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分かりやすく元素と単体の違いを教えてください。
私は元素をご飯、原子を米粒というふうに覚えています。 元素はH,He,Li,Be,.....っていう化学物質を構成する成分ですよね?単体は一種類の元素から出来ている純物質。ここがよく分かりません。これは元素を遠回りに言っているようにしか聞こえません(悩)一種類の元素、結局は元素みたいにH,He,Li...ってことですよね。問題に (1)水を電気分解すると、水素と酸素が得られる。とありました。これは元素と単体のどちらかという質問なのですがこの両方とも答えだと考えれませんか?答えは単体。水素=H,酸素O。HとOは両方とも元素だから元素じゃないかなと思いました。もう一つは水をご飯と考えご飯の中に水素と酸素があるとも考えれませんか?単体として考えれるのは単純に水素も酸素も単体から作られた物質だからです。 でも!同じような問題で(2)アルコールは炭素、水素、酸素からなる。これは元素は答えだったのです。単体と元素の違いもよく分かりません。分かりやすく説明してください。お願いします。
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#3のお答えが適切ですが、最初の一行が間違っています。 >元素は物質を構成する基本粒子 ではありません。元素は原子の種類をあらわすただの「名前」です。 一方単体は手に取って触る事のできる「物質」です。 元素は「名前」ですから「炭素」には触れられません。私たちが触れる事ができるのは「原子」か「化合物」か「単体」です。 なまえは「呼ぶ」事はできても触れません。 「炭素」に触れることはできず「ダイアモンド」「グラファイト」「フラーレン」…に触れるのです。 ですから「元素」は「分子の名前」に相当します。 本来我々は「水」という名前に触れているのではなく「水分子」に触れているのです。 ですが、分子ではこの部分はあいまいにされています。 それは話しが複雑になりすぎるから、と言う便宜的な理由からです。
- taichi_82
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こんにちは 私も参加させてください。 また、過去に同じ質問がありましたので、参考URLに示します。 こちらのほうが詳しく説明されていますので、お時間のある時にご覧ください。 元素は、kuro-nikoさんが書かれているように、「化学物質を構成する基礎的な成分(要素)」です。 また、Wikipedia(以下リンク先)によると、(原子は構造的な概念であるのに対して)「特性の違いを示す概念」という説明も書かれています。 http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E5%85%83%E7%B4%A0 特性の違いを示す”概念”ですから、「犬」とか「猫」という言葉と同じと考えて良いのではないかと思います。 「犬」とか「猫」という言葉を聞くと、大抵の方は犬や猫の姿を思い浮かべると思いますが、その姿はそれぞれの人で異なっています。 ある人はスピッツ、またある人はコリーを思い浮かべるかも知れません。 ある共通の性質をもった集合体と言っても良いのではないでしょうか。 一方、単体は「1種類の元素だけからできている純物質」ですね。 物質と書かれているから、具体的なものを表します。 誰が頭に思い浮かべるものも同じものになります。 (犬や猫を例にとるとかえってややこしくなりそうなので、あえてそうしませんが) 問題の(1)で得られる水素と酸素は、実際の物質であるH2とO2です。 元素の水素(H)や酸素(O)ではありません。 (2)が何を指して元素と言っているのかはわかりませんが、 (アルコールは元素ではあり得ませんので) メタノールやエタノールなどのアルコール類を構成する炭素、水素、酸素は、少なくとも単体のCやH2、O2などは指していないと思います。 (アルコールの製法を問う時は、単体のこれらが登場してくるかも知れませんが^^;) 炭素や水素、酸素といった元素の組み合わせでできた、アルコール性のヒドロキシ基を持った化合物の総称がアルコールだという説明だと思います。 ご参考まで 色々な方の意見を聞いてみられると良いと思います。
- ORUKA1951
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元素は物質を構成する基本粒子(ただし、その後の科学の進歩でさらに分割されることが理解された)で、周期表の一区画をしめます。 その元素の実体が原子です。元素という概念(抽象的と言っても良い)は、化学的に物理的に同じ性質をもつ原子の集合体、あるいは平均に対するものです。 高校1年の男の子というのが元素なら、ひとりひとりの学生が原子にあります。 したがって、物質という集合体で考えるときは元素という言葉をつかい、ひとつの物質として考えるときは原子という言葉を使います。 「酸素と水が反応して水ができる」は元素について語っていて、酸素のL核の軌道が水素と共有されて共有結合を・・という場合は原子です。 単体とは、これらとは、まったく別の議論で用いられる言葉です。 物質を分類していくと、まず混合物と純物質に分類できます。 混合物は複数の純物質によって成り立っていて、物理的手段で純物質を取り出せます。 純物質とは、物理的化学的性質が同じもので、その物質のどこを取り出しても同じ性質を持つものです。 純物質には、たった【一種類の元素からのみ構成される単体】と【2種類以上の元素から構成される化合物があります。】 ・・・・・・・・・ここでは、元素ですね。・・・・・・・・ よって、 >単体は一種類の元素から出来ている純物質 は正しいですが >単純に水素も酸素も単体から作られた物質だからです。 は、間違っています。 ここで言う水素と酸素は、【物質名】です。このふたつの物質は上の分類から「純物質」であり、たった一種類の元素からつくられている【単体】です。 ★たった一種類の元素からつくられている【単体】です。 ★単体から作られた物質 の違い、上は正しくて下は間違っているのが分かりますか?
- c80s3xxx
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原子ってのは粒です.ご飯粒ってのはいいたとえですね. 単体は一種類の元素でできている物質. でも,この文脈では原子と置き換えてもかまいません. 原子というのは粒という実体をイメージしています.しかし,元素はそういう物質としてのイメージはなく,単に酸素とかいう名前の構成要素がある,ということしか考えてません.物理的実体ではなく,漠然とした名前,なのです. だから,二酸化炭素を構成する元素は酸素と炭素,とは言えますし,二酸化炭素分子は酸素原子2個と炭素原子1個からできています,ともいえますが,「二酸化炭素が2個の酸素元素...」では間違いです.酸素と炭素という元素が,2対1でくっついてできる...とは言いますね... 微妙だ (^^;
- kazu2152
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適切な例えかどうかわかりませんが、 元素は文字、物質は言葉と思ってはいかがでしょう。 単体は一つの文字だけを使った言葉です。 例えば、 「さ」「し」「す」は元素。 「ささ(笹)」「しし(獅子)」「すす(煤)」などは単体。 「さかな(魚)」「しじみ(蜆)」「すいか(西瓜)」「かず(数)」は化合物。 「かず(下図)」は混合物。 「す」はただの音なら文字(元素)だけど、「酢」なら言葉(単体) 余計わかりにくいかな・・・? (1)電気分解して得られるのは風船に入れたら空に浮かんでいく「水素(H2)」と息を吸うときに入ってくる酸素(O2)であって、オゾン(O3)ではありません。水素(H2;単体)は元素Hからできていて、酸素(O2;単体)とオゾン(O3;単体)は元素Oからできています。 元素のHとOは電気分解しなくても「水(H2O)」の中にあります。 と、書きながら思ったのですが、化学式ってご存知ですか? そうでないと元素と単体の違いの理解は難しいかも・・・