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独学で四柱推命を学ぶ本

入門書としてふさわしく・一般的な・先入観のつきにくい、ものを探しています。 今の所、”未来予知学としての四柱推命学入門(武田孝玄)” を注文してあります(まだ届いていません) 四柱推命には五行法・奇問遁行、他にも何々派・何々式など、色々ありますよね? ご存知の方がいらしたら、その違いもわかりやすく教えて下さいm(_ _)m

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noname#4720
noname#4720
回答No.2

>入門書としてふさわしく・一般的な・先入観のつきにくい、ものを探しています。  これは、ものすごく難しい注文だと思います。  というのも、四柱推命は、まず「命式」の作成から始まるのですが、この「命式」自体、流派によって異なることがあるからです。  分かってしまえば、なぜ流派によってそのような違いが出てくるのかも分かってくるのですが、最初からそれを理解しようと思ってもなかなか理解できないのではないかと思います。  (過去、算命学について質問があったときに私が回答したものがありますので、   そちらも参考までにご覧になってみて下さい。算命学のみならず、四柱推命に   おいても、同様の部分で諸流見解が分かれています。   http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=365738)  まず、どなたのでも構いませんから自分がとっつき易そうだとお思いになる本をお読みになってはいかがでしょうか。その後、様々な流派や学派、関連する書籍等をお読みになって、理解を深め、それらの異同について学ばれた上で実占し、その結果からどの主張がより信頼に値するものであるのかを研究なさっていかれれば良いのではないかと思います。  そして、どうせ学ばれるのでしたら、gimpeiさんも推薦なさっておられるように阿部泰山流に属する以下の本はお勧めです。但し、「安部」ではなく「阿部」、「三木照三」ではなく「三木照山」です。  (1) 『泰山全集 四柱推命学の要諦』伊藤泰苑著/京都書院/定価 3,800円(昭和52年当時)  (2) 『最新版 四柱推命の完全独習』三木照山著/日本文芸社/定価 2,500円+税(平成13年当時)  上記の本は、阿部泰山氏、または、『阿部泰山全集(全22巻)/京都書院』が元になっていますが、内容に若干の異同があります。同じ流派に属していても、必ずしも結論が同じとなるわけではないことが分かります。また、これは勉強なされればお分かりになると思いますが、泰山流は『用神』や『格』についての採り方が難しく、なかなか理解ができないと思います。   (参考 ・・・ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=323859) 私も判断に迷う時は、他の占術の結果と照らし合わせながら判断するようにしています。  日付が変る時刻について、泰山流は現在の考え方と同様、午前0時としています。他の四柱推命の諸流や同じ中国系占星術の『紫微斗数』では23時をもって日が変るものと考えています。  また、時刻の採り方についても、『紫微斗数』ではかなり厳密に考えますが、『四柱推命』の多くの流派は、あまり厳密に考えていないものが多いです。しかし、本来の時刻の考え方を理解し、実際に実占すれば、この点についてどのように考えるべきか自ずと分かってくるものと思います。  (参考までに、時刻の採り方について、以前私が回答したURLをご紹介して   おきます。   http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=475981  この質問者の方は、後で気付いたのですが、私が以前、この方の別の質問で再婚に関する占いの結果を回答したことのある方だったようで、   (参考 ・・・ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=241428) その時の私の回答内容が気に食わなかったらしく、それからどうも私は嫌われているようです。 (^v^) )  あまり流派に偏りが無く、「通変星」について概略を知る上で参考になるものとして、    『四柱推命学』千種堅著/光文社/定価850円(1996年当時) を揚げておきます。  ただ、この本は「通変星」については詳しいですが、その他の点についてはほとんど触れられていないので、やはり最初に上げた2冊はなるだけお読み頂きたい所です。日付の変り目や他のいくつかの点を除き、私が『四柱推命』で判断するに際しては基本にしている考え方です。  それから、月の変り目については、以前他の方の質問に私が回答した   http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=468417 を参考になさって下さい。 >四柱推命には五行法・奇問遁行、他にも何々派・何々式など、色々ありますよね?  中国系の占術は、多かれ少なかれ『陰陽五行説』の理論を取り入れて成り立っています。それはこれから勉強なさるようになればイヤでもお分かりになると思います。  それから、「奇問遁行」ではなく『奇門遁甲』です。これは方位術です。自ら移動したり、普請・増改築などをしたりする時に、その日時と方角を看る場合に用います。  「『奇門遁甲』について」と「『奇門遁甲』と日本の『気学』の違い」については、以前他の方の質問に私が回答したURLを紹介しておきます。   http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=456058   http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=469064  四柱推命に限らず、占術には様々な流派が存在しています。上でも述べたように、結局ご自分でそれらを学んだ上で少しずつでも極めて行くしかないと思います。  大成されんことをお祈り致しております。

portellen
質問者

お礼

丁寧なご回答、ほんとうにありがとうございました。 > これは、ものすごく難しい注文だと思います。 ▽ すみません…難しい注文で(^^;)  勉強しよう!と思ったのですが、(1)泰山流やら何やらあり、(2)推命学の会も複数あり、で、どこから入ったものか…とわからず、こんな質問の仕方になってしまいました(^^;)  > まず、どなたのでも構いませんから自分がとっつき易そうだと・・・ ~ ~ ~  (2) 『最新版 四柱推命の完全独習』三木照山著/日本文芸社/定価 2,500円+税(平成13年当時) ▽ 不二龍彦氏の「正統四柱推命術」がきちんとした推命術との出会いかもしれません。ただ、ヤングアダルト向けの本なので、この本から勉強するのはどうなんだろう、とためらっています。  「最新版 四柱推命の完全独習」は教えて頂いたあと、早速注文しました(^^)v >その時の私の回答内容が気に食わなかったらしく… ▽ 良いですね(爆)  耳あたりの良い事を言うばかりが占いではないってことですか? だとしたらものすごく納得! です。占いって受け止める側にも勇気と根性が必要そうですものね。あー、でも、こんなこと書いたら私も嫌われそう(笑) > 中国系の占術は、多かれ少なかれ『陰陽五行説』の理論を取り入れ… ▽ 本が届いていないので、陰陽五行説について今読んでいますが、すごく面白いです!(^-^) 広がる知識の楽しさ、みたいな感じでわくわくしています。 > それから、「奇問遁行」ではなく『奇門遁甲』です。 ▽ 全然違いますねσ(^^;) ご指摘ありがとうございます。m(_ _)m  雑誌によくある四柱推命では今一つピンと来なくていたのですが、四柱推命の(奇門遁甲もする)占い師さんに観てもらったところ、(1)的中している部分が多く、(2)パズルのような面白さもあり、(3)これからの時代にはカウンセリングよりも需要がありそう(欧米では“カウンセリング”でしょうが、日本では“占い”がその役を担うのでは)と考えています。  商売になると思った、のが勉強しようと思った動機の最大のポイントです(苦笑)。不純極まりなくてがっかりなさったらすみません。けれど、30代・独身・兄弟なしの私には切実でもあります。現在、正社員で働いてはいますが、この世の中リストラされる可能性もありますし、会社が潰れることだってあり得ます。それに一生独身で行くなら、一生できる仕事を身に付けたいのです。(占い師さんに伴侶を現す星の所が欠けていると言われましたし)  でもま、あまり真剣になりすぎず、今は趣味として学ぼうかな、という所です。  これまで回答されてらっしゃるURLのところはこれから読ませていただきます。  わからない部分について、ご迷惑でなければメールで質問させて頂いても構いませんでしょうか?(もしかしてgoo規約違反?)

その他の回答 (3)

  • hybrid_3x
  • ベストアンサー率47% (11/23)
回答No.4

四柱推命には数多くの流派があります。 しかし現在日本には大きく分けて、2つの四柱推命があるといえます。 一つは江戸時代に翻訳された淵海子平にルーツを置く「四柱推命(日本式四柱推命)」 この系統で有名な流派に阿部泰山氏の泰山流、安田靖(高木乗)氏の五行推命術があります(もちろんその他にもあります)。 もう一つは本場中国にルーツを置く「子平(中国系四柱推命)」です。 こちらで有名なものに佐藤六龍氏の透派や、20世紀に活躍した台湾推命家・呉俊民の子平理論を取り入れた武田孝玄氏の武田孝玄流などがあります。 元々四柱推命は中国では子平、八字といい、ルーツそのものは張果老星宗の干支術が分離したもので、当初は年干支に重点を置き納音を算出して占うものでした。昔は禄命術と言っていました。 時代を経て10世紀頃に登場した徐子平が、年干支から日干支に要訣を置いて今の形の子平(四柱推命)の術の原型を作ります。 その後いくつかの書物が著されます。 三命通會や淵海子平といった四柱推命の著書。淵海子平は江戸時代に翻訳されて日本の四柱推命の基になります。通変星、十二運、神殺に重点を置いた術体系です。 一方、14世紀頃に明国大臣を務めた伯劉基という人物が著した滴天髄は、現在の子平(中国系四柱推命)の基となります。神殺を廃した五行総体による術体系を著します。以後この流れから子平真詮、造化元鑰などの研究所が生まれ、近代では呉俊民の子平理論がよくまとまっているとされています。 ところで子平は発展途上のところがあり、ことに日本の四柱推命の世界は玉石混淆ともいえます。どの流派、どういった四柱推命を学ばれるかは、その人の「運」のようなものがあるかもしれません。 (私はどの流派にも属しませんが、中国系子平を独学で学んだ口です。) 「未来予知学としての四柱推命学入門(武田孝玄)」はお薦めできる子平の一つだと思います。 この著書は滴天髄のエッセンスが書かれており、まさに入門編といえますが、全くの初心者には難解かもしれません。 どういった子平または四柱推命を学ばれるかはわかりませんが、どうか頑張って習得を目指されてください。

portellen
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。 そういうことだったんですね。とてもよくわかりました。 幸いにも日本式・中国系と両方を読むことになったようなので、 のんびりと勉強していきたいと思います。 webで検索するとほんとうに沢山の四柱推命サイトがあるのがわかります。 また、書籍を探しても何が何やらさっぱり・・・??? で、わからない時は基本となるべき所から入ることにしているのですが、 基本がどこかわからず、迷っていたところでした。 安心して学んでいけそうです。 ありがとうございました。

portellen
質問者

補足

この場を借りて・・・ ご回答頂きました皆さま、ありがとうございました。 励ましのお言葉にもあわせてお礼申し上げます。 嬉しさのあまり舞い上がってしまった感もありますが、どうぞお許し下さいm(_ _)m 四柱推命って、しみじみ奥が深いのですね・・・ 頑張っていきます(^^)v

noname#4720
noname#4720
回答No.3

>商売になると思った、のが勉強しようと思った動機の最大のポイントです(苦笑)。  学ぶ動機なんて何でも良いではありませんか。私としては、portellenさんが質問を掲げられた日時から判断して、portellenさんは占術に対する才能や縁がおありなのだろうと思ったから回答しただけですから。 >わからない部分について、ご迷惑でなければメールで質問させて頂いても構いませんでしょうか?  これは思いっきりgoo規約違反です。 (^v^)  それに、私は占いを商売にしているわけではなく、単なる趣味でやっているだけですからあまりアテにはなりませんよ。  おそらくportellenさんならご自分だけで十分にマスターできる方だと思いますよ。それが商売になるかどうかまでは分かりませんが。  ご自分で学ばれるうちに、私も気が付かなかった真理を発見なさるかもしれません。私の回答内容も、無批判に受け入れるのではなく、一度は批判的な目でご覧になって、必ずご自分で確かめるようになさって下さい。これは他の本などをお読みになった時にもそうです。そうしないと一々本を読むたび、或いは、人から話を聞くたびにそれに振り回されるようなことにもなりかねませんから。  それから、今の段階ではまだお分かりにはなっていないと思いますが、前回紹介したURLをご覧になれば、初学者が疑問に思うであろう事のほとんどの部分について触れているつもりです。あとは、ご自分で学び、様々に試行錯誤しながら工夫してマスターしていく以外にマスターする方法はないと思います。  それからついでですから、各種の占術の種類と特徴について、ある方の質問に関して私が過去に回答した下記URLをご紹介しておきますのでこちらも参考になさって下さい。   「学問に王道は無し」 です。頑張って下さいネ!

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=436754
portellen
質問者

お礼

メールはやはり規約違反でしたか。 不快な思いをさせてしまったでしょうか? 申し訳ありません。 また、それにもかかわらず、 過大なる励ましをどうもありがとうございます。 そして私の弱点を見抜いたかのようなお言葉にはびっくりしてしまいました。 ――そう、どうも人の言葉を鵜呑みにしてしまう傾向があるのです・・・ で、それに振り回されて、痛い目にあって(自分が困って)しまう・・・(^^;) これ以上書いていると禁断の「占ってください!」をやりそうなので(笑) 取り急ぎお礼を申し上げます。 ありがとうございました。

  • gimpei
  • ベストアンサー率33% (262/782)
回答No.1

四柱推命の完全独習 三木照三 日本文芸者 読みやすい割には、安部泰山の語録などの真髄が 折り込まれていて、おそろしいくらいに当たって たりします。 四柱推命は、最初は通変星から入っていく方が わかりやすいでしょうが、五行のバランスなどが 本来的なものだとも聴きます。奇問遁行は全く 別のものではないでしょうか。

portellen
質問者

お礼

早速の回答、ありがとうございます。 >安部泰山の語録などの真髄が折り込まれていて・・・ 良さそうですね。この本も読んでみたいと思います。 いずれは他人を観ることができるようになりたいと思っています。 今から勉強すれば、40代までには何とかなるかなー、なんて(笑)

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