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木造 準耐火建築物
地上2階建てなのですが、準防火地域で500m2<S≦1500m2の為「準耐火建築物」にしなければなりません。予算的に木造で建てたいのですが、木造で準耐火建築物は実際問題可能なのでしょうか? 私の解釈では(イ)準耐建築物で、内壁に関してはt=15の石膏ボード。床の裏側もしくは天井にt=15の強化石膏ボードを張り、防火被覆の取り合い部に当て木等の処理を行えば、「壁内の柱」もしくは「天井内の梁」は防火被覆しなくてもよいと思っていたのですが(H12告示1358号参照)。私どもの地域の主事の認識では柱・梁も防火被覆しかつ、壁・天井も準耐火構造にしなければいけないとのことでした・・。 この告示の柱・梁とは「真壁・あらわし梁」のことで、大壁・懐内の梁に関しては壁面等で準耐火構造をとれば(取り合いは当て木を行えば)問題ないのではと思っているのですが、やはり問題があるのでしょうか? 正直、梁・柱を一本一本防火被覆をするのはあまりにも現実的ではないと思うのですが・・。どうか教えてください。よろしくお願い致します。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
イ準耐ですよね?準耐火構造の内壁、外壁で主要構造部を囲ってしまう、という発想なので、囲まれた壁内の柱梁をさらに囲うってのはおかしな話です。3階建ての木造準耐火の共同住宅ですと、1時間準耐火を要求されますが、2階建てであれば、45分でしょう。 告示や大臣認定の準耐火構造、そして取り合いの気流止め、階段裏の構造など適正であればいいと思います。 あと、木造準耐火ですと、層間変形角1/150以内(令109条2の2)というのもあります。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
回答ありがとうございました。 本日、建築主事からも私・皆様の解釈でOKとのお答えを頂きました。 ありがとうございました。また、分からないことがあったらアドバイス頂ければと思います。