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フォノン吸収・放出
今半導体物理の直接遷移・間接遷移について勉強しているのですが、間接遷移では電子が励起されるときにフォノン吸収・放出が介在するとありました。ここで質問なのですがフォノン吸収・放出とはどのような現象でしょうか?フォノンが格子振動ということのようなので、フォノン吸収は格子振動のエネルギーを電子などに与えることで、フォノン放出は逆に電子などからエネルギーをもらって格子振動をするというイメージでよろしいでしょうか?よろしくお願いします。
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- phyonco
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回答No.1
ほぼそれで良いと思います。ただフォノンは量子化されていますので、音波(格子振動の波)が粒子として結晶中を飛び交っている、というイメージの方が、吸収、放出を考え易いのではないでしょうか?イメージだけで言うなら、電磁波の吸収、放出と同じで、その場合の格子振動に対応するのは真空中の電磁場の振動ということになります。
お礼
返事が遅くなって申し訳ありませんでした。回答ありがとうございました。
補足
フォノン吸収は格子振動のエネルギーを電子などに与えることというイメージでよろしいということは、電子がフォノンを介在して励起される場合のフォノンの関与ははフォノン吸収という形でが起こっていて、フォノン放出は起こらないと考えてよいでしょうか?