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トランジスタの使用法
低周波トランジスタの2SD633とPICで12V5Wの電球を点灯させる回路を作ったのですが、トランジスタの使用方法について疑問が湧いてきましたのでどなたか教えて下さい。 PICからの信号を抵抗を通して2SD633のベースに流し、それを増幅させて(スイッチングさせて)12V電流をコレクタ-エミッタ間に流し、電球を点灯させるという回路です。 12V電流部分の部品の配置に関してですが、 1・・12Vの電源→コレクタ→エミッタ→電球→グランドの順に配置するときちんと点灯するのですが 電球の位置を入れ替えて 2・・12Vの電源→電球→コレクタ→エミッタ→グランドの順に配置すると一応点灯はするのですが点灯しているのかどうかが分からないくらい暗くなってしまいました。 トランジスタと電球を複数個ずつ使用する為電球の-はソケット部分ですぐにひとまとめにしてGNDに戻したいと思うのですが1の方法では電球の-を出た後でトランジスタでスイッチングするような形になるためそれが出来ません。 2の方法できちんと明るく点灯させる事は出来ないのでしょうか? 1、2の方法共にPICの電源電圧は5VでPINからの電流は5V 20mA程度です。 ベース電流の制限用の抵抗は470Ωを使用しています。 トランジスタの使用方法が間違っているのでしょうか? それとも2の場合のアースの取り方が間違っているのでしょうか? 増幅率の問題でしょうか? なにぶんシロウトなものですので分かりやすい言葉で教えていただければ非常に助かります。 よろしくお願いします。
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- mmky
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この方法ですが、ドライブ電流とはベース電流のことですか? 回答:そうです。 抵抗はどの程度で試してみれば良いですか? 400mA以上が負荷ですね。前回は20mAでNGのようですので、2-3倍ぐらいにしてみましょうか。 それですと、(5-1.4)/R=3.6V/60オーム≒60mA です。 60オーム前後でやってみては。 あと、この(2)のようなトランジスタの接続方法は「コレクタ接地」という方法になるのですか? 回答:そうです。 PICの電源電圧は5V・20mAをまず電圧形式に変換します。それがドライブです。参考図面ではドライブのコレクターが同じ条件で接続されていて 効果がありませんでしたが、独立にすれば効果は見込めます。 サイリスタ素子とは高負荷のスイッチングや照明の明るさの調整などに利用される半導体素子です。トランジスターのような増幅素子ではありません。 サイリスタで質問のgoo検索をしてみてください。参考になるものがたくさんありますから。 参考まで
- mmky
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#1mmkyです。 #3のmickjey2さんの方法でもNGのようでしたら苦しいですね。 コレクター電位が低すぎるのですね。 もう一つの方法は、ダーリントンでドライブのトランジスター2SC1815のコレクターを12V電源につなぎ、そのエッミターと2SD633のベースに抵抗をいれてドライブする方法です。 ドライブ電流は(5-1.4)/R で与えられますので十分に取れます。 それでもNGであれば、 (2)はサイリスタ素子でも使わないとスイッチできないということですね。 追伸: 電球は負荷としてはかなり重いですから電圧を印加するタイプのドライブ (1)の方式のようなものが普通ですね。 参考まで
他の解決方法もアドバイスとして。 すでにmmkyさんがご回答されているようにトランジスタの増幅率は非常に落ちてしまうため、2の方法を使う場合は、ダーリントン接続にして使うのが一般的です。 http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~enyo/kougi/elec/node29.html 上記図のような接続です。 ご質問のケースですとコレクタを独立にして、一段目のコレクタに制限抵抗をつけて直接+12Vに、二段目のコレクタに電球経由で+12Vに接続する形でも良いですね。 (1段目のトランジスタの増幅率を稼ぐため)
補足
ありがとうございます。 参考URLを真似てダーリントン接続を試してみました。 2SC1815でやってみたのですが若干は明るくなったものの満足の行く明るさではありませんでした。ベース抵抗ですが徐々に減らして最終的には壊れるのを覚悟で抵抗無しまでやったのですが、ダメでした。増幅率が全然足りないようです。 トランジスタをもう1つ増やしてみるとか??どうでしょう? 2SD633のベースには最終的にどの程度のベース電流を流してやれば良いのでしょうか? よろしくお願いします。
- mmky
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「電球をどの位置に持ってくるかによって同じベース電流でも増幅率が変化してしまうという事でしょうか? 」 そうなんです。 トランジスターというのはコレクター・エッミター間電圧がベース電圧よりもある程度高い状態で正常な動作をします。 トランジスターをON/OFFのスイッチングで利用しますとコレクター電位がベース電圧より低くなる場合があります。この時にはトランジスターの性能は落ちます。電流増幅率が小さくなります。電流利得はコレクター電位が高い時には例えば100ぐらいあるのですが、ON状態では半分以下になることがあります。 「このようにスイッチングに使用する場合はどちらが一般的なやり方なのですか?」 負荷電流が少ない状態ですと(2)が一般的かなと思います。 負荷電流が大きい場合は(1)が多いかなと思います。 ご質問は(2)でということなので、 PINからの電流は5V 20mAということですからMAX20mA のドライブ電流でどこまでコレクターに負荷電流を流せるかということかなと思います。 PIN OUTを保護するために少しの抵抗は要りますので100オーム程度の抵抗をつけてやってみたらどうでしょうか。 抵抗(0)は、PIN OUTの保護上に問題がありますので小さくても抵抗は接続したほうが良いと思います。 参考まで
- mmky
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参考程度に (1)の方法ですと電球にかかる電圧はベース電圧から少し下がった 4V前後になりますね。これは、電源12Vと2SD633のベース間に抵抗を 接続し、ベースとグランド間にもう一つのトランジスター(省電力用)のコレクターとエッミターを接続し、そのベースを制御信号でスイッチングさせると電球には11Vぐらいを与えることが出来ますね。 (2)の方法はトランジスターを十分にON状態にしないといけないですね。ON状態では電流増幅率が下がりますので十分大きなベース電流が必要です。現状のベース電流は、(5-0.7)V/470Ω≒10mA 12V5Wだと電球あたり0.4A=400mA ということで電流利得は40倍必要ですね。ON状態ではきつい値ですので、もう少しベース抵抗を小さくしてベース電流を増やす必要がありますね。それから、電源とコレクター間に電球を 入れる場合は、OFF時のコレクター電圧が不安定になりますので、大きな 抵抗を電球と並列に電源とコレクター間に接続しておき、トランジスターのスイッチング動作を確実にする必要はあります。 ということで、参考程度に
補足
電球をどの位置に持ってくるかによって同じベース電流でも増幅率が変化してしまうという事でしょうか? 参考までにその理由とかも教えていただければありがたいです。 実は使用するソケットが自動車用でして本体部分が-になっていて取り付けると車体にすぐアースされるようになっているので2の方法が理想的なのですが、2の場合はベース電流を制限する抵抗は何Ω位を目安にすれば良いですか? 0Ωはまずいですか? それと、1、2のやり方ですが、このようにスイッチングに使用する場合はどちらが一般的なやり方なのですか? 色々と質問を増やしてごめんなさい。 よろしくお願いします。
補足
ご親切にありがとうございます。 たかが電球とトランジスタの位置関係というだけの問題なのですが・・。 もう一つの方法は、ダーリントンでドライブのトランジスター2SC1815のコレクターを12V電源につなぎ、そのエッミターと2SD633のベースに抵抗をいれてドライブする方法です。 ドライブ電流は(5-1.4)/R で与えられますので十分に取れます。 この方法ですが、ドライブ電流とはベース電流のことですか? 抵抗はどの程度で試してみれば良いですか? あと、この(2)のようなトランジスタの接続方法は「コレクタ接地」という方法になるのですか? (2)はサイリスタ素子でも使わないとスイッチできないということですね。 とありますが、サイリスタ素子とはどのような物ですか? 無接点のリレーとかスイッチみたいな物ですか? トランジスタ以外で高速でON、OFFできて無接点のリレーのような物があれば教えていただけないでしょうか?あくまでも今回は電球のスイッチングが目的なのでトランジスタ以外で代用できる物があればそちらも試してみたいと思います。