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シンク関数のフーリエ変換

現在独学でフーリエ変換を勉強しています。 矩形波のフーリエ変換はsinc関数になることは分かりました。 そこで、sinc関数を逆フーリエ変換すると矩形波となると思ったのですが、 sinc関数のフーリエ変換が矩形波であると書いてあるサイトがありました。 なぜ逆フーリエではなく、フーリエが矩形波となるのですか。 また、sinc関数をフーリエ変換する過程が分かりません。 どなたか分かる方がいましたら、途中式をよろしくお願いします。

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  • info22
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回答No.1

フーリエ変換とフーリエ逆変換は双対関係にあるからです。 つまり時間t領域とf(ω=2πf)領域を入れ替えても数式的に フーリエ変換とフーリエ逆変換の関係が成り立つ関係にあると言うことです。 詳細は以下URLをご覧下さい。 http://laputa.cs.shinshu-u.ac.jp/~yizawa/InfSys1/basic/chap4/index.htm http://www12.plala.or.jp/ksp/fourieralysis/Fourier/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A8%E5%A4%89%E6%8F%9B >なぜ逆フーリエではなく、フーリエが矩形波となるのですか。 >また、sinc関数をフーリエ変換する過程が分かりません。 定義式で (t,f)→(f,-t)と形式的に置き換えてもフーリエ変換対が成り立つということです。 つまり、g(t)のフーリエ変換をG(f)、G(f)の逆変換をg(t)とすれば定義より G(f)=√(1/2π)∫[-∞,∞]g(t)e^(-i2πft)dt g(t)=√(1/2π)∫[-∞,∞]G(f)e^(i2πft)df 機械的に、(t,f)=(f,t)で置換し、式を上、下入れ替えると g(f)=√(1/2π)∫[-∞,∞] G(t)e^(i2πft)dt G(t)=√(1/2π)∫[-∞,∞] g(f)e^(-i2πft)df t→-tで置換すると g(f)=√(1/2π)∫[∞,-∞] G(-t)e^(-i2πft)(-dt) =√(1/2π)∫[-∞,∞] G(-t)e^(-i2πft)dt G(-t)=√(1/2π)∫[-∞,∞]g(f)e^(i2πft)df G(f)が偶関数であれば、G(-t)=G(t)なので g(f)=√(1/2π)∫[-∞,∞] G(t)e^(-i2πft)dt G(t)=√(1/2π)∫[-∞,∞]g(f)e^(i2πft)df (証明終わり) 導出された関係は、G(t)のフーリエ変換がg(f), g(f)の逆変換がG(t)であることを示しています。 sinc関数 http://ja.wikipedia.org/wiki/Sinc%E9%96%A2%E6%95%B0 は偶関数なので、上の式の関係が成立します。 奇関数でも変換の符号が変わる位でスペクトルの絶対値が変わるわけではありません。 また、フーリエ変換対の定義式は、3通り程ありますが、途中の変換で定数倍の係数がかかりますが、波形やスペクトルの形状が変わるわけではありません。

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