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鳶や土方について
建築系の仕事についての質問なのですが… (1)土方について とび職の方が『雨季で仕事がないときは土方やってる』と言ってて疑問に思ったのですが、 土方と鳶は違うのですか? 土方とは建築系、俗に言うガテン系の仕事の総称だと思っていたのですが… (2)鉄筋工・鍛冶工・足場鳶の違い 鉄筋工・鍛冶工・足場鳶の違いを教えてください。 それと、この3つは全て鳶なのですか? (3)鉄筋工について 先日鉄筋工の方と話したときに『100kgの鉄筋をもつ』といわれたのですが、 実際現場でそんなに重いものをもつことってありえるんですか? 最近は建築現場でもあまり重いものを持たせないようになったと聞いていたのですが… それと、こんなに重いものをもつのは鉄筋工だからですか? それともほかのガテン系の職種でもこんなに重いものを持つ職種はあるのですか? わかる方・現場に詳しい方がいたら教えてください。
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私ども建設業界の者は一般的には土木工事業に従事する人、土木作業員の方こと、あるいはその仕事を土方と呼んでいます。 建設業での鍛冶屋さんはようは鉄骨屋のことで、溶接の技術を駆使し柱・梁・胴縁などの鉄骨の骨組の製作・加工及び鉄骨の建て方工事、及びその設計・施工などを請負う職種です。 鳶職は大雑把な表現をすると高い所での作業など、危険な仕事をする職種と言えるでしょう。足場を組んだり、鉄骨・木造の建て方をしたり、高所での危険な作業を主に行います。 昔の鳶さんは基礎工事から木造建て方、鳶の組によっては土壁の塗りまで請負っていた組もありましたね。いわゆる「ひよ方」さんも兼ねていた訳です。(今は分業が進んでいますが) 今もその名残りなのか、建設業許可の業種区分では「とび・土工」と表現されています。 重量屋さんは重量鳶と名前が付きますが、仕事の内容がかなり異なるので一般的な鳶職とは違う職種と考えた方がよいと思います。 工場の中などでリフトやチェーンブロック・レバーブロック、チルタンク、あるいはクレーンなどを使い、大きな機械などの重量物移設などを行っています。 鉄筋屋さんは名前の通り鉄筋の製作・加工・施工を行う職種です。 「100kgの鉄筋を持つ」と言うのは単発での事を言っているのでしょう。しょっちゅうそんな事はできませんよ。 ただ、若い職人さんが集まった時に1~2回ほど70~80キロからの物を運んだりもしていますよ。体力のある人によっては、それこそ100キロ近い物を運んだりもするんでしょうね。 若い鳶さんでも1枚14~15キロくらいの足場板を5~6枚担いで運んだりもしていますね。 まあ若気の至りでやっている事で、1~2回から数回の単発での行動ですよ。ずっとそんな事ばかりやっていたら体が持ちません。 でも、きつい肉体労働であるのには変わりがないので歳を取ったら同年代のサラリーマンより体がガタガタになっていますけどね。 若い内はそれに気付かず無茶をして頑張ってくれていますが・・・。
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- saltmax
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土方とは言いませんよ。 土工です。建築系の職工は分業が確立されているので 職工の中の1つの職種です。 とび職は高い所で専門に作業をする人で 足場鳶以外にも重量鳶や鉄骨鳶などの職種があります。 会社の単位が小さいと足場も鉄骨も同じ人です。 鉄筋工は鉄筋を加工したり現場で組み立てしたりする職工。 鍛冶工は現場で溶接したり金属の切断や金属加工品を取り付けしたりする職工です。 土工はもともと土を扱う人という意味なのですが 下回りをする人の意味でも使われていますし コンクリートの打設なども土工の範囲になっています。 >『100kgの鉄筋をもつ』といわれたのですが、 からかわれたのでしょう。 まあ一人で持つとは言っていませんが。 そんなことしていたら疲れてしまってとても一日続けて作業はできませんよ。 一般的にはクレーンやレッカーで作業場所まで材料は搬入し そこから小運搬する程度です。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 とても参考になりました。
- micikk
- ベストアンサー率22% (462/2089)
詳細な住み分けってあるようで、ないような感じなんですよね。 下記を参考に。 3で、100kgを持っていたとしたら、問題になるはずです。 今は、そんなことさせて怪我でもしたら大変な事になりますので…。
お礼
やはり100kgも持たせることはないのですね。 回答ありがとうございます。
お礼
とても詳しく説明してくれてありがとうございます。 建設業界のことについてよく知らなかったので非常に参考になりました。