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子会社に移動させる辞令の書き方
グループ内の子会社間、または親会社から子会社間の異動のための辞令を作るたいと思います。 「○○会社・・・を命ずる」 と書きたいのですが、「・・・」の所に何と書いてよいのか分かりません。 まったくの別会社なので、「転勤」もおかしいような気がします。 お給料は、行った先の会社から出るので、「出向」っていうのもちょっと違うような・・・。 何か、良い書き方、ありませんか。
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今回の事例は「出向」か、「転籍」に当たるものだと思います。出向とは現在の会社の従業員の身分のまま、他社(ほとんどが子会社ですが)の従業員、あるいは役員になるものです。二重に社籍を持つことになります。 一方転籍は、現在の会社を退職し、あたらに別会社の従業員や役員になるものです。そんなことは珍しくもないのですが、一般的には関係会社間の異動で、報酬などの処遇は転籍先の企業の処遇に準じることになります。いきなりの転籍もありますが、普通は出向期間が長くなり、出向元に戻す予定もないような時に行われることもあります。 出向の場合は、その会社によって多少違うと思いますが、 「○○○○(氏名) 人事課勤務を命じる。●●会社出向を命ずる」と書くのが普通でしょう。出向者の籍は人事課に残す、と言う意味です。しかし出向した先での役職、所属部署は出向先の会社が決めることであって、あなたの会社が決めるものではありませんから、辞令に記載する必要はありません。移動が子会社間、親子会社間であっても変わりません。 出向先の会社でも当然ですが、辞令が出ます。この時は、より詳しい内容が記載されます。 「○○○○(氏名) 社員として採用する。●●部●●課長を命ずる」 出向の場合であっても、給与は出向先から出ることも、出向元会社から出ることもあります。従業員としての籍が現在の会社に残るなら、それは出向と言うべきです。出向先会社が給与を負担しても出向元の会社の給与が上回っていたような時は、その差額を出向元の会社が負担することがあります。これは会社間の協議によるべきです。 転籍の場合は、退職辞令を交付します。 「○○○○ 願いにより解職する」 転籍先の会社の辞令は、出向の例と同じです。
お礼
詳しいお話ありがとうございました。 おそらく、転籍の例で参考にさせていただくことになりそうです。 今のところ出向社員はいるのですが、今回のような人事は初めてだったので、質問いたしましたが、出向についてもとても参考になりました。