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株と銀行です

学校の授業で株のことをやっています。 投資家や会社が株をもつ理由はわかりますが、 なぜ金融機関は株をもっているのですか? 株が変動したら大変な損失になると思うのですけど・・・ ぜひとも回答お願いします。

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  • Broner
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回答No.2

 銀行のことについては、学校で詳しく教えないから、私も理解するのに大変でした。 私の現在の理解は次のとおりです。  株が変動したら大変な損失になると思うのですけど・・・というあなたの感覚はとても正しいのです。 先の恐慌の後、1933年に証券業と銀行業の兼業を認めない、グラス・スティーガル法が制定されました。 あなたの恐れたとおり、銀行が株などの投資で潰れては、市民の預金者に大きな迷惑がかかり、遂には政府の財政支援が必要となるからです。  それでは銀行はどうして預金金利を払って、経営しているのかと言いますと、 1. 銀行は、企業に融資して金利を得ています。銀行は小切手を企業に渡し、融資しています。現金で融資しているのではありません。 ですから、無制限に融資できるのです。小切手帳を印刷すれば良いのです。預金金利よりも貸出金利の方が大きいですから3%位の金利で貸し出します。銀行間の小切手の交換所でこれらの企業に貸し出された小切手は持ち寄られ、決済されます。貸し出しが多いと、日銀から現金を借り、オーバーナイト金利(公定歩合)の金利で借ります。 しかし、現在は、国際的なBIASの規定で、国際業務をする銀行は、自己資金率(預金ではなく)が、8%は必要と規制されています。つまり、自己資金の12.5倍の金額を貸し出すことが出来るのです。3%x100/8=37.5%の年利で運用できるのです。サラ金よりすごいでしょう。 まだあるのです、国債を引き受けた場合、無制限で引き受けることができるのです。  銀行が国内の融資しかしていない場合は、自己資金率が、4%ですから 3%x100/4=75%の年利となりますから、無茶苦茶儲けます。 だから、銀行は、自己資本を増加させていくのが、健全経営なのです。 だから、銀行は株に手を出さなくても十分経営できるのです。 しかし、社長が年俸400億円も取る心算であれば、別ですが。

teppei2501
質問者

お礼

なるほど。とても解説が詳しいですね。自己資本比率ですね。 本当にありがとうございました^^

その他の回答 (1)

  • waosamu
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回答No.1

 かつては、銀行は預金者からお金を預かり それを、企業に貸して利益を得てました。国策としてやってたという部分もあります。  庶民から、預金利子5%、それを、企業に7%で貸す。 そんなことをかつては、やってたんです。  重厚長大産業の資金需要に応えるため、国策としても、庶民から お金を集め易くするため、預金利子を高く設定したわけです。  そして、現在では高い8%とかの金利でもやっていける 成長がかつてはあったわけです。  しかし、現在、そんな資金需要もあるわけない。 それで、銀行は貸し出し業務では利益を得られないので、 株や海外債券などの運用をしだしたわけです。

teppei2501
質問者

お礼

なるほど。運用をするためだったんですね。 回答ありがとうございました。