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内臓時計の狂いとCMOSクリアーに関して

非常時用に確保してあるノートPCがあります。偶には、せめてACコンセントにだけでも接続しなくてはと思いつつ、ついつい実行することなく2年以上放置したままでした。先日、ちょっとした用件があって電源を入れたところ、時計が年月日とも大幅に狂っていた以外には何の異常もなく動作しました。その後も時計を含めて正常に機能しています。 さて、質問です。 時計が狂っているにも拘らずCMOSがクリアーされていないのは何故ですか。CMOSの内容を維持するのも時計の機能を維持するのも動力源は同じ電池ではないのですか。一方の機能が麻痺しているのに他方の機能が生きているのは何故なのでしょうか。 困っていることはないので大まかな知識が得られれば十分です。 なお、バッテリーパックは恐らく廃棄すべきものが残量ゼロの状態で装着されていました。もちろん、使用中、充電はできませんでした。 よろしくお願いします。

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  • x530
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回答No.2

> 時計が狂っているにも拘らずCMOSがクリアーされていないのは何故ですか。 ・時計用LSIは数mAの電流が常時必要ですが、CMOSは数μA程度の電流しか必要ありません。 ノートPCのバッテリーは大容量です。 しかも、リチュームイオン充電池は自己放電量の少ない、長期間電力が失われない電池です。 2年以上経過して、仮に、バッテリーの保有電力量が見かけ上、空っぽになったとしても、完全に0になることはありません。 この、極微量の電力でCMOSが保持されていた可能性もあります。 ノートPCならば、上記の可能性が高いと思います。 私も、先日、2年ぶりにThinkPad s30を起動しました。 なんと、起動パスワードが活きていたのに驚きました。 キーボードを取り外し、CMOSクリアを行い、無事に起動パスワードをクリアできました。 当然、起動したら、カレンダーと時計はメチャクチャでした。 *ノートPCにも、ちゃんとCMOSクリア用のジャンパはあります。 蛇足ならがら、ディスクトップPCならば、 ・時計と共に、恐らくCMOSもクリアされていた。 マザーボードのCMOSはクリアされると、BIOSが起動した際に、再度、必要なCMOS情報を生成しなおします。 この、新規のCMOS情報の構築により起動できることになります。 蛇足の蛇足。 CMOS情報は、ジャンパのショートなどで簡単にクリアできる必要があるため、フラッシュに保存されることはありません。 フラッシュに保存されたら、クリアする方法がなくなります。

sono-higurashi
質問者

お礼

1 >>・時計用LSIは数mAの電流が常時必要ですが、CMOSは数μA程度の電流しか必要ありません。 とてもよく分かり、納得できました。これ以外にもノートPCにはデスクトップより優れたバッテリーが組み込まれているなど、相応の理由があることが分かりました。それにしても2年以上放置しておいて動作したのは運がよかったようで、今後はときどき通電しようと思います。 2 ノート型にもCMOSクリア用のジャンパがあるのが分かりました。 3 デスクトップPCの場合、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4550241.html でも質問したのですが、 >>マザーボードのCMOSはクリアされると、BIOSが起動した際に、再度、必要なCMOS情報を生成しなおします。 >>CMOS情報は、ジャンパのショートなどで簡単にクリアできる必要があるため、フラッシュに保存されることはありません。 この両者の関係が分かりません。CMOS情報がフラッシュに保存されていないにも拘らず、CMOSがクリアされた後、再びCMOS情報を生成し直せるのはどんな仕組みがあるからなのでしょうか。事情が許せば知りたいものです。ご返事を急ぎはしません。 3のご返事があろうとなかろうと、今回の質問は1によって十分答えて頂いているので感謝しています。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

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  • x530
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回答No.5

No.2です。 PCは電源をONすると、即、ウインドウズなどの高度なOSが起動するわけではありません。 マズ始めに、モニタープログラムと呼ばれる原始的なプログラムが起動します。 そして、モニタープログラムからウインドウズなどの高度OSに制御を渡すことになります。 例えば、ウインドウズ起動前の一切のデバイスドライバを組み込まくても、VGA画面(640×480)とキーボードなどの基本入出力(IO)は機能します。 この部分はモニターと呼ばれる原始的なプログラムにより管理されています。 モニタープログラムから、次のウインドウズなどの基本OSを起動するには、何処から(ハードディスク#1や#2、CD-ROM、ネットワークドライブなど)スタートしたらよいのかなどの定義情報がCMOSに書き込まれています。 ウインドウズなどの基本OS起動前のパスワードなどもCMOSに書き込まれています。 もしもCMOS情報が壊れると、PCは起動できなくなることもあります。 この場合、CMOSをクリアすることで、パスワードクリアや基本的な起動手順に戻ります。 このCMOSはスタティックメモリの一種です。 スタティックメモリは電力を失うと、記憶している情報は、自動的にクリアする特徴があります。 フラッシュメモリは情報の維持に電力を必要としません。 その代わり、フラッシュメモリの情報の消去は、フラッシュメモリコントローラー(LSI)による制御が必要です。 CMOS情報をフラッシュメモリに書き込むと、万一、CMOS情報が壊れた場合、電池を外しても、ジャンパをショートさせても、フラッシュメモリをクリアすることが出来なくなる不都合が生じます。 モニタープログラムで、フラッシュメモリコントローラーを制御してフラッシュメモリ上に記録したCMOS情報を管理した場合。 もしも、CMOS情報が壊れて起動できない状態になったら、フラッシュメモリコントローラーも制御できなくなるので、フラッシュメモリ上のCMOS情報を消去することが出来なくなり手も足も出なくなるわけです。

sono-higurashi
質問者

お礼

再度のご回答、有り難うございます。理解している方には、これで完璧なのでしょうが私には依然として、よく分かりませんでした。血の巡りが悪くてすみません。 「CMOSクリアはマザーボード上のCMOSに保存されているCMOS情報を消す操作」だといいます。ご回答の中に、 >>CMOSをクリアすることで、パスワードクリアや基本的な起動手順に戻ります。 とありますが、基本的な起動手順は何処に書いてあるのですか。何処にも記録されていないのですか。何処にも記録はされていないがクリアーされた場合はPCが自動的に情報収集して工場出荷時のCMOSに復元してくれるのですか。それならそれで分かります。 CMOSはクリアーしてしまう、フラッシュメモリには記録されていない、工場出荷時のCMOS情報に戻る、この3者が矛盾しないためには上に記したように考えるしかないように思えます。 このお礼文は問い合わせの体裁になっていますが折角のご回答にも拘らず、本当の意味では理解できなかったことを正直に述べるための便宜上のことですから、特にご返事を求めるものではありません。知識の落差がありすぎて申し訳ないので今はこれまでのご回答で十分です。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

  • ji-tyan
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回答No.4

時計が大幅に狂っていた件についてのみ返答させて頂きます。 デスクトップ型の時計機能もそうですがそれほど精度の良い物を積んでいるわけではなく常に修正を必要とします。 私事ですがつい最近電池交換をしたにも拘らず一時間で20秒前後修正をしたと表示が出ます。(修正ソフトを常駐させている為) 故にほっといたPCの時間が狂っていた事は不思議でもなんでもありません。

sono-higurashi
質問者

お礼

電池切れであるなしに関わらず、誤差が積算されて大幅に狂う事があり得るのは記憶しておきます。何とはなしに精度が高いものだという印象をもっていました。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

回答No.3

素人ですがANO2さまの回答には確かに説得力はあるのですが、自分の数少ない経験からは、ANO1の回答のほうを支持したいです。 充電式バッテリーで年単位でバックアップできるのか。 デスクトップは別ですよ。リチューム乾電池なのでね。 ノートパソコンであれば、バッテリー切れは普通にあるので、システムに関係ある部分はEEPROMのようなバッテリーに関係ないようにするのではないかと思います。 これもメーカーの考え次第ですけどね。 タイマーぐらいであれば、時間が狂っても、とにかく起動はできますよね。

sono-higurashi
質問者

お礼

豊富な知識をもつ方々の間でも見解が分かれるということは、ANo.1,3方式とANo.2方式とがあるのかもしれないと思いました。 その後、http://www5b.biglobe.ne.jp/~oh_lavie/garakuta/003.htm を見つけました。ここの書き始めに近い所に、 「一次式電池の場合、2年程度で寿命になることありますが、二次電池であれば3~5年程度の寿命があります。そのため「ノートパソコンで電池が消耗して時計が遅れる」というとは古いパソコンでなければあまり考えにくく、もしあるとすれば、はじめから電池の寿命というか不良品の電池か、回路ミスにより電池消耗が激しい等が考えられます。 このように電池が使われていることによってパソコンの電源がOFFでも時計が止まらない仕組みになっています。ただし、二次電池の場合、二ヶ月以上電源を入れずに放っておくと、充電できずに電池切れになってしまいます。この場合は、BIOSメニューでCMOSを初期値にセットし時計を正しくセットし、しばらく電源を入れっぱなしておくことで回復します。ちなみに、このバックアップ電池はCMOS値を保持する役割もあります。」・・・と、書かれています。 私の場合、2ヶ月どころの放置ではないので、この記事によれば電池が切れたことになります。よってCMOS値も保持していなかったことになるのだと思います。さて、この状態で通電すれば人間が何の操作をせずとも自動的にCMOSを初期値にセットしてくれるのか否かが疑問です。私の場合は何の操作もしませんでした。 この記事が述べる「BIOSメニューでCMOSを初期値にセットし」が人手によってであるのか、通電したことによって自動的に、であるのかが不明なので判断できませんが、どうも >> システムに関係ある部分はEEPROMのようなバッテリーに関係ないようにする ノート型の場合は、こうなっているものが存在するのは確かなような気がします(因みに手元のPCはToshibaのSatelliteでした)。こういうことが積もり積もってノート型の価格は割高になるのでしょうか。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

noname#214300
noname#214300
回答No.1

BIOSの設定内容はフラッシュメモリみたいな不揮発メモリに保存されていて、時計(RTC)の動作には電池が必要だからではないのでしょうか。 そもそもメーカー製のノートPCにはCMOSクリアの機能自体ありませんし……

sono-higurashi
質問者

お礼

BIOSに関して、デスクトップの場合はROMであるフラッシュメモリとRAMであるCMOSを用いているが、ノート型の場合はCMOSのためにもROMであるフラッシュメモリを用いているということでしょうか。 メーカーによるのか、全てそうなのかは不明ですが手元のノート型PCの場合、BIOSの設定画面に入りにくいです。方法があるのか、ないのか本気になっては調べていませんが……。一見しただけではBIOSの設定画面に入り難くそうなことと >>メーカー製のノートPCにはCMOSクリアの機能自体ありませんし…… このこととは関係があるのやら、ないのやら。 有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。

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