことはないと言っていました。 どの程度周知されているのか、私にはさっぱりわかりません。

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