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ISO14001 総務・営業部での本来業務の環境側面の評価方法

当社は情報サービス系の小さな会社です。数名が総務・営業に従事し、社員の8割がシステム関連の技術者です。 昨年のISO14001の定期審査で、本来業務の環境側面の抽出評価について効率向上の視点で抽出評価することが効果的とアドバイスを受け、ヒントとして総務部/営業部での本来業務での環境側面を抽出し、PDCAサイクルをまわしてはどうかといわれました。 既に紙ごみ電気は取り組んで数年経過し、頭打ちの状況です。荷物配送の削減(省エネルギー)やグリーン商品の購入も実施済です。技術者の本来業務である開発についても、定期でアンケート調査による評価を行っています(本来は製品やサービスにおける環境側面(プラス)の抽出が必要だと思われますが、顧客要求から自社だけで向上の施策を行うわけにいかないので)。開発段階における顧客満足度やミスの回数等はISO9001で評価されており、環境では品質の報告から環境影響(マイナス)が少ない、というくらいしかありません。 そして、総務部・営業部の本来業務として…以前から総務部では提出書類の電子化やグループウェアの利用、営業部では公共交通機関の利用や出張回数の減少など、環境というより経費削減や事務作業の整備のためにですが、行っています。それでも何とか「無駄」が多いと思われる項目を挙げて、改善につなげたいとは思いますが…最も困っているのがPDCAの「Check」。評価方法が思いつきません。 例えば用紙削減と業務簡素化によるエネルギー使用削減(PLAN)のため、社員各自による紙ベースだった提出物をメールによる提出に代える(DO)場合、これらの評価(Check)は現在実行中の「紙ごみ電気」での数値化でしかなく、また結局すぐに頭打ちとなります(ACTIONがない)。 総務部・営業部の本来業務で環境側面を抽出しやすいもの、またその評価方法で良い前例等ありましたら、教えていただけると幸いです。 なにとぞよろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • csman
  • ベストアンサー率22% (81/362)
回答No.1

私の職場での拙い経験から書いてみます。 1 PLAN 環境方針を設定し、環境側面の把握(環境負荷の把握)、環境側面に係る法令等の確認、環境負荷削減計画立案 2 DO 管理体制や役割、責任等を明確化し、運用管理手順を定め、その手順には教育訓練や内部・外部コミュニケーションの手法、緊急時の対応などについても記述。 3 CHECK 手順書に基づき、管理された記録によって運用状況を監視・測定し、これらを内部監査によって評価を行い、不適合の場合は是正措置を明確化。 4 ACTION トップマネジメントによる見直し。 全般的な項目、手順は以上のとおりですが、 環境側面の評価に当たっては、数値化された内容で行う必要があることと、記録、情報共有化がポイントになります。 主な項目を挙げますと、コピー用紙使用量の削減、昼休みの消灯、グリーン商品の利用、ゴミの分別となりますが、これらのうちコピー用紙については、削減率が毎年向上するような目標を立てると頭打ちになりますので、たとえばリサイクル紙や裏紙を使用するといった目標とし、部門ごとにそれら項目が確実に実施されているかどうか(全体○部門中△部門で実施のように数値評価)を評価すると良いでしょう。 また、教育訓練については、だれが、いつ、どのような方法にて行ったかの記録が年度当初の目標(回数、内容)との比較評価となります。これには、当然ですが、コピー用紙に係る利用方針、昼休みの消灯等の徹底に係る連絡も含まれます。 なお、本来業務の内容がどのようなものかはわかりませんが、システム開発などの内容に環境思想を入れるのは難しいと思われますので(相手があるため)、実行可能な環境に係る目標として、荷物配送時のアイドリング防止、打ち合わせにおける公共輸送機関等の利用、グリーン商品の利用、電子化による情報連絡等々、を取り上げるなど抽出してみてはいかがでしょうか。

vacky108
質問者

お礼

長らく御礼差し上げず大変失礼しました。 まずはアドバイスをありがとうございます。 やはり、内容的にはそのような感じになるのですね。当社も、今のところ同様のことは…既に…。強いてあげるならば、部門ごとですが、実際部署が技術と総務・営業しかないので、あまり効果があるかといわれると難しいのです。 なかなか難しくて、環境、大変です。それでも挙げてもらった内容を参考に検討したいと思います。 ありがとうございました。

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