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薬剤師、臨床検査技師について
薬剤師は安定職とよく耳にするのですが、これからは薬剤師がとても増えて就職できなくなりそうだと聞いたことがあります。 そこで調べてみたのですが書いてあることがわかれていてよくわかりませんでした…実際どうなんでしょうか? あと、臨床検査技師も医療機器が発達してきているため就職難だと聞きます。こちらも、実際のところどうなんでしょうか? 出る学校によっては就職率もちがうときいたことがあります。
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- new2009
- ベストアンサー率61% (200/326)
病院勤務の医療従事者です。 薬剤師や臨床検査技師の供給過多の要因については既にご存じかと思いますので、 当方が勤める院内で起きている現象についてお話します。 最近、私が勤める病院では従来は看護師の業務であった一部(看護師免許不要の雑務)が、 薬剤師や臨床検査技師に回されるようになりました。 少なくとも当院では、薬剤師と検査技師については通年多数の就職希望者があり、この傾向は今後加速するとの見通しから、 「不満があればいつ辞めて貰っても良い。補充の際は年齢が若い(給料が安い)人を採用する。」 というのが病院側の姿勢で、薬剤師と臨床検査技師は人件費削減の一番の標的となっています。 一方、経営に直結する医師や看護師は慢性的な人手不足の為、コスト削減の対象にするのは非常に難しく、 院内での発言力も薬剤師や技師と比べると遥かに強いです。 そこで薬剤師と検査技師は看護師の雑務を担うことによって、更なる人員削除の圧力を回避しようと考えたそうです。 端的に言うと、看護師達から「彼らはこんな看護師の雑務までやってくれている。彼らの数を現状維持して欲しい。」と 病院側へ意見して貰うことや、看護師の雑務を減らすことに一役買っていることは看護師確保に貢献していると 主張できるのが狙いだそうで、彼ら自ら生き残りを賭けた策としての希望で始まったことだそうです。 もちろんこのような病院ばかりではないでしょうし、彼らが働く場所は病院だけではありませんが、 買い手市場であることを示すひとつの現象と言えるでしょう。 出身学校による就職率はわかりませんが、競争が激化し、今後就職が厳しくなるのは避けられないと思います。
- jguppy
- ベストアンサー率41% (26/63)
薬剤師の就職先はほとんどが病院です。その他、製薬会社の開発部門やMR。また、街中にある薬局店などでした。10年以上前より医薬分業の推進という理由で院外処方を行う調剤薬局が街中に急増し、薬剤師不足が起こっている訳です。一方、近年の少子化による大学入学者の減少による経営安定の対策として、多くの私立大学では薬学部の新設を行っています。今後これらの大学から多くの薬剤師が誕生すると、さすがに現状が薬剤師不足であっても、いずれ就職難を招くであろうことが予想されます。今年薬学部に入学した人が、卒業する頃に就職難になっているかどうかについては、個人的な考えでは楽観視しています。今より就職が難しくなっていたとしても、一般企業の就職難と比べたら楽な方だと思えます。 臨床検査技師は就職難です。しかし、医療機器が発達してきたのは今から30年以上前からで、ここ10年以上は人員を削減するほどに進歩している訳ではありません。むしろ、検査センターなどへの委託が増えたり、病院自体の減少や規模縮小により、技師の増員がなくなったための就職難で、技師が退職したときの補充の求人はあります。 出身大学による国家試験の合格率や就職率などに関心を持たれるようですが、その数字に惑わされないようにして下さい。就職率については、どこでも就職試験が行われますが、一般的に学力の高い人を採用するのが基本です。専門学校出身でも学力の高い人は少なからずいますが、国立大学出身の方が学力の高い人の割合が多い傾向にあるのは容易に想像できると想います。
お礼
とても参考になる回答ありがとうございます<(_ _)> 私は今中3なのでまだ7年くらい先のことですし状況もかわっているかもしれないしそうでないかもしれませんね\(◎o◎)