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太陽光発電の買取とは?
最近、太陽電池によって発電した電力を電力会社が2倍で買い取ることで一般家庭への太陽電池の普及を図るという記事を読みました。 この太陽光発電の買取についてなのですが、「買取」とは具体的にどういうことなのでしょうか。 一般家庭の太陽電池を既存の電力系統に接続し、太陽電池による電力を他の家庭や企業が使うということなのでしょうか。 それとも、既存の電力系統には接続せず、発電した電力はその家庭で消費し、買い取り価格と電気料金の差分が利益として手に入るということでしょうか。(例えば、火力や原子力の電力が100円/kWh、太陽光の電力が200円/kWhとして、その家庭で1kWhの太陽光電力を使用した段階で、100円の収入になるということでしょうか) また、前者の場合であれば、整備が不完全な太陽電池が電力系統に接続された場合、系統に悪影響を与えるということはないのでしょうか。 お時間のあるときで結構ですので、回答をお願いできないでしょうか。
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売電契約を行った場合、(恐らく設置コストは契約者負担で)売電方向の電力メーターが追加で取り付けられます。 つまり、 ・電気を売るときは売電用のメーターを通過して電力量をカウント ・電気を買うときは買電用のメーターを通過して電力量をカウント となります。 自家発電した電気を家庭内で消費する際は、どちらのメーターも動きません。と言っても発電量と消費量がぴたり一致する事なんてほぼ無いでしょうから、常にどちらかのメーターが動いていることになるでしょうが。 一応全ての電気系統はひとつの経路で繋がります。ただし太陽電池で発生するのは直流電力ですので、これを商用電力である交流に変換するユニットを間に挟むことになります。 こうすることで、余剰電力があれば自動的に売電、不足電力があれば自動的に買電という事が可能になります。 整備が不完全であれば悪影響が・・・無いとは言えませんが、これにより電力にノイズが乗ったなんて話はニュースでも寡聞にして聴いたことがありませんねえ。 参考に京セラの家庭用太陽光発電システムのページへのリンクを載せておきます。
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- GENESIS
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日中に太陽光発電(以下”太陽光”と略します)によって作られた電気は、その家庭の電力としてまかなわれます。その際発電量が使用電力量より多かった分…つまり余剰分が電力会社に売られます。これを「売電」といい、逆に朝夕や悪天候時に発電量が少なく、使用電力量が多くなった場合は電力会社からの供給を受けます。これを「買電」といいます。太陽光が無い家庭では「買電」のみとなります。 「売電」された電力は電力会社へ行き、そこから他の家庭や会社、工場等で使用されます(いわゆる買電)。太陽光のある家庭はある意味小さな発電所だと思って下さい。 たとえばその月の買電料金が200円として、太陽光での売電料金が100円だったとすれば、電力会社へ200円の支払いを行い、電力会社から100円の収入を得ます。なお発電量・使用電力量・契約形態などにより変わってきます。 太陽光がある家庭には、通常の電気メーターとは別に「売電メーター」が付いています。 よくある質問 http://www.daikyu.co.jp/pv/faq.html 太陽光発電Q&A(発電編) http://www.sharp.co.jp/sunvista/faq/faq_03.html#Q2
お礼
回答ありがとうございます! お二人の回答はいずれも分かりやすく、甲乙つけがたいですので、 回答順にポイントをつけさせていただきます。
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