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フランス第五共和制

第五共和制下のフランス大統領について調べているのですが、情報量が少なく、苦労しています。 第五共和制の政治体制についてはだいぶ理解が出来たのですが、どうしてこのような独特の政治体制をとっているのかがわかりません。 意見があれば教えていただけると幸いです。よろしくお願い致します!!

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  • k99
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回答No.2

 WW2以前のフランスは「第3共和政」です。  開戦劈頭の電撃戦に抗することが出来ず、フランスはドイツに降伏、ペタン元帥を長とするヴィシー・フランスが成立し、崩壊します。  一方、英国に落ちた強気の-しかし准将風情の-ド・ゴールが『亡命政権』を作り上げ、WW2終結後には第4共和政が成立します。これは殆ど第3共和政と同じシステムです。  しかしこの政体はアルジェリア独立問題の処理に失敗。第4共和政が体質に合わず隠栖を決めこんでいたド・ゴールが担ぎだされ、かれの唱える憲法案が認められたため、現在見る第5共和政が成立しました。  つまり、第5共和政では、3/4共和政の欠点の克服という課題が一面にあり、ド・ゴールという強烈な個性の反映という側面がもう一面にあるわけです。  克服すべき第3共和政の欠点というのは、実に政権が短命なことでした。なんせ六十年余年間に内閣の数100以上。つまりほとんど半年ぐらいしか保たないわけです。ま、場当たり的にもなりますわな。  この原因はやはり複雑なんですが、端的に言うと大統領が何にも決められないから。実質的な決定権は国務相にあり、さらに首相がこれをコントロールできない、というシステムなわけです(副署が絡むあたり、帝国憲法と似たような問題を胎んでいる)。  もう一面のド・ゴールの個性については、この親父がどれだけゴリゴリだったかをチョイと調べればお腹一杯になるはずです。なんせ、暗殺未遂に遭うこと30回余り・・・。

hachikko
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました!!暗殺未遂だなんて相当な個性の持ち主だったのですね!!もう一度調べてみます☆

その他の回答 (1)

  • tanuki4u
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回答No.1

第四共和制では、多党化現象により、政権の寿命が短かった。 そのために、ドイツのヒトラー台頭に有効な対策を取ることができなかった。 政治体制の変更に国民が納得したのは、直接にはこの事実ではないでしょうか。

hachikko
質問者

お礼

回答ありがとうございました!!第四共和制では政権の寿命が短かったのですね。第五共和制について調べてばかりで気付きませんでした。もう一度調べてみます☆ありがとうございました。