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若松のTA2020-020/KITでのアンプ作成に関して
初めての電子工作ですが、若松通商のTA2020キットを使ってアンプを作ることにしました。 質問を幾つか書かせていただこうと思います。どれか一つでも回答していただければ嬉しいです。 一応電子工作を楽しみたいではありますが、アンプとして実際に使っていこうかと思ってるので音質も気になります。 ■質問 1他に何を買えば良いのか 2スイッチング電源は内蔵か外付けかどちらがいいか 3内蔵電源が何Aあるのか測定するにはどうすればいいか 4線材は複数種類用意するようだが何を用意すればいいか 5とりあえず完成して、どこから音源を入力すればいいか 6オーディオ用のアルコールクリーナーはどこで売っているか 7スイッチングACアダプタを繋ぐ時極性をどうやって確かめるか □詳細 1下記の他に足りないものを教えていただけるとありがたいです。 出来れば型番なども教えてください。 若松通商で買えるものはKITと一緒に買ってしまおうと思います。 それとも秋葉原までいって買う方が安上がりなのでしょうか。 2ジャンクの外付けCDドライブから一応電源として使えるスイッチング電源を得たのですが、 これを使うのかそれとも電源は外付けを購入して、小型化した方がいいのかわかりません。 外に出すとしても今ある電源を試しに使ってみたいので、 電源の基盤とアンプ(DCジャック)繋ぐケーブルが欲しいのですが... 3上の内臓電源ですが、「+5V DC 1.6A」は出せる事しか分かっていません。 デジタルテスター?は持ってますがこれで測れるのでしょうか。 4どんな線材を買えばいいのかよくわかりません。作った方のHPをみると、 太い線材や、細い2本のよれてる線材の2種類を使っていたりします。 5これはRCAプラグにRCAのオスとステレオミニプラグが両端についたケーブルを使えばいいのでしょうか? 6パーツを組み立てる前にクリーナーで拭いておいた方がいいようですが、 どこにあるのでしょうか。 7 3と似てますが、テスタで極性を確かめるにはどうすればいいのでしょうか。 因みにこのテスタは親の知り合いが残して行ったもので、説明書はありません。 ■ジャンク外付けCDドライブから取り出したACケーブル、スイッチと基盤。 http://pai.no.land.to/up/src/dgz4903.jpg http://pai.no.land.to/up/src/dgz4905.jpg ↑一番左下にあるのがケーブルを繋ぐ所です。 ■アンプ製作に必要と思われる部品 若松通商 スペシャル TA2020-020/KIT 6980円 ACアダプター(スイッチング電源) 12V 2A ACアダプターの電源コネクタ RCAコネクタ スピーカー端子 線材 カーボン ボリューム ツマミ 積層フィルム コンデンサ ショットキ バリア ダイオード ケース ターミナル ブラケットLED トグルスイッチ DC ジャック
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>> 5で言われているジュウフロン線は http://umezawa-sendai.shop-pro.jp/?pid=5955831 なのを購入すればいいのでしょうが // そうです。ただ、そのリンクのものは少し細いので、大電力を扱うには向きません。また、被服を剥く際に銅線にキズが入るとすぐに切れてしまうので、もう少し太いもの(その店にはないようですが、同じくジュンフロン線だと0.51mmがあります)の方が扱いやすいでしょう。 >> 4で言われている「より線」はどういうものを購入すればいいのでしょうか。 // たいていの電子部品屋に、メーカーは異なりますが、0.25mm~1.5mmくらいの太さのものが各種取りそろえてあります(単線にしても、ジュンフロン線だけが良いという訳では、もちろんありません)。「耐熱被服」と明記されているものは、少々の熱でも溶けないので、ハンダ付けが容易になります。 配線材は、適用する回路の電圧と電流量によって、適切なものを選ぶ必要があります。 たとえば、先のリンクにある0.25mm程度の細い線は、AC100Vのような高電圧・大電流の場所に使ってはいけません。他方、音声信号のような微弱信号の場所には、1.25mmもあるような太い線を使う意味はなく、かえって音質が悪化するという説もあります。 とりあえず、0.5mm程度の単線と、1.0mm程度のより線があれば、今回のような低圧・低電流回路にはおおむね対応できると思います(同じDC12Vでも、自動車バッテリのように大電流を流せる回路では5mm~10mmくらいの極太線が必要なケースもあります)。 >> 作例をみているとTA2020基盤と電源とは別に、電源平滑コンデンサー?が途中につなげられています。どういう効果があるのでしょうか。 // 専門用語を使っていえば、「電源インピーダンスの低下」が主な目的です。分かりやすくいえば、コンデンサ(特に電源回路に入っている電解コンデンサ)の役割は、「小型の蓄電池」と思って構いません。回路が動作するには、当然、電源が必要ですが、電源装置(ACアダプタなど)から電気をもらうには、長~い電線を通ってくる必要があります。そのため、急激な需要に応えられず、回路が不安定になります。これを補い、電源の瞬発力を上げるために、電力を必要とする回路の近傍にコンデンサを配置します。 もう1つの役割は、「平滑」です。電源装置から送られてくる電力は、微妙に電圧が波打っている(リップル=脈流という)ことがあり、そのために回路が不安定になることがあります。コンデンサを置くことで、電圧が高くなったときはコンデンサが充電され、低くなったときはコンデンサから放電されて、電圧が一定に保たれます。 他にも様々な働きがありますが、基本的にはこの2つを覚えておけば良いでしょう。 なお、先に話題になった「積層フィルムコンデンサ」などは、これとは異なる機能を持たされていますが、それらについては割愛します。 TA2020-020の評価基板では、IC自体がそうすることを要求しているので、基板上にも上記の役割を持ったコンデンサが置かれています。しかし、サイズに限りがあるので、外付けで大きめの電解コンデンサを追加するケースが多々あります。 ただし、コンデンサが充電され切るまでは、電源装置から見ると負荷となる回路がショートされているのと同じなので、非常に大きな負担がかかります(突入電流という)。スイッチング電源の場合、あまりに大きな電流が流れると保護装置が働いて動作を停止することがあるので、無闇矢鱈に大きなコンデンサを突っ込めばいいというものではありません。最大出力にもよりますが、たとえば12V/2Aクラスなら合計4700uFまでとか、12V/4.3Aクラスなら合計10000uFまでとかいった上限が規定されています(メーカーや製品によって異なります)。 なお、もしこのようなコンデンサを挿入する場合は、耐電圧は25V以上のものを選択する必要があります。 それから、思い出したので書いておくと、 9. 基板をケースから浮かす「足」が必須です。各種ありますが、M3ネジ用で、プラスチック製のものが使いやすいでしょう。 10. ケースは金属製(アルミ製)が良いでしょう。ノイズ耐性が上がること、加工が容易であることが理由です。ただし、四角い穴を空けるのは困難なので、丸穴で良いパーツを選ぶと良いでしょう。 工具は、手回しドリル(ホームセンターで1500円程度)、ドリルの歯(M3ネジを通しやすいので直径3.2mmがお勧め。500円程度)、リーマー(穴を広げる工具。3mm以下~12mm程度の円錐状のものが使いやすい。1500円程度)、切削油(ドリルの刃先を保護するオイル。けっこう大きなボトルで売られている場合も多いので、最悪、サラダ油で代用)の4つがあれば、とりあえず事足りるでしょう。 11. TA2020-020は、出力のプラス・マイナス共に電圧がかかっていますから、スピーカーケーブルや端子がケースに触れないように注意する必要があります(スピーカーターミナルは、ケースから絶縁されたタイプが必須です)。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ (あれ? 前回も有りましたでしょうか?) このICはピン間隔が非常に狭く、私も苦労しました。 基盤とピンに半田こてをあてて、糸半田を持っていくと全部ブリッジしてしまいそうで、こて先にごま粒の半分くらいの半田をのせて、ちょん、チョンと付けていきましたよ。 熱にも静電気にも弱いので、十分ご注意下さい。 私が制作したキットの基盤とは違うかもしれませんが、説明書を取り寄せれば、電源の+、- 入力L/Rの+ - 出力のL/R + - がわかると思います。 電源は できたら12V 4Aが理想ですので、CDドライブから取り外した電源ですと容量的には不足な感じが致します。 (実は 私も古い5”HDDドライブの電源流用したのですが、さほど大きな音量でもなかったのに、数週間でスイッチング電源が壊れてしまいました。苦笑) 基盤とケース内部の配線は 極端に言えば安い100V用電線でまかなえます。(入力端子~ボリューム あたりですともう少し細い方が楽に配線出来ますね) こりだすと本体基盤より ケース等外装にコストがかかってしまいそうです(爆笑) 回答では無くて 経験の報告でした~♪ がんばってくださいね。
お礼
回答ありがとうございます。 間隔がせまいですか...半田するまえにちょっと練習が必要ですね。 初めての工作ですので今回は電源は内蔵ではなくACアダプタを使う予定です。 ケースはUC9-5-12DDを買おうと思っていたんですけど、今回買うKITのサイズが恐らく以前のKITより大きめなので、 もう少し大きいのを買わないといけませんorz CDドライブのケースでもいいですけどね。
- Yorkminster
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書き忘れがあったので、補足を。 >> 秋葉原までいって買う方が安上がりなのでしょうか。 // あなたのお住まいが分からないので、何ともいい兼ねますが、通販の送料・代引手数料を考えれば、買い出しに行くのも大して変わらないことがあります。 しかしながら、今回限りの工作なら通販でも構わないでしょうが、今後も続けたいなら、一度は電子部品屋に足を運ぶことをお勧めします。普通は関係のあるパーツをまとめてあるので、似たようなパーツには、どんな種類、どんな形状のものがあるのか、勉強になります。また、実物の形状やサイズも把握できます。 >> ジャンクの外付けCDドライブから一応電源として使えるスイッチング電源を得たのですが、これを使うのかそれとも電源は外付けを購入して、小型化した方がいいのかわかりません。 // 初めての電子工作とのことなので、外付け電源の方が良いでしょう。内蔵にすると、どうしてもAC100Vを扱う必要が出てきますが、感電や火災の危険があるので、不慣れなうちはAC100Vを直接扱わない方が良いでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに店を覗くことはいいことですね。自転車で気軽に行ける距離だったらいいんですけどね... 調べていく内に電源内蔵してACソケットをつけてアンプとケーブルだけ、と言うのが理想になって来たのですが、 まぁ難しそうですからね...
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
1. 「ACアダプターの電源コネクタ」と「DCジャック」は同じものを指しているように思われます。 「ターミナル」が何を指しているのか分かりませんが(様々なパーツがその名称で呼ばれます)、「スピーカー端子」と同じものを指しているように思われます。 「積層フィルムコンデンサ」と「ショットキーバリアダイオード」は、キットに含まれているはずですから、不要と思われます(若松のキットは作ったことがありませんが、回路的には必須部品なので。また、写真からも、コンデンサは積層フィルム〔おそらくPanasonicかニッセイのもの〕であると推察されます)。 「ACアダプター(スイッチング電源) 12V 2A」は、できれば50Wクラス(12V/4.3A)程度のものの方が余裕があって良いでしょう。 「ボリューム」と「つまみ」は、サイズと形状が微妙に違う規格があるので、注意して下さい。太さは2種類(日本タイプは6mm、米国タイプは6.35mm(1/4inch))で互換性がありません。形状として、ただの円柱、円柱の一部に切り欠きがあるもの、全面にギザギザが付いているもの、があります。 「ボリューム」は、10kオーム又は20kオームのAカーブ特性のものが良いでしょう。左右同時に調整するには2連型にします。ただし、200円くらいの安物は左右の偏差が大きくてバランスが崩れますから、少し高いですが、オーディオ用の高級品を使った方が良いでしょう(アルプスのRK27か、東京光音の2CP-601がリーズナブル)。 「LED」は、通常1.8V~3.6V/10mA程度で使用します。これを超えると破壊するので、電源電圧が高い場合は電流制限抵抗を付けます。とりあえず、1kオーム前後の抵抗を直列に入れておけば大丈夫でしょう。詳細は、電子工作の入門案内などで勉強して下さい(参考リンク)。 2. 3. TA2020-020の電源電圧は、最低8.5V、通常13.5V、最大14.6V(絶対定格16V)と規定されていますから、その電源は使えません。 4. 「線材」は、導体の断面直径が0.5mm~0.75mm程度の「より線」をお勧めします。耐熱被服のものを選ぶとハンダ付けしやすいでしょう。 5. 通常、「線材」というと、「絶遠被服の付いた銅線」を意味し、機器内部の配線に使うものをいいます。若松でいえば、「ジュンフロン線」などがそれに当たります(ジュンフロン線は使いやすいのでお勧めできますが、若松では長尺物しかないようです)。系統ごとに色分けした方が良いので、たとえば「各2m*5色入り」のようなものが良いでしょう。 6. 専用のクリーナーは、有機溶剤系の薬品なので転用が利かず、取り扱いに注意が必要です。薬局で売っている無水アルコールで十分です。が、基本的にはクリーニングなしでも大丈夫です(ジャンク屋で買ってくるならともかく、普通の店でしなければならないほど汚れたパーツだと、そのような商品管理自体に問題があります)。 7. デジタルテスタの場合、プラスマイナスを逆に繋いでも問題ありません。逆に繋いだ場合は、「-(マイナス)」が表示されるので、極性が分かります。ただ、測定レンジの設定を間違うと壊れることもあるので、よく分からなければ、日本語の取扱説明書付きのものを購入した方が良いでしょう。たとえば、三和電気計器のPM3は、オートレンジ、4000カウントのコンパクト型で使いやすく、比較的安価です。 もっとも、TA2020-020に関しては、テスターなしでも製作できます(私は、当時、そうしました)。 http://enjoy-elec.net/elecbasic/tester.html http://www.ops.dti.ne.jp/~ishijima/sei/letselec/letselec8.htm http://www9.plala.or.jp/fsson/NewHP_elc/elc/elcLink/elc_nArtcTester.html http://www.sanwa-meter.co.jp/japan/product/dmm/pm3.htm 8. なお、初めての電子工作であれば、ハンダ鏝と糸ハンダが必要です。今回限りの工作なら、ニクロムヒーターの20W~30W型くらいで十分です。糸ハンダは、10mで600円くらいのものがありますから、プリント基盤用を選べば良いでしょう。今後も電子工作を続けるなら、少し高いですがセラミックヒーターのものをお勧めします。
お礼
これはとても詳しくありがとうございます。 この電源はつかえないですかー例の数字はそのCDドライブの動く数値であって正確な値ではないんですけどね。 まぁ電源内蔵すると難しそうなので、後で流用が利くACアダプタを使おうと思います。 追加で質問いいでしょうか。 5で言われているジュウフロン線はhttp://umezawa-sendai.shop-pro.jp/?pid=5955831 なのを購入すればいいのでしょうが、 4で言われている「より線」はどういうものを購入すればいいのでしょうか。 電源を内蔵する場合ですが、作例をみているとTA2020基盤と電源とは別に、 電源平滑コンデンサー?が途中につなげられています。どういう効果があるのでしょうか。 あー電源内蔵していない人でも見られますね...
お礼
またまた詳しくありがとうございます。 大電圧・大電流の場所は太い線を使うのですね。 電源平滑コンデンサーはキットにもあるが、容量が欲しい場合外にもつけるのですね。 ケースはタカチのを購入予定です。なるべくコンパクトなケースがいいですね^^; 疑問に思っていた事がかなり解消された様に思います。ありがとうございました。