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言語の違いによる学習の速度
中国語、特に台湾語(繁体文字の方、北京語? それとも広東語?)は当然漢字で書くので、何か書くのには大変な時間がかかります。そういう私達も半分は漢字なので何かを書くには結構時間がかかります(憂鬱とか朦朧とか書くのにどれだけ時間がかかることか)。それに対して英語などアルファベットを使う言語は単語の文字数は長かったりしますが、一文字一文字の画数があまりないのでスラスラと速く書けると思います。 それに大して中国語は漢字一文字一文字にそれぞれ意味があり、一つの文字で多くのことが表せますよね? ですから、英語の2~3ページ文の内容が中国語で1ページ以内に納まる印象があります(実際には知らないですm(__)m)。しかも、その漢字一文字を発音するときも大体たった一つか二つの音節(チュンとかチョンとか)で読めてしまう印象があります(重ね重ね、実際には知らないですm(__)m)。そうなると英語などに比べると中国語で本を読むのは断然速い気がします。更にはそんな発音をする中国語で考えるととても早い気がします。 まとめると中国語は「書く」は遅いが、「読む・話す・聞く」は速いと仮定できます。 ですから中国人は勉強するのが速い、と仮定してみました。 このように言語によって学習速度に差があると思っています。 …最近、ふとこんなことを思いつきまして「私って賢ーい、世界で初めてじゃない、こんなこと考えついたのは」と自画自賛しているのですが(笑)、過去にこんな研究をした人はいるのでしょうか? もし(残念ながら)いるのであれば、これは何という分野で研究されているのでしょうか? 多分、言語学の一種だと思うのですが、何言語学なのでしょうか? また、ついでにもっと速い言語(?)なんてありますでしょうか(韓国語は漢字を廃止してシンプルな記号にしちゃったので書くのはすごく速いでしょうね、多分)? 教えて下さい。お願いします。
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おもしろい質問ですね。私も言語学の本を読んだりするのが好きです。 「言語学」の中に入るかもしれませんが、「通訳」の世界では話す速度が非常に問題になります。No.2の方のおっしゃる「音節の数」に関係があって、音節の数が少ない言語は1分間に多く話すことになります。つまり、英語、韓国語は日本語より早くなります。その点では、oxfordさんのおっしゃる学習能力、つまり「情報処理能力」は速いかもしれません。しかし、日本語にする場合の通訳者には「省略」という武器が使えます。 「話す・聞く」「読み・書き」と分類する場合と、能動的な「書く・話す」、受動的な「読むと聞く」と分類する方法もあります。 また、No.1の方の「数字の数え方」では、算数の基礎能力に差がでるようです。フランス語も複雑な数え方をします。韓国語は日本語とほぼ同じと言えます。 情報と伝達・効率という分野なら「情報理論」に入るかなと思います。「通信工学」として扱われているようで、現実の言語学とはあまり結びついていないようです。ただ、この言語を話すから優秀だというのは、常識で考えても間違ってますよね。 それと、私は中国語はできませんが、漢字で表わすしかない言語なので、意味のある漢字を意味のない文字の羅列として表現する場合(マクドナルド・コカコーラなど)生まれて初めてみたら、情報処理能力は落ちるでしょうね。
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- ho1004
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私は、韓国に長く在住している日本人です。 ハングルは、一見、シンプルな記号ですが、かなり難しいもので、ひらがなと比較できるものではありません。 日本語では、発音のとおりにひらがな表記すれば、たいていは正解ですが、韓国語は、パッチムというものがあるため、ひとつの発音で、何通りにもハングル表記ができます。 あまり使われない言葉や、難しい言葉は、ちゃんと教育を受けた大人でも、すぐにきちんと書けない人も多いです。 現に、今、テレビ番組で、ハングルの書き取りをゲーム形式でさせるのをやってますが、タレントたちの正解率は、20%くらいです。 いくらタレントとはいっても、ちゃんと高校・大学まで教育を受けてる人たちです。 私の周りの韓国人も、同じで、ハングル表記は、韓国人にも大変難しいもののようです。 読んだり話したりするのは、日本語より韓国語のほうが、少し早いかもしれませんね。 特に、韓国語は、受け身形とか、まわりくどい話し方をしない分、早いかもしれません。 「私のほうからお話させていただきます」なんて話し方は無く、「私が話します」ですから。
お礼
そうですか、難しい言葉は大人でもきちんと書けないことがあるんですね。まだ、ハングル文字はまだ生まれて50年くらいなんですよね? これからもっと発展する言語のような気がします。 まわりくどい言い方をしないのはいいですね。その分、早いかもしれませんね。 私も少しだけ韓国語を勉強したことがあります。簡単な発音が出来る、ってくらいですが…。パッチムも難しいですが、基本文字だけでも十分難しいです(まだガナダラマバサアヤチャカタパハ…ってやってるレベルです)。 実はこの質問をしたのも「中国人って短く発音するから、もしかしたら考えるが早いんじゃない?」と韓国人の友達に話したら「それなら、私らも早いかも?」と言われたのがきっかけだったりします。 ありがとうございました!
補足
あ、ハングル文字は使われ始めてから50年くらいですね。生まれたのは500年前でした。
かなり昔の話ですが、数年前、「日本語と英語などの言語とでは一語に対しての音節の数が違うので、日本語の方が同じ意味の言葉を伝達するのに時間がかかる。そのため、日本語で行う一時間の授業の与える情報量は英語のそれに遠く及ばない」と言うようなことを何かの授業で習った覚えがあります。
お礼
ああ、なるほど。 例えば、"Stereotype"と英語で言うとSt'e'reo't'ypeとアクセント二つで済むところが、「ステレオタイプ」と日本語で言うと特にアクセントもなく七つの文字を発音しなければならない、ということでしょうか? コンピュータに例えると英語は2Hzで済むのに日本語だと7Hzもかかる訳ですね ←余計分かんないですね(^^ゞ 確かにそうかもしれませんね。 ありがとうございました!
- craftsman
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回答になってないかも知れませんが・・・。 日本語の数字の表し方は、10進数の表記通りなので、日本語ベースに考えられる日本人が、一番計算を覚えるのが速いなんて話をどこかの本で読んだ事があります。 例えば、英語では0から20までの数字には、互いに関係の無い読みが与えられています。 ですから、10(ten)に2(two)を足すと12(twelve)になる・・・なんて事が、直感的に理解し難いそうです。 ところが、日本語では10は「じゅう」で、2は「に」、10と2を足した結果は12「じゅう+に」と、読み方が論理的に組み立てられているので、簡単に覚えられるって事です。 こんな数字の読み方の差から、日本人は暗算に強い人が多いし、算数を教えるにも教え易いそうです。 (世界中の小学校の先生から、この点だけは日本が羨ましいと言われているそうで。) ちなみに、数学の国と言われているインドでは、108までの数字に全く関連の無い読みが与えられているそうです。 (仏教で108つの煩悩・・・なんて言いますけど、この108つの煩悩の根拠は、インドの数の表わしかたが基礎になっているようです。) ですから、インド人は筆算はすぐれていても、暗算ができる人はほとんどいないそうで。
お礼
それは面白い話ですね! それで日本は数学に強いのかもしれませんね。 でも、日本語の分数の読み方は嫌いです。one-third(=1/3)のように分子→分母の順に読むのが自然だと思います。「1割る3」なのに「3分の1」…マジで変えた方がいいと思います。 本当に英語の数字の読みは不可解ですね。 Teenager、って言いたいからですかね? ←絶対違う あと、15(=fifteen)と50(=fifty)なんかはあまりに似通っていて絶対間違いを犯すと思います(私は既に何度も犯しました(^^ゞ)。ネイティブでも50を5-0(five-zero)なんて説明してますからね。今からでも言い換えるべきです。 この前、Georgia(ジョージア州じゃなくてグルジア共和国)から来た人と話しました。彼らはなんと数字を数えるときは20進法なんです! 54=(20*2)+(1*14)なんです! びっくりしました。果たして計算には有利なのか不利なのか…。 じゃ、インドはもっとびっくりですね…そういえばこの前、シタール奏者のラヴィ・シャンカールが「16拍子」なんて曲を紹介していました。もっと上もあるそうです。日本語だと10以降は音節が増えて「じゅういち、じゅうに…」と数えなくてはならないので面倒ですが、彼らには余裕なんでしょうね、きっと。 面白い話、どうもありがとうございました!
お礼
情報理論、私が探していたのはこれっぽいです。 この言葉は今回初めて聞きました。 検索していると情報理論について勉強できるページも見つけました。 http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/Math/nagano/ 言語学であればその方面で勉強しようと思っていたのですが、 仰る通り、通信工学として扱われているようなので 数学の知識が必要とされるみたいですね…。 就職には有利かもしれませんが、 私、数学に疎いんで勉強するのはまた今度にします。(^^ゞ ありがとうございました!