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DTP業界の主流ついて
かなり以前からDTP関係の就職を希望しています。 MacはOS9からXに移行してもうかなりの年数が経過しており、ソフトウェアもCS以降、クォークではなく、Indesignに移行しているものだと思いました。 しかし、就職活動の際に多くの会社がクォーク4.2以前の実務経験を求めており、なかなか組版の仕事にありつけません。ま しかし、就職についてはIllustrator、Photoshopの実務経験があり、なんとか派遣にて広告代理店に潜り込みましたが、やはりそちらも主流はCSであり、クライアント、印刷会社共にCSでの作業になっております。MacもOSXでクラシックは使っておりません。たまにある組版もIndesignです。そして、フリーで仕事をしている友人やそのクライアントもCSです。 そこで、不思議なのですが、よくDTPの主流はまだOS9だとおっしゃる方がいるのですが、広告代理店、印刷会社、最終クライアント、フリー、それぞれがCSなのにも関わらず、なぜ、未だにOS9やクォークを使い続けているのでしょうか? また、一体どこがOS9やクォークを主流にしてしまっている要因なのでしょうか?
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>それにしても中古macを購入してまで古いシステムを維持しているのかわかりません どう考えてもその方が得ではないでしょうか。 大幅な需要が見込めるなら更新しますけど、旧システムで問題ないのですから、数千万円かけてシステムを一新し、スタッフを慣れない環境でスキルアップを図るより、中古のMacを買って慣れた環境でやった方が合理的と考えます。 私も入稿はイラストレーターVer.8形式で入れています、CS3で作っていますけど。 また、私は比較的いろいろなソフトに手を出して覚えるようにしていますけど、日々の仕事に追われて余裕がなくなりつつあります。 それと、私自身はコスタリカ式に隔年交代でWin版とMac版をバージョンアップしてきましたけど、必要なときにネットでダウンロード販売で買えばよいと考えて、このペースを落としています。 利益が少ないことが一因で、クライアントも利益が上がらなければ、余剰人員を採用して勉強できますし、システムも更新できますが、そんな余裕のある会社は少ないのでは、一気に変えることは無理で、馴染むまで新旧両システムを稼働させる必要があり、考えても大変な話です。 スキルのある新人が入って、老兵が消え去るという新陳代謝が必要でしょう。
- P-Tech
- ベストアンサー率54% (144/262)
印刷・デザインに関わる業界の中で、最も体質的に古いのが出版業界でしょう。そこが一番のネックになっていると思います。 書籍の業界は、改訂版や原稿やデータの二次利用・流用が多いため、商業印刷の場合のように、ソフトやシステムを移行しようとして障害になるケースが多々あります。 また、書籍の業界は、商業印刷のように高単価・高利益(比較の問題ですが)ではなく、悲しいほどに低利益・超零細のため、以降の費用もママなりません。 かくいう私も、1点だけクオークのデータを引きずっており、しかも年度版のため、毎年発注があります(>_<)来年はパソコンが壊れたことにして断ろうかと……とても悪いことが頭にちらついたりしています。 ですので、新しい知識を求めないのではなく、「古い知識も一緒に持っていてくれないと困る」ということです。 それでも、先回答者がいうように、さすがにそろそろ移行が始まっています。 いずれにせよ、質問者ももうクオークのことなど気にすることはありません。機能が違いすぎます。私は、クオーク・ページメーカー・インデザインすべてを経験してきましたが、はっきり言って、クオーク・ページメーカーでは5日くらいかけて組んでいた500ページくらいの仕事も、インデザインなら1日半ですからね(あ、私はCS3からの新参者です)。
補足
流用の問題はあると思いますが、もっと古いものだと、写植の版は写植屋がなくなったりで、すでに流用が難しいものも多いので、まだマシなのではないでしょうか? 私の知っている出版社の多くはCSを使っています。 しかし、編集プロダクションが古いシステムのままのような気がします。 きっと金銭的な問題か、違法コピーを使っているからかもしれないと思います。 クオーク・ページメーカーも勉強したのですが、個人で独学で勉強したインデザインはとても楽だと思いました。 効率が良い方が人件費とかの問題も安価に押さえられると思うのですが。
- isogoeisogo
- ベストアンサー率37% (132/355)
印刷会社でDTPをやっています。 印刷業界自体が非常に保守的で新しいバージョンをなかなか受け付けない体質のためというのが理由のひとつにあります。ソフトのバグで印刷物に不良品が出たとしても印刷会社の責任にしてやり直しをさせたりとなんでもかんでも印刷会社のせいにしてきた反動もあるかと思います。古いだとこのバージョンで設定はこうでといった時に起こる等といった具合にある程度分かっていますが、新しいバージョンだと検証するのにお金も時間もかかり、検証するにしても印刷会社の負担でそんなのはお金になりません。 OS XだとOCFが使えないというフォントの問題やバージョンの互換性の問題があります。 そのためデータ流用で特に問題が発生します。OCFイラストレーター8のデータを流用して作る場合、CS3で開くとフォントを替えたりオーバーフローしているものを修正する必要があります。数ページならいいですが、何百ページも修正するには相当の時間(お金)がかかります。 保守的な業界ですが、PDFの流れがかなりきていると思います。 うちではCS3やPDFでの出稿もかなり多いです。
補足
遅くなってすみません。 印刷会社はわりとCSに移行出来ているように思えます。 問題は未だに古いシステムでの入校をしている制作側にあるように思えてならないのです。 印刷会社が古いシステムでないとダメと言ってるからそのシステムで制作しているのではなく、古いシステムで入校してくるからいつまでも古いシステムに対応しなければならないような気がします。
- salsal2005
- ベストアンサー率34% (101/292)
フリーでデザインなどやっている者です。 OS9やクォークを主流にしてしまっている要因ですが… OS9、Quark4、Illustrator8、Photosyop5.5みたいな古いヴァージョンで制作している会社はまだまだたくさんあります。 その他、CIDフォント、フィルム出力機、面付ソフトなどなど すべてをOSXとCSに対応させるためにはお金がたくさんかかります。 それ以外にも制作のノウハウやトラブルシューティングの蓄積があるので、 自社で制作物をイチから完成させるのに、結果が同じであれば、わざわざOSX、CSにヴァージョンアップさせなくても…みたいな考え方でずるずると古いシステムのママ現在に至っているのが現状だと思います。 外部からのデータを扱う会社に関しては新旧両方に対応しているところがほとんどだと思います。(サービスユーロや印刷所など) 自社でフィルム出力をする必要がなかったり、少人数のプロダクションやフリーの人などは、 低予算でマシンやシステムを新しくすることができるので、 OpenTypeFontとCSの組み合わせをで作業しているところが多いと思います。
補足
お金がかかるというのはわかりますが、それにしても中古macを購入してまで古いシステムを維持しているのかわかりません。 そして、もうOSXになってからかなりの年月が過ぎ、AppleもAdobeもサポートを終了しているのにも関わらず、OS9にしがみついている気がしてなりません。 また、今までの蓄積をという理由なら新しいシステムで覚えた新しい人間というのは不要なのでしょうか? どうにも制作会社だけの都合としか思えてなりません。 これでも「主流」なのでしょうか?
補足
一気にシステムを変えることは難しいのはよくわかってます。ですが、すでにもう何年?って感じなのです。全てが変わってなくとも、少しずつ変えていく必要はあるのに、未だにOS9でクオークの実務経験を要求されます。 現状ではスキルのある新人が入れない状況なのではないでしょうか? 老兵だけの都合でしかないと思います。