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平面図について
平面図に関しまして2点質問させて頂きます。 (1)家具を表している四角があり、その中で本棚や箪笥類の上部に斜め線が書かれている場合が多く見受けられるのですが、あの斜線は何を表しているのでしょうか?天井まで達していない場合でも書かれているのですが...。 (2)開口部(扉や窓)の位置については、どのような約束事があるのでしょうか?例えば、在来工法なら柱はこの間隔であるからそこはダメ、とか、2×4ならこうとか...。 在来工法の平面図の場合だと、どうやら900mmのグリッド線の四角単位の1個分、2個分といった感じで開口サイズが拡がり、その両端から壁厚150mmの半分の75mmが引かれる、という感じなのかなぁと思っているのですが、間違いでしょうか? こういった分野が専門ではないので、申し訳ありませんがなるべく平易な言葉でご説明頂ければ幸いです。 宜しくお願い申し上げます。
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1)については特段の取り決めはないように思いますが、押入れなどの収納部分は平面図上斜めの線を入れることが多かったので収納家具を示すことが多いかと思います。 2)開口部はサッシの規格というものを利用することがほとんどです。これは、関東や関西でちょっとサイズに差がありますが、関東では表示では036(36cm幅)、060、074、119、165、256などが主流です。この規格は元もと日本の長さの基本単位尺(303ミリ)の倍数で開口部を設置するのに適したようにできてきた寸法です。 在来では今では910ミリを基本単位としています。900というのはあまり聞きませんよ。普通の壁の部分は910か1820ミリピッチに柱が入ります。 一間(いっけん)と呼ばれる寸法はこの1820ミリをさします。 半間(はんげん)は910ミリをさします。 多くつかわれるのはこの1820間隔に柱を入れてその間にサッシをはめ込むのですが柱は太さが105ミリ(3.5寸)や120ミリ(4寸)が多いですが、きつきつでは入りにくいので設置に少々の余裕があるように設計されています。 1820-120=1700ですがサッシは通常1650というサイズを使います。 5センチも小さいようですが、寸法は枠の内側であらわされるためです。 でも、サッシと壁の位置によってはもっと狭いサッシを取り付けることもあるのでサッシの選定は素人の方にはなかなかわかりづらいと思います。 開口部を付けない方がよいのは耐力壁(筋かいのはいるところ)を入れたほうがいいところです。建物の四隅や構造バランスをとった間隔に必要な耐力壁ですがこれは設計によりますので建築士とご相談ください。 2×4は件数が少ない私が出しゃばるのもどうかと思うので他の回答者に任せます。
お礼
(1)は、単に収納家具の天板だと思えば良いのですね。 (2)は、筋交いの位置などにも因ってくるのですね。。それは確かに素人がちょっと平面図を見たくらいでは判別しかねますね(苦笑。とても参考になるご意見、有り難うございました!