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建設現場での原価管理って、具体的にはどんなことをするのか?
建設現場での現場代理人を務め終わった後、上司から 「現場では、原価管理はきっちりやったのか?」 と聞かれました。 工事が始まる前の見積時に、必要な材料費や施工にかかる工事費、経費などは算出しましたが、工事が始まってしまえば、請負金額は決まっているわけで、現場でお金の管理など、どういう場面で必要になるのだろうか?と、疑問に思います。 現場での原価管理とは、具体的にどんなことをすることを指すのでしょうか? 私は、現場に入ってしまった後は、特にお金のことは考えていませんでしたが、どんな管理をすべきだったのでしょうか?
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HeNeArKrXeRnさんはわかっていて質問しているのですね。 >自社のミスにせよ客先からの仕様変更指示であるにせよ、何らか予定から外れる調達や作業が入った場合にのみ、現場での原価管理が必要になるのであって、すべてが事前の予定通りに進んだ場合、現場での原価管理は必要なくなるのではないのですか? 通常の工場での原価管理もこの通りです。事前の予定通りに進んでいることを確認し、予定外のことが起きたときにどうするかを考えるかが原価管理です。 事前に原価がどのくらいかかるか、またそこで原価を削減できるかを考えることを「原価企画」といいます。(建設業であれば「実行予算」)原価管理は、この原価企画から実際の現場での原価発生のチェックまでを言います。
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A・建設現場では段取が一番大切です。「資材は勿論ですが、ストック「置き場所」はいいか。工具器具備品に異常はないか。その時は代替はあるか。個人の体調はいいか。」 B・時間と日数が一番心配です。「遅刻していないか。時間には所定の現場に就いているか。仕事は遅れていないか。」 C・天候を常にチェックする。「豪雨や雨天や雪や強風の場合は朝礼で注意をする。怪我をした時の応急処置は出来るか。かすり傷の時の救急箱は用意してあるか。命綱はいいか。」 D・直接の現金は必要はないが、もし休憩時間に最近は禁煙が当たり前だからジュースの一本も、ふるまう。それが現場監督管理なのです。 私の体験・経験からです。管理は良くて当たり前ですから、頑張って。
補足
頂いた回答を読む限り、これは「原価管理」ではなく「現場管理」のように思えますが、取り違えされていませんか?
- river1
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北国の設計屋さんです。 工事見積書の内訳明細書にしたがって管理していくのが、原則です。 請負額が決定した時点で、工事予算書を内訳明細含みで作らないと工事現場での原価管理はできません。 工事施工管理者は、この予算を頭に入れて、建築資材や人員を手配して工事を進めていくこととなります。 納入業者とは、仕入れ価格の交渉を絶えずおこないながらすすめます。 見積では、10人の作業員が必要な部分を段取りをよく考えて進めると7~8人でおこなえる工程もあります。 工事日報には、工程作業名の他、納入品や人員を詳しく書く事が大事となります。 請求書については、直接会社送りとはせずに、現場届にしてコピーしてから会計の方に直ぐに渡すようにしましょう。 その金額を実行高として工事予算書に書いて差額を計算して、赤字なのか黒字なのかを判断していくこととなります。 現場で黒字を出すようにしないと、会社は成り立ちません。 貴方の給与やボーナスを払えなくなります。 だから現場での原価管理が大事なんです。 ご参考まで
お礼
購入資材の価格や、下請け業者への支払額は、見積の前提となっている条件のまま工事が進めば、工事を始める前に既に決定していることだと思うのです。 ということは、自社のミスにせよ客先からの仕様変更指示であるにせよ、何らか予定から外れる調達や作業が入った場合にのみ、現場での原価管理が必要になるのであって、すべてが事前の予定通りに進んだ場合、現場での原価管理は必要なくなるのではないのですか? 予定通りに進んでいても、当初に決めた額を現場を進めながら切り詰め切り詰めコスト削減し、当初よりも多い利益を確保することを原価管理というのでしょうか?
お礼
よく分かりました。 基本的に、現場は流動的で、当初の予定通り進むことはないのだから、どのみち現場代理人としては原価管理は必須となるということなのでしょうね。