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生活保護・障害年金・児童扶養手当の関係について
- 生活保護を受けている母子家庭の場合、障害年金の申請を勧められることがあります。年金を受け取ることで生活保護の負担が少なくなると言われています。
- しかし、障害年金を受け取ると児童扶養手当がなくなる可能性があります。役場の担当者から資格喪失届けを書くように言われることもあります。
- 年金を受け取ることで生活保護の額が減るため、毎月の生活費のやりくりが難しくなる場合もあります。年金受給の必要性や児童扶養手当の減少など、慎重に判断する必要があります。
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年金証書が既に送られてきた、ということなので、 受給権は、その後に「失効理由」というものが生じないかぎり、 消滅しませんし、原則として取り消しもできません。 (※ 主に、法に触れた場合などが「失効理由」になります。) 生活保護には「補足性の原理」というものがあります。 生活保護以外の他の施策が利用可能な場合には、 それらの施策の利用を優先し、 それでもどうしても不足が生じる場合には差額を生活保護で出す、 というしくみです。 ですから、福祉事務所の担当ワーカーの方たちがやったことは、 あながち間違ったものではありません。 ところが、年金の支給において遡及受給がある場合には、 「年金額 > 生活保護額」となっているときには保護額の返還が必要、 という決まりがありますので、 遡及された期間が長ければ長いほど、実際の家計を圧迫します。 そして、下手をすれば、実際に受け取る額がそれまでを下回ってしまう ということが起こり得る矛盾があります。 質問者さんの場合がまさにそうなのですが、 遡及受給のことをよく考慮していない、という法の矛盾なので、 現状ではどうしようもないのが事実です。 この場合の対処方法としては、 現に家計が成り立たない、ということを主張して、 生活保護をもう1度見直してもらうことが必要です。 「絶対にその後の生活保護がダメ」、ということではなく、 事情は勘案されるべきものですから、 ワーカーさんにはよく事情をお話しして、見直しを求めて下さい。 先述したとおり、差額としては出せるべきものだからです。 質問者さんができ得るのは、当面、これしかありません。 (注:それでも、原則として「年金受給の取り消し」はできません。) 生活保護における収入認定については、 各施策を並行して利用できる場合は、その優先順位が決まっています。 また、障害年金と他施策との間で支給額が調整され、 「障害年金は全額支給し、他施策の支給額は減らす」という決まりが あるのですが、同様にその優先順位が決まっています。 なお、収入については、前年1月~12月の収入がもとになり、 それによって、翌年8月~翌々年7月の支給額が決まります。 (※ 年金 > 手当 > 生活保護 という優先順位になります。) いままで受給していた額と比較すると、 「金額が減ってしまうなどの矛盾が生じたことは納得しかねる」 というお気持ちは、十分理解できます。 ただ、生活保護はそのまま受け続けられる保証はありませんし、 生活保護の目的(補足性の原理)から言って、 ワーカーさんが障害年金の受給をすすめたのは適切な職務行動です。 それだけはご理解いただければと思います。 なお、ご存知かとは思いますが、 精神障害に基づく障害年金は原則として「有期認定」で、 一定期間ごとの診断書提出によって認定更新を決める、という仕組みに なっています。 そのため、いったん病状が軽くなれば、 障害年金は「一時支給停止」になることがあります。 これは「失効」(受給権の完全消滅)とは異なりますから、 混同しないように気をつけて下さい。 病状が再び悪化すれば、再び障害年金の支給を受けられますので。
お礼
すいません。頭が真っ白になり混乱しました。頭で計算してしまったのは単純に保護費から年金額を引いた金額を1ヶ月の生活費と勘違いしました。冷静になると年金受給分を足していませんでした。お恥ずかしい限りです。
補足
早速のご回答感謝致します。有り難うございます。文面を読ませて頂き絶望感でいっぱいになりました。2ヶ月に一回17万が年金から振込まれます。それを保護費から二回に分けて8万五千円差し引かれます。という事は毎月五万円で生活とゆう事になります。家賃でほとんどが消滅します。どうしたらいいでしょうか…今頭が真っ白です。担当者は回収にはすぐ対応して連絡はありました。しかしどうなりますか?といろんな事を聞いても、話を濁らせ取り合ってはくれません。年金受給資格が遡ってあった事で私が当時払い続けていた国民年金の過払い分?の返還も30万以上あると年金課から言われましたが、それも収入認定になる為回収とすぐ対応されました。しかし最低限の生活を続けていけなくなった事にはなんの話もありませんでした。私と子供、これから生きては行けません。福祉事務所担当者が私達の生活に対してすぐ対応してくれるとは思えません。始めになんの説明もありませんでした。…回答頂いたのに愚痴みたいになりました。私ができる事は担当者に話す事だけなんですね、有り難うございました。決まり事は曲がらないのは、お役所ですからわかりました。お礼がここになり、失礼しました。