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院内保育ってどんなですか?

こんにちは。 私は去年の10月に保育士の国家試験で資格を取得して、先月から公立保育園の2歳児クラスで産休代替としてパートしている者です。 仕事は楽しいのですが、職員と合わないのと、やっぱり正職員として働きたい事もあって、4月からの仕事を探しています。 求人に病院の院内保育があったのですが、どんな感じなのか、ご存じの方いらしたら、是非教えてください。経験がないので難しいとは思いますが、待遇の面では良さそうで…。

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noname#150809
noname#150809
回答No.1

こんにちは。元、保育士です。 私は残念ながら、院内での保育に従事した経験はありませんが、 今まで見聞きしてきた範囲内で、知ってる限りお答えしたいと存じます。 まず『院内保育』に従事する「病院で働く保育士」には、 以下のように、大きく分けて2つのパターンが考えられます。 それによって、保育内容や勤務形態等が大きく異なりますので、 応募を検討される前に、職場のアウトラインだけでも先方様に お尋ねになられた方が、宜しいかと思います。 そしてもし可能であれば、一度見学されることを、是非お勧めします。  (1)小児科病棟を中心とした、   入院中の子供たちのお世話をする「医療保育士(病棟保育)」   患児たちの容体を常に把握しながら、   遊びを通して、闘病の苦痛を少しでも和らげ、ケアにつなげる   「保育看護」という分野での、専門的な重要な役割を担った仕事です。   遊びはもとより、心のケアの部分が、かなり占めてくると思います。   また、障害をもったお子さんを担当することも、よくあります。   よって、医療スタッフ(医師・看護士等)との   チームワークが不可欠であり、時には回診に同行する所もあります。   また、時々しか会えぬご父兄やご家族の方々と、   上手くコミュニケーションを図っていくことも大切です。   小・中学生になると、院内学級というのがあるので、   院内保育は、主に乳幼児対象ですが、   行事等、そちらとの連携が必要な場合も多々あります。   勤務時間は、平日の日勤が中心です。   その場合、時差勤務手当等は、付かないことが多いです。   が今回は、待遇の面では良さそう…とのことですので、   よく考えると、時差勤務や超過勤務や休日出勤等が多い為、   待遇の面が良いのかもしれませんね。   この仕事は、普通の保育所と比べると、   子供達(患児)と接することができる時間が、   どうしても、ある程度限られがちです。   あとは玩具類の消毒や行事の企画・準備等、裏方の仕事が多く、   職場によっては、看護助手や雑用係的なことも   手伝わざるを得ないケースもあるようです。   生まれてまもない赤ちゃんから、就学前の幼児まで、   幅広い年齢層を、ごく少数の保育士で担当することになるので、   ある程度の知識や経験が、問われる職場かもしれません。  (2)院内に保育室で、主に看護婦さんのお子さんを預かる「預かり保育」   その規模や施設は、園児数などによって様々ですが、   いわゆる普通の小規模な保育所が、院内にあるような感じです。   勤務時間は、看護婦さん等の勤務形態に合わせ、   早番・遅番といった変則勤務が行われている所が多いです。   中には24時間保育の所もありますし、   土日祝も関係なく、預かっている場合もあります。   病院によっては、一時保育(短時間保育)も同時に行っていて、   患者さんが受信中のみ、お連れのお子さんを預かる、   といったケースもあります。   下記↓は、それらの一例です。イメージのご参考程度にどうぞ。   http://www.isshin.or.jp/okamura/hoiku.html   http://www.nikko-kinen.or.jp/r0/kango/hoiku/hoikusho.htm 普通『院内保育』というと、(1)の仕事を想像しがちですが、 平成14年度から、医療従事者全体の確保策の一環として、 看護職員以外の職員の乳幼児が補助対象に追加されたとともに、 病児等保育を実施するための、看護師の配置に必要な経費に対する 補助が新設されたことなどの背景から、 最近は、(2)の求人が増えつつあるようです。 いずれにせよ、とても素晴らしいお仕事ですよネ。 但し、今まで普通の保育所で経験されてきた内容とは、 かなり異なる場面も多いかと思いますし、 大抵、小人数の職員で行っていますので、非常に狭い世界ですから、 どんな人とも上手くスクラム組んでいけるかどうかは、大事な点です。 また、特に(1)のような場合には、直属の上司が、 園長や主任のように、保育を良く把握されている方とも限りませんので、 他の職種の方々と協調性を保ちつつも、 きちんと自分の意見は言えるような人材が、求められると思います。 ですから、これからのあなたの将来的な展望も含め、 もう一度ご家族全員で、よくご検討された方が宜しいかと思います。 子供達は、あなたの笑顔を待ってます!是非、頑張ってくださいね♪

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